北海道のワイナリー
余市エリアを代表するワイナリーはやはりドメーヌ タカヒコでしょう。代表作であるナナツモリ ピノ・ノワールは、世界No.1レストラン「ノーマ」にもオンリストされた、日本が誇る1本です。このエリアではドメーヌ モン、ランセッカ、山田堂などタカヒコで修行した若き生産者たちの新しいワイナリーも次々に登場しています。三笠・岩見沢エリアでは10Rワイナリーが外せません。委託醸造ワイナリーとして独立前の栽培家のブドウを受け入れ、現在の北海道隆盛の基盤をつくったと言えます。現在は共同で栗澤ワインズを営むクリサワブランで知られる中澤ヴィンヤード&クヴェヴリでのワイン醸造に取り組むKONDOヴィンヤードなど、10R委託を経て独立したワイナリーは枚挙に暇がありません。このエリアでは山﨑ワイナリー、タキザワワイナリー、宮本ヴィンヤードなども高品質で知られています。道南では、ブルゴーニュからの進出で話題となったde Montille&Hokkaidoや、入手困難ですが素晴らしいワインを産む農楽蔵などが注目の生産者です。北海道のワイナリーは道東や道北にも広がりを見せており(山幸からのワインが注目です)、魅力的なワイナリーの登場がまだまだありそうです。