ドメーヌ・デ・コニェットは当店の定番ワイナリーの一つ。
そんなコニェットから高樹齢・長期熟成というミュスカデがあったのでこれは試してみねば！という思いからチョイスしました。
開けたてはややスモーキーで鉱物的な香り。その奥にカリン、はちみつがほのかにいるようなイメージ。密度があって香りだけじゃ到底ミュスカデにたどり着けない気がします。
口に含むと驚くほどの凝縮感とレモンのようなキュッと締まる酸。
これほんとにミュスカデ？と思ってしまいますが余韻にわずかにシュール・リーの吟醸感、食パン的なニュアンスがあってなんだか不思議な感じ。
10年の熟成を経たとは思えないフレッシュ感にただ驚きです。
シンプルに魚のカルパッチョ（レモン絞る！）は相性抜群でしょうし、この時期なら夏野菜の揚げびたしなんかも良さそう！
暑い日はこのくらい酸がしっかりあるワインが美味しく飲めますね。
重すぎず軽すぎずいい塩梅とでも言うのでしょうか。ミュスカデの意外性をぜひ試してみてください。