CASE 01
それでも晩ご飯はしっかりとつくります・・・
Cave de Relax 虎ノ門本店スタッフ | 小山田
年が明けてからなんだかとっても気ぜわしく、気が付けばもう2月…。今日もバタバタと1日が過ぎてしまいましたが、仕事を終えて買い物をして晩ご飯はしっかりとつくります。
買い物はストレス解消、晩ご飯作りとワインと楽しむ晩ご飯は明日への活力って感じでしょうか。
さてさて、今日は蕪がおいしそうだったので蕪が主役。
バターをたっぷりとつかってコクのあるクリームシチューにしてみました。
蕪の甘くとろりとした食感を出しつつ、煮崩れしないように気を付けて煮込んでいると、一日の疲れもいい感じに煮込まれときほぐれてゆく感じです。 ふむ、たいへんよくできました。
蕪の甘くとろりとしたおいしさ全開のクリームシチューにあわせるのはこのワイン。 ドメーヌ・ド・ラ・ボングランのマコン・ヴィラージュ テヴネ・カンテーヌ 2020 です。
イメージするところのサクサクっと楽しむマコン・ヴィラージュとはおおよそかけ離れた古典的とも言えるこのワインは、デキャンタージュしてみるのもまた食卓の一興です。「え!?2020年だよね、これ」的腰の据わった色調にいい感じ気分も盛り上がります。
デキャンタージュすることで、干し草の上にダイブしてハードタイプの香ばしいパンに蜂蜜を塗って食べたような個性的で魅惑的な香りもより芳醇に広がります。 マコン・ヴィラージュのイメージを覆す厚みのある味わいですが、心地よい酸とミネラルの骨格が絶妙にきいていてついついグラスが進んでしまいます。 とろりと甘い蕪が主役のクリームシチューとの相性も完璧でした。
時代にながされないボングランのこだわり、是非味わってみてください。
この記事を書いた人
小山田
Cave de Relax
虎ノ門本店スタッフ
- 好きなワイン:一日の終わりにほっと一息ついて飲むワイン
- 最近印象に残ったワイン:ドメーヌ ブシャール ペール エ フィス ボーヌ グレーヴ ヴィーニュ ド ランファン ジェズュ 1999
- 行ってみたいワイナリー:シャトー コスデストゥルネル
- 趣味:旅行、山登り
- 好きなこと:献立をあれこれ考えながらの買い物と晩ご飯をつくること
CASE 02
カンテーヌ村のカリテ・プリなワイン
WEBチーム graphic designer | わいじょりーな
今回は、
ブルゴーニュ最南のワイン産地マコン地区の「ドメーヌ・ド・ラ・ボングラン マコン・ヴィラージュ テヴネ・カンテーヌ 2020」をご紹介します。
きっと南っぽい果汁感のあるワインなんだろうなと想像を膨らませながら抜栓しました。(先日サーフィン中に左腕を負傷したせいで、ちっとも力が入らず、電動コルク抜きを購入。す…すごい!!!楽しいし!もし【サーフィン 腕 負傷 ワイン コルク 抜けない】と検索をし、こちらへ辿り着かれた方がいらしたら、迷わず電動コルク抜きをお試しください。)
ワイン情報
ここでユーロリーフに注目してみます。
調べてみると、こちらはビオロジック農法で栽培されているようです。
有機栽培された「良い葡萄」なんですね。
ワイナリー情報
こちらのドメーヌ名の由来は「良い(bon)粒(grain)=ボングラン(Bongran)」だそうです。
葡萄栽培にこだわっているワイナリーらしい名付けですね。
味わいの感想
メジャーな蜂蜜の味も感じつつ、レモン果皮が持つ若干(本当に若干)の苦みも感じ取れました。密度の高い感じは白ワインとしては高めのアルコール度数(14.5度)からでしょうか。
まろやかな味わいは、次第に塩気を欲し、ナッツにパルミジャーノ・レッジャーノをまぶしたものがよく合いました。
この記事を書いた人
わいじょりーな
WEBチーム
graphic designer
- 好きなワイン:アイ村のシャンパーニュ
- 最近美味しかったワイン:平川ワイナリー セレーヌ テール・ド・ヨイチ 2019
- 好きな自社商品:RMシャンパーニュセット 、ブルゴーニュ バリューパック
- 行ってみたいワイナリー:ボデガス・プロトス
- 好きなもの:韓国ドラマ
CASE 03
チーズの魔法に酔いしれる
スタッフ | 吉川
いいグラスだっ!!
今回はシャルドネ専用のグラスをいただいたので、せっかくなので注ぐ瞬間を撮ってみました。
この色合い、素晴らしいですね〜。好きです。
ゴールドイエローの色調がリーデルのシャルドネ専用グラスに映えます。果たしてこのワインがグラスに適しているのかはさておき、せっかくだから注いでみたかったんです。
まろやかな飲み口でくどくなく、口当たりはスムースです。なんかコクのあるチーズと合わせたいなぁ...。と思い冷蔵庫をのぞくと、奥の方からいつしか購入したパルミジャーノチーズを発見しました。 今日はパルミジャーノチーズを主役にしてこのワインを楽しもうと思います。
パルミジャーノとレンコン
まずは冷蔵庫の在庫をのぞく。
使いかけのレンコンが見つかりました。
レンコンを取り出し、スライスしてオリーブオイルをうすく塗り、トースターで焼く。
軽く塩胡椒して、上からパルミジャーノをガリガリ削ってみる。 レンコンのねっとり感を残しつつ、さくっとした食感でこれはつまみとして◎!!いい!!
パルミジャーノとじゃがいも
野菜室をゴソゴソしていると男爵芋がコロコロっと転がってきたので、これもフライにしてしまおう! ということでフライドポテトに。そしてブラックペッパーとパルミジャーノを上からガリガリ。 じゃがいものホクホク感とパルミジャーノのコクのある甘みがシャルドネにいい感じに寄り添ってくれています。素晴らしい。
締めはメインをシンプルに。
最後はパルミジャーノチーズをシンプルにカットして、オリーブオイルと黒胡椒でいただきます。
パルミジャーノとマコン・ヴィラージュのシャルドネ、よかったです。
パルミジャーノとじゃがいも、レンコンとの相性も素晴らしく、いい発見でした。
この記事を書いた人
吉川
スタッフ
- 好きなワイン:胃にやさしい淡い色味のワイン
- 好きなウイスキー:ラフロイグ、アードベッグ
- 好きなビール:BREW DOG PANK IPA
- 趣味:飲み歩き、チェアリング、読書
CASE 04
ブルゴーニュ唯一の生産者
統括マネージャー | 人見
ボングランは個人的に思い入れのある生産者です。
まだワインを勉強し始めたころ、こんな個性的なワインがあるんだ!という衝撃は、今も色あせていません。その味わいは果たしてどんな表情を今見せてくれるのでしょうか。
いつものグラス選び
今回用意したグラスは3種。オークドシャルドネ、シャンパーニュ(甲州)、ソーヴィニヨンブラン。樽を使わないけど、ボリュームのある果実味がどのグラスと相性がよいか、全然わかりません。でもシャルドネだから多分オークドシャルドネじゃないかなと思います。
意外な結果となりました
シャルドネグラスは、アルコールを強く感じてしまい、それが苦味となってしまってちょっとバランス悪くなりました。甲州グラスは香りに集中力がでたのですが、なんとなく曇った感じになりこちらもイマイチ。今回のベストはソーヴィニヨンブラングラスで、華やかなハチミツのような黄色い花と果実の香りが開放的に広がり、アルコール感も果実味に隠れてベストなバランス!
どんなお料理と合うかというと
ワインが持っているスケールの大きい果実味と、複雑な香りが食事の和洋を問わず、大きな器となって受け止めてくれます。今回はグラスはベストグラスに絞って楽しみましたが、辛い料理とも合いましたし、繊細な食事とも寄り添う驚異の食中酒という称号を勝手に与えました。
アルコール高めです
14.5%のアルコールですが、グラスさえ間違えなければそのアルコール感は隠れて感じません。樽を使わない造りをしながらも、遅く収穫することで高い糖度のブドウで仕込むことで高いアルコールになり、それがボディ感となって全体のバランスを整えている、ブルゴーニュで他に例を見ない造りをしています。
ハイアルコールはデザートとも
レアチーズとベイクドチーズの二層のチーズケーキとも合わせましたが、高いアルコールと強い果実味によって、ケーキとも合いました。なんという万能。これ1本でもうよいのでは??
これの生産者はやっぱりオススメです。
この記事を書いた人
人見
統括マネージャー
- 好きなワイン:普段は飲み疲れない優しいワイン、たまに飲むなら華やかで魅惑的なワイン
- 最近美味しかったワイン:日本の冷涼系ワイン、結構どれも美味しいです
- 行ってみたい場所:タスマニア島、ワイナリーも含めて自然を満喫したい
- 好きなこと:料理、旅行
CASE 05
月イチで食卓に置きたい、
理想のマコン・ヴィラージュみつけた
web designer | ITO
毎日のように食卓に置かれるお酒。健康のために休肝日を増やして、その分週末はデイリーより“ちょっといい”ワインを飲むことがあります。しかしその“ちょっといい”ワイン、いざ探してみると意外と迷います。
好みじゃなかったりすると少し残念ですしね。
だからこそ、ひとりの飲み手として「これは間違いないね」と思える引き出しを一つ一つ増やしていくことに日々勤しむわけでございます。
で、ボングランのマコン・ヴィラージュの話。
声高に言わずも、こだわりの詰まった有機農法
“ナチュラルワイン”という耳心地の良いカテゴリーの境界線って何だろう…。私自身、ざっくり、ぼんやり、もやもやっとしていたのですが、最近は「認証」のお陰でその定義や境界線が足並みをそろえて、私たち飲み手まで届くようになってきた感じ…がしないでもないです。
「認証」がなくても、丁寧に農法、醸造方法こだわった造り手さんも多くいらっしゃいます。なのでワイン選びの参考の1つとしてゆるめに気にかけています。
すごくゆるめに。
このボングランは、声高な主張をすることなく「AB」と「ユーロリーフ」の認証マーク。 飲み頃になるまでは出荷をしないというこだわりも、個人的に好印象です。
「塩」でOK、楽々ペアリング
カーヴ・ド・リラックスの商品ページに「情野ソムリエおすすめポイント」が書いてありまして、
― 塩味のきいた炒め物(イカの野菜炒め)などと合わせたい と。
なので、おうちランチでは出番の多いパスタに合わせることにしました。
「情野ソムリエおすすめポイント」の全文はこちら ▶
これは黄金比なのでは。
塩味と酸と果実味が三味一体( ← 正「三位一体」)で、情野ソムリエのコミットメントが気持ち良いほどキマった仕上がりに。菜の花の苦みも好いアクセントになりました。
この白ワイン、どこか日本の優しいニュアンスにも似ていて、色々ペアリングを考えるのが楽しそうです。
月イチで食卓に置きたくなる
月イチで食卓に置きたくなる丁度良い価格帯も魅力的。 菜の花とも合わせられるし、ボングランのマコン・ヴィラージュはこの春、イチ推しのシャルドネになりそう。
“ちょっといい”ワインの引き出しに入れることにします。
ワインって本当に退屈とは無縁な嗜みですね。学べば学ぶほど自分が知らないことに気づかされます。
アンテナ立ててないと鈍ってくるな…と呟いてみたり。
何はともあれ、この日もおいしく#ワインのある暮らし を過ごせたのでした。
この記事を書いた人
いとう
web designer
- 好きなワイン:好きな人と飲むワイン
- 最近美味しかったワイン:DuMOL/Lia,Pisoni
- 行ってみたいワイナリー:スペイン/Tondonia
- 好きなもの:旅
CASE 06
休日は仲間と整い
THE CELLAR スタッフ | 時田
こんにちは!The Cellar Hiroonの時田です。
今回はワイン仲間とともに、休日を使って山梨県北斗市にある八ヶ岳のサウナに行ってまいりました。喧騒な都会を抜け、道中に北斗市のワイン畑なども見えて徐々にテンションは上がっていきます。そして、山の中のプライベートサウナを堪能。
心も身体もきれいさっぱり!!整ってまいりました!
さてと、サウナ後は腹が減る!夜ご飯の準備じゃ!
今回のワインは、「ドメーヌ・ド・ラ・ボングラン マコン・ヴィラージュ テヴネ・カンテーヌ 2020」
私がワインをもっと好きになった生産者の一人です。出会いは社内の勉強会、ボングランを飲んだ時は驚きでした。広尾店でも、個人的にも激押しさせてもらっている一本です。
大好物の鶏肉に合わせちゃおっと!
友人がブルゴーニュのお土産でディジョンマスタード4種類に表面をパリッと焼いた鶏もも肉を合わせていきたいと思います。このビンテージは初!果実は穏やかになり、風味は優しい印象、心地いいレモンのハチミツ漬け感。酸もバランスがとれていています。ディジョンマスタードとも相性ばっちりでした!
これも合わせてみたっかったんだ!!
鮭とキノコのクリームパスタ。
以前から脳内料理で、合わせてみたっかった一品。クリーム系には絶対合わせてみたかったんです。ほうれん草を入れればよかったと後で後悔…しかしながら、相性は抜群でした!!
食中酒で迷ったら、この一本!!ぜひ皆様も試してみてくださいませ。
この記事を書いた人
時田
THE CELLAR スタッフ
- 好きなワイン:程よい酸と、凝縮感のあるワイン
- 思い出の一本:Domaine de la Bongran
- 最近の趣味:サウナ・街の銭湯巡り・筋トレ
- 好きなこと:ワインの抜栓。友人と一緒に、おいしいお酒を楽しく囲むこと。食事とワインのマリアージュを探すこと。アメリカのストリートカルチャーが大好きです
- 行ってみたい所:アイスランド 南アフリカ チリ 自然のあるところ
- 好きな食べ物:麻婆豆腐 鶏のむね肉 竜田揚げ
CASE07
予定のない休日のお楽しみは。。。
スタッフ | 市川
予定のないお休みの日はゆっくり起きてコーヒーを飲みながら考えます。
「さて。今日は何を作ろうか?」
今日のワインは【ドメーヌ・ド・ラ・ボングラン マコン・ヴィラージュ テヴネ・カンテーヌ 2020】
どんな料理に合わせたら美味しいかな?と料理本をペラペラ…
料理を考えるには
まずワインのお味を知らないと!
ということで、さっそくお味見。
外観は透明感のある綺麗なイエロー。
しっかりとした果実味に甘い蜜の香り。
酸味はありますがアフターはまろやかで、
心地よい余韻が長く続きます。
ステンレスタンク熟成とのことですが、
樽の香りもするのが不思議…?
ボリューム感があるので冷やしすぎずに
香りを楽しみたいワインです。
そして料理が…始まります?
さて、料理をはじめましょう!
…の前に、昨日から仕込んでおいた
クリームチーズとバゲットでアペリティフ♪
クリームチーズにはレーズンとアーモンド、
クルミを混ぜて、少しだけ白ワインを加えました。
これは止まらなくなるおいしさ+*
…カロリーは気にしちゃいけません 笑
ワイン片手に、のんびりと。
簡単料理が休日スタイル♪
家でワインを飲むようになってから、季節の果物を使った料理が大好きに。
簡単で、美味しくて、ワインに合う◎今日選んだのは愛媛産の甘~いみかん。
生ハムとカマンベールで塩味を添えて、バルサミコとピンクペッパーをかければおいしいマリネが完成!
とっても簡単なのにこんなに美味しい♪果物って優秀ですね+*
冬だからこそ、白が好き。
本日メインのお料理は、鶏肉とレモンのクリーム煮。
寒い季節に食べるクリームソースのお料理はホッとしますよね。白いお料理と白ワインはやっぱり相性◎
こってりクリームにまろやかな白ワインを併せると…、なんだかほんわかした気持ちになりませんか+*
冬の白はあまり冷やさずに、ゆっくり時間をかけて味わいたいですね。
気づけば日は暮れて…
予定のない休日はよくこんなふうに過ごします。
気づけばあっという間に夕暮れ時。もちろんまだまだ飲みますよ♪笑
料理を作って、食べるだけ。
とてもシンプルな1日ですが、そこにワインがあるから楽しい。
今日もおいしく楽しく過ごせた♪
私のしあわせな日曜日のご紹介でした。
【本日のワイン】
ドメーヌ・ド・ラ・ボングラン
マコン・ヴィラージュ テヴネ・カンテーヌ 2020
この記事を書いた人
市川
スタッフ
- 好きなワイン:樽感強めの芳醇でふくよかな白ワイン
- 最近美味しかったワイン:ボーグル・ヴィンヤーズ ファントム シャルドネ
- 好きなこと:休日の昼間にワインを飲みながら、ワインに合う料理を作ること
- 好きな料理:季節の果物を使った料理/ラム肉の香草焼き
CASE 08
古傷をイジられた後の癒しワイン
THE CELLAR 広尾店 スタッフ | 小池
みなさん、こんにちは。広尾店の小池です。
昨秋あるワインの資格試験を受験しまして、何と…見事に撃沈。2021年の合格者は9人、2022年は12人、狭き門ではありますが(マイナーともいう^^)身体を張ってテイスティングの練習をしてきたのでそれなりにガックシ。
ブラインド10本ノックはお決まり‼
そして昨夜、ダメダメだったメンバーで集まり反省会という体の傷の舐め合いの会に参加してきました。そしてこのメンバーでは避けて通れない、ブラインド10本ノック。
はじまり、はじまり・・・
正解率は60%!でも上には上が…
それぞれ持ち寄り、アルミホイルでボトルを隠し、自分が出題者に回る時はみんなすんごいいやらしい顔で回りを見渡します。昨秋以来のこの感じ…もはや懐かしい。当たらなくても楽しい。笑
みんな本気!(笑)
昨秋の苦い思い出を癒してくれた最強家飲みワイン
古傷をイジられた私を癒してくれたのは翌日の家飲みワイン…こちらマコンヴィラージュテヴネカンテーヌ 2020。ほんとに…美味しい、ハイコスパワイン!(^^)
ハーブ、レモン、レモンの蜂蜜漬けっぽいニュアンスもありながら、ドライ!
ピュアな酸味が心地よく余韻まで…まさに白ワインのお手本。
ワインの事は全くわからない家族が、一言!
THE おいしい白ワイン!!…と、まさに!よく言った!(^^)
皆様も急いで帰りたくなるようなそんなワインを
是非見つけてくださいね。
この記事を書いた人
小池
THE CELLAR 広尾店 スタッフ
- 好きなワイン:きれいな酸味が余韻まで続くワイン。酸フェチです。
- 思い出の一本:Domaine Dujac Morey-Saint-Denis 1997
- 資格:JSA ソムリエエクセレンス
- 最近の趣味:家ヨガ
- 好きな事:とにかく旅に出ること
- 行ってみたい所:ドイツのワイナリー巡り
- 好きな食べ物:お寿司、特に生たこ、ヤリイカ、エンガワ、ひらめ(割と経済的なネタの方が好きです)
CASE 09
感動した、初めてのもの。
the cellar online store ストアマネージャー | 本名
ワイン業界に入ったのは、ただの酒好きだったため。
良い意味でフラット、悪い意味で無知な私でしたが、初めてと言ってもいいでしょう。感動したワインはこの生産者「ボングラン」でした。
おそらく今回ご紹介するワインの同一キュヴェである09年か、10年か、その辺りだったと思います。
衝撃的な果実味と、味わいの構成力
誰にでもわかるキャッチーな果実味がありながら、味わえば味わうほど深淵に向かっていくような底知れない構造のワイン。
あまりの衝撃に脳天が揺れた(大げさ)のを覚えております。 改めて飲んで思いましたが、私のベンチマークはここでした。
感動した、初めての「生ハム」
先日偶然車で世田谷のほうに用事があったので、以前あまりの美味しさに感動した某有名店の生ハムを少し足を伸ばして買いに行きました。
お皿にカットしてくれた生ハムを盛ってくれるのですが、初めて食べた時はあまりの衝撃に言葉を失いましたね。 息をするたびに旨味が鼻孔を駆け巡り、噛むたびに旨じょっぱい脂が口を潤します。
「今まで食べてきた、生ハムはなんだったのか。」と。
すごいワインを飲んだ時に近い感動があります。
感動した「ワイン」と「生ハム」の共演
結果的にはどちらも複雑すぎて、到底理解できない作品となりました。
「フレディVSプレデター」や「貞子VS伽耶子」的な豪華対決!みたいな感じです。(自分で言っていて、よくわからなくなりました。)
いや、ごめんなさい。専門店のスタッフらしからぬ普通なことを言わせていただくと、素晴らしいマリアージュです。
ここからは思い出話
今回の主題である「感動した、初めてのもの」ってなんだろうと自分の人生を振り返りました。
まずは寿司。この鮪の握り。シャリをみてください。粒がたっていて、大きいのに、このふわっとした立ち姿。口に頬張ると旨さと甘さの塊が溶けていき、そこに絶妙な堅さのシャリが・・・。
ああ、初めてお寿司屋さんに通ってしまう皆様の気持ちがわかりました。きっと初めての感動があるからこそでしょう。
あとは、こんな時代に思い返すととっても幸運だったなと思うのですが、やはり何度か行った海外旅行を思い出します。
サハラ砂漠でラクダに乗ってのキャンプ、ウユニ塩湖の星空、マチュピチュの山頂で高校の同級生に遭遇したこと、カンプノウでのメッシのハットトリック、カンボジアで仲良くなったタクシーの運ちゃんの家に遊びに行ったこと・・・。
初めて行ったフランスでは、パリで接客も味も最悪なレストランに行ったのを覚えてます。あの時は「フランスなんて二度と行くか!」なんて思ったものですが、その後何度か行ってますし、フランスワイン大好きっこですからね。人生何があるかわかりません。
上手いことまとめると・・・
「感動した、初めてのもの。」というのは、きっと死ぬまで忘れられないくらい衝撃的な出会いだと思います。 この業界に入って到底飲むことのできないワインも飲んで来ましたが、「初めて」の感動に勝るものは意外と多くありません。
私の礎となった「ボングラン」ぜひ機会があれば飲んでみてください。もしくは、ワインを知って欲しい方へ飲ませてみてください。「感動」を共有できると思います。
これは、(大げさ)ではありません。
この記事を書いた人
本名
the cellar online store
ストアマネージャー
- 好きなワイン:立体的なワイン
- 最近の趣味:キャンプ、サウナイキタイ、ハイボール飲み比べ
- 好きな食べ物:麻婆豆腐、カレー、アジア料理全般
- 出身地:東トウキョウ
- 休肝日:月1あるかないか
CASE 10
違う景色を求めて。
writer / スタッフ | 山本
大三島では、朝に家の前の畑に霜が降りていることも多く、冬は寒いのですが、そこは、瀬戸内海に浮かぶ島。寒いとは言え、雪が積もることはそうありません。
雪見てないなぁと思っていたところ、航空会社からマイルが切れるという連絡が…
これは行くしかない!、ということで、北海道に行って参りました。
こころの洗濯。
札幌からバスで1時間程の場所にある、定山渓温泉にやってきました。道中、バスから見える景色が美しくて…山の木々はすっかり落を落としていて、山肌に積もる雪がしっかりと見えます。水墨画のような、しーんとした美しさを感じずにいられません。別世界にいるよう。
温泉でポカポカしたあとに。
貧乏性の私。折角温泉宿に連泊するのだからと、一日に何度も温泉に向かいますが、夫は輪をかけた貧乏性(笑)!ほぼ温泉につかりっぱなしで、部屋にいない…
一人でも全く問題なし!
温泉に入る前に、二重窓の外側で今回の旅のお供を冷やしておいたのです。
むしろ、一人で楽しく過ごせる♪
芳醇!
今回は、温泉宿のグラスをお借りしたので、〇〇用グラスみたいなものではなかったのですが、それでも、グラスに注いだ時からふわ~と香りが立ち上がりました。白いお花、白桃、メロン、ハチミツ…口に含むと、杏仁豆腐のような乳製品的な風味や柑橘の皮のようなちょっとした苦味も。
どうでもいい事なのですが、アルコール度数の高いものを飲むと、くしゃみが出るという性質がありまして、くしゃみ出ました…笑。こちらのワインのアルコール度数は14.5%。アルコール度数は高いのですが、しっかりとした果実味と酸味とのバランスがよく、ほどよいボディ感です。
そして、夜は更けていく。
そのままでワインを堪能した後は、ブリーと共に。芳醇な白って、やっぱりクリームっぽいものとの相性が抜群ですよね。雪景色を見ながら、夕陽を独り占めしたあと、夜景も愉しみ、最高のひと時となりました。
ちなみに、お宿から頂いた温泉饅頭とも合うのではないか、と試しに合わせてみたのですが…キャラメルっぽさがマッチするとも言えるけど、無理して合わせなくていいな、という印象でした。
お饅頭にはやっぱりお茶かな。
この記事を書いた人
山本
writer / スタッフ
- 好きなワイン:骨格がありつつ線が細い赤と白&華やかで余韻の長いシャンパーニュ
- 最近美味しかったワイン:Evening Land, Hirsch
- 行ってみたいワイナリー:シャンパーニュ地方をしっかり周ってみたい
- 好きなもの:旅行、飲んだり食べたり、読書、映画、わんこ
CASE 11
今年も綴る山とワイン
the cellar online store スタッフ | YOSHINAGA
少し間が空きましたがスタッフブログ再開?です。
度々(というかしょっちゅう)山の話ばっかで何のブログなんだという気がしないでもないですが料理とワインだけというところに縛られたくないので今年もマイペースに綴りたいと思います。
そんなこんなで今回は去年の山行を振り返りつつ早くも行ってきた今年の山の様子でも記しましょう。
データで振り返る2022年山ログ
かっこつけましたがなんてことはないYAMAPというアプリのデータを引っ張って来ました。
自分の中では分かっていたことですが改めて見ると9月以降一度も登ってないというだらけっぷり。言い訳をするならば10月にワインエキスパートの2次試験があったために休みの日は専らテイスティングのトレーニングに時間を費やしていたというところでしょうか…。とはいえ11月以降も行ってないのだから「なまけてたんでしょ。」と言われればそれまでなのですが…。
そんなこんなで1月は2回ほど山に行ってきました。ろくに運動もしていないので多少つらいですが山はいい運動にもなるし景色も良くて気分転換にもなるしいいことづくめですね~。あと何より下山後のご飯とお酒が美味しい!!!
下山後の楽しみ
下山後のメインは牡蠣!!北海道の友達から送ってもらったのでワインと一緒に楽しみます。
牡蠣はシャブリと言いますがマコンでも問題なく合っちゃいます。グラタンとかもっと合う気がしますが初めは生で食べるのがいいですね~。ケンカするとかじゃなければ多少のずれはOKというのが自分の考えです。
とは言ってもどうせなら試したいので丁度家にあったフィナンシェとも合わせて。ボングランはブドウが完全に熟すまで収穫を待つのでそのぶん他の造り手と比べると果実味が前面に出てくる印象です。
果実味しっかりなボングランのワインとバターたっぷりのフィナンシェは予想以上にいい組み合わせでした。 普通の食事だけでなくデザートまで合わせられたら下手すると「これだけで十分!」みたいになりかねないくらい納得の美味しさです。
例に漏れず値上げの波に飲まれてしまっているのが苦しいですがいつ飲んでもぶれない安定感と果実味たっぷりのボディ。覚えておいて損はないかと思います。
この記事を書いた人
吉永
the cellar online store スタッフ
- 好きなワイン:ピノ・ノワール
- 記憶に残る1本:イタリアのパオロ・ヴォドピーヴェッツのヴィトフスカ 2011
- 好きなもの:カメラ、散歩
- 最近ハマっているもの:登山 山を下りた後の温泉とビールが最高です。
CASE 09
風吹けば…落つる柿の実?
Cave de Relax 虎ノ門本店スタッフ | 菅原
突然ですが、これはなんでしょう?
すぐわかりますね!
正解は「柿」です。四角い形が可愛い!
近所のスーパーで見つけて思わず購入し、ひとつはそのまま食べて、もうひとつはワインのオツマミにしたいと思います。
秋に楽しむアリゴテ!
本日のワインはドメーヌ・ラリューのアリゴテ。サントーバンの代表的な生産者で、瑞々しく凛としたハリのあるワインが魅力です。
アリゴテといえばサラサラ~っとして夏に飲むイメージかもしれませんが、近年のアリゴテはキリリとした酸にふくよかな果実味がのっていて美味しい!当主ディディエさんによれば「2020年は余計な手を加えずとも美味しくできた」とのことで、期待が膨らみます。
先輩スタッフ・本名のブログにも書かれておりますが、7月に奇跡的に訪問できたドメーヌのひとつ。ディディエさんの暖かな心遣い、穏やかで真摯な人柄にすっかりファンになってしまいました。(アン・ベルリーの時も同じようなことを言っていた気が…) 2021年は相当収穫量が少なく、ヴィニュロンとしての腕が試されたとのこと。
クラシックで緊張感があり良い出来ですが、数は減ってしまうはず…20年もお早目にどうぞ!
さて、柿はどうなった
柿はみりんに漬け込み、ブリとサラダにしました。フレッシュな柿も美味しいですが、ねっとり甘いこの柿は相当お酒にあう…。
ブリの脂と柿の甘味をアリゴテの酸がさっぱりとさせてくれます。お野菜のほろ苦さはアリゴテの甘味が際立って、いろんな味わいが楽しめました!
こちらも秋の味覚!
もう一つのオツマミは、サンマ&きのこのフリット。サンマの塩焼きと大根おろしも良さそうだと思ったのですが、ふっくら果実味の20年に合わせてフリットにしてみました。大根おろしのかわりに千切り大根と大葉を添えています。
アリゴテがレモンやすだちの代わりになって、フリットを食べてワインを飲んで…誰か止めて~!
秋のアリゴテ、虎ノ門に会いに来てください♪
結論:日本の秋にアリゴテ とってもいい! ということで、今回も満喫しました。ラリューのワインは今日も静かに虎ノ門本店でたたずんでおります。ぜひ会いに来てみてくださいね!
この記事を書いた人
菅原
スタッフ
- 好きなワイン:ドゥーツ ブランドブラン ブリュットヴィンテージ
- 最近美味しかったワイン:キザン スパークリング トラディショナル ブリュット
- 行ってみたいワイナリー:ニュージーランドのワイナリーをめぐりたい
- 好きなもの:ラグビー(2019RWC スタジアムで観戦しました!)