カタルーニャ州、フランス国境ほど近くに位置するDOコステルス・デル・セグレ。その8つのサブゾーンのうちの1つ、Artesaに位置する家族経営のワイナリーです。 1992年、バルセロナ市長を務めたフアン・デ・ポルシオレス氏が引退後にこの地の農園700ヘクタールを購入。1998 年より、長年の夢であったワインづくりを始めました。農園の30％は森となっており、中央にはワイナリー名の由来となった「シオ川」が流れ、時折野生の豚の姿も見られます。オリーブや穀物、野菜も栽培しており、ブドウ畑は約80ヘクタール。ブドウはオーガニック栽培で育てられています。 現在のオーナーは、 創業者の孫にあたるフアン・ポルシオレス・ブイショ氏。ワイン醸造学の名門中の名門、タラゴナ大学の醸造科で学んだ後、ワイナリーを継承しました。醸造をおこなうのは、彼らが全幅の信頼をおくマリア・メンドーサ・ラファレス。しなやかさと上品さの加わったバランスのよいワインをつくりだしています。