CASE 01
郷里を思う
WEBチーム graphic designer | わいじょりーな
はじめての月山ワイン。
酸味のある果汁感・・・この味には覚えが・・・!!
山の味だ
小学生の頃、通学路に山があったのですが、わりと不用心に、その辺の植物を口にしていたんですよね。
ツツジの蜜を吸ったり、赤い実を石ですり潰して舐めたり、熟したアケビやブドウらしきものを食べたり。
このワインの一口目の風味は、そのブドウらしきものの味とリンクしました。
懐かしいっ!
今日のおやつ
今日のおやつは、こちら。なんて美味しそうなお豆でしょうか。お節分という事で、お面をいただきました。 京都では「節分お化け」と言って、仮装をしますが、東京の皆さんは何しはるんでしょう?
とりあえず、お豆は、歳の数ですよね。
以前、金山君に「私、本名君・金山君より年下の設定で行こうかと思う。」と話すと、「僕は、山崎君より年下の設定ですよ。」と返答があり。
あら、そうなの?そういう事なら、必然的に私は25歳くらいになるかしら?という事がありましたので、いただくお豆は25個にしときます。(なんの話や・・・)
最後に
ラベルのデザインも「ソレイユ!」という感じで、キャッチ―ですよね。
抜栓直後は、懐かしさ溢れる渋・酢っぱい野生感が感じられ、それはそれで私は好きでしたが、常温で半日ほど置いておくと、まろやかで濃い味わいに変貌しました。時と共に色気づいたのね・・・という感じです。
日本ワインにハマってらっしゃる貴方・・・、こちらもぜひお飲みになってみてください。
この記事を書いた人
わいじょりーな
WEBチーム
graphic designer
- 好きなワイン:アイ村のシャンパーニュ
- 最近美味しかったワイン:平川ワイナリー セレーヌ テール・ド・ヨイチ 2019
- 好きな自社商品:RMシャンパーニュセット 、ブルゴーニュ バリューパック
- 行ってみたいワイナリー:ボデガス・プロトス
- 好きなもの:韓国ドラマ
CASE 02
山形と言えばカベルネ・ソーヴィニョン
統括マネージャー | 人見
ついこの前までこのワインは2015年を販売しておりましたが、ワイナリーから次は2018年をリリースです、との連絡がありました。
2年間スキップしてのリリースです。2015は今飲んでかなり纏まっており、熟成感もあって、その辺のボルドーを吹っ飛ばしてしまうクオリティをもっていましたが、2018年はどうでしょうか?
いつものグラスチョイスタイムは迷わずカベルネグラス
やはり他のグラスではこのしっかりとしたタンニンが強く感じすぎてしまうので、このリーデルのカベルネグラスが、その強いタンニンを柔らかく感じさせてくれます。とはいえ抜栓をしてすぐはちょっと堅い味わいだったので、食事の90分前にあけておきました。
今日合わせる食事はお取り寄せのモツ鍋です
いつも鍋ばっかり食べているようですが、たまたまです。今回は某Youtubeのチャンネルで宣伝していたモツ鍋を取り寄せてみました。濃厚な味わいが、ワインの濃厚さともしっかりマッチ。ワインだけで飲むには私としてはちょっと濃すぎでしたが、食事があるとスムースに進みました。
あと3年したら化けそうですが
90分前に抜栓しても、やはり堅さがのこっていたので、デカンタージュをしようと思って家中這いずり回ってデカンタを探しましたが、どこかへ行ってしまったようです。辛うじてカラフェがあったので、それに半分だけ移してみましたが、かなり味わいが柔らかくなったので、今すぐ飲むならデカンタージュがおすすめです!
この記事を書いた人
人見
統括マネージャー
- 好きなワイン:普段は飲み疲れない優しいワイン、たまに飲むなら華やかで魅惑的なワイン
- 最近美味しかったワイン:日本の冷涼系ワイン、結構どれも美味しいです
- 行ってみたい場所:タスマニア島、ワイナリーも含めて自然を満喫したい
- 好きなこと:料理、旅行
CASE 03
山形県の郷土料理には果たして合うのか。
the cellar online store ストアマネージャー | 本名
たぶん物心がついてから、山形県には訪れておりません。東北だと岩手と山形くらいでしょうか。なんとなく近いけど、なんとなく行く機会がなかった山形県。
あまりに無知なため、実際に山形県を感じる場所に行ってみました。
銀座にあるアンテナショップへ
あまり期待しないで行ってみましたが、「これは・・・。楽しい・・・!」
歳を重ねるごとに、スーパーだったり道の駅が好きになってしまった私ですが、これはとても楽しいですね。 野菜あり、お酒あり、お肉あり、お菓子ありのなんでもあり。
そのうち趣味「アンテナショップ巡り」が追加されそうです。笑
本日の収穫はこちら!
- 左からTVで紹介されており一度食べてみたいと思っていた袋めんの「鳥中華」
- 西は京都、東は山形と言われる漬物産地。丸昌の「おみ漬け」
- 酢っぱしょっぱい赤かぶの「かぶら漬け」
- だだちゃ豆をたっぷり使用した「じんだん大福」
- そして、メインディッシュとして作ろうと思っております芋煮用の玉こんにゃく
さて、どれが合うのか・・・。
まずは、「おみ漬け」
高菜の一種「山形青菜」という葉っぱを使ったほど良い塩梅の漬物。 カベルネのかたさと、青い葉っぱの鉄分が見事マリアージュ。
まだこのワインが若いのか甘さをあまり感じることができませんが、この漬物を噛みながら飲むことによって甘さと塩味がうまくレイヤーとなって複雑味を感じることができました!
かぶら漬け
もともと甘じょっぱいくてほろ苦い漬物ですが、このワインの持つタンニンが苦さとうまく重なり、苦みのニュアンスが調和され消えます!
アタックの甘じょっぱい感じがワインの硬派な印象を消して少し柔和なイメージに。
かぶらが味わいを支配しがちですが、ワインも邪魔せず寄り添うのが◎
やっぱり最後は、芋煮
牛肉と牛蒡と里芋ときのこと・・・。
これは寒いところで食べたくなる味ですね。めちゃくちゃ美味しいんですね。すみませんでした。
たぶん我が家の定番になると思います笑
さて、お気づきかと思われますが、一つ謝りたいことがあります。
私は芋煮を食べたことがありません。 もちろん芋以外の何が入っているかも知りませんでした。 月山をきっかけに芋煮を始め、少しだけですが山形を近くに感じることができました。
ラーメンも大好きな県らしいですし、今度行ってこようと思います。
PS.ちなみに結構合いそうだと思っていた「じんだん餅」はあまり合いませんでした。笑
この記事を書いた人
本名
the cellar online store
ストアマネージャー
- 好きなワイン:立体的なワイン
- 最近の趣味:キャンプ、サウナイキタイ、ハイボール飲み比べ
- 好きな食べ物:麻婆豆腐、カレー、アジア料理全般
- 出身地:東トウキョウ
- 休肝日:月1あるかないか
CASE 04
立春過ぎて…
Cave de Relax 虎ノ門本店スタッフ | 小山田
立春は過ぎましたが、まだまだ厳しい冷え込みの毎日です。そんな中…
冬枯れのベランダでスミレが花を咲かせました。小指のツメほどの小さな花、本来スミレが咲くのは3月過ぎてからなのちょっと先走ってしまったようです。
そんな気の早いスミレが凍えてしまうような北風吹く寒い一日、晩ご飯は…やっぱりお鍋ですね。
ほとんどセリで隠れてしまってなんだかわかりませんが…鶏肉と茸たっぷりのお鍋です。合わせるワインはソレイユ・ルバン カベルネ・ソーヴィニヨン。
ヤマブドウや山ソーヴィニヨンといった個性的な品種を得意とする月山ワインですが、カベルネソーヴィニヨンも秀逸です。
ほどよく熟した艶やかな果実味とほろ苦いタンニンが心地よく調和したひと個性感じさせるスタイル。凝縮されつつも無駄をそぎ落とした感のある味わいで出汁の旨味を覆い隠すことなく引き立て、鶏肉ときのこのお鍋との相性は抜群でした。
〆のうどんの頃にはまた違った表情が感じれ、熟成もまた楽しみな1本です。
この記事を書いた人
小山田
Cave de Relax 虎ノ門本店スタッフ
- 好きなワイン:一日の終わりにほっと一息ついて飲むワイン
- 最近印象に残ったワイン:ドメーヌ ブシャール ペール エ フィス ボーヌ グレーヴ ヴィーニュ ド ランファン ジェズュ 1999
- 行ってみたいワイナリー:シャトー コスデストゥルネル
- 趣味:旅行、山登り
- 好きなこと:献立をあれこれ考えながらの買い物と晩ご飯をつくること
CASE 05
缶詰めと、山ぶどう研究所と、アンチエイジング…ん?
web designer | ITO
ここ最近、筋力低下や、運動不足、冬の乾燥肌、
あげればきりがないほどエイジングの加速に凹んでおります。…と、どうでもいい冒頭ですが、この「月山ワイン山ぶどう研究所」のホームページに、悩める四十路の目が釘付けになった1節がありまして。
ワインという名所も知らなかった昔から、地元の人々や修験者たちが野生の山ぶどうから「どぶろく」を作り、滋養強壮、あるいは貧血、疲労回復などに効能があるとして愛飲する風習があったという。
引用元// https://www.gassan-wine.com/history.html
この話は山ぶどうの事で、今回のstaff blogのワインはカベルネ・ソーヴィニョン。
品種は違えど、風習の尊さたるや。
忘れがちですが、ワインは自然の恵み「農産物」なんですよね・・・
このワインに限った話ではありませんが、自然からの多くの " ビタミンなんとか " を得ているブドウで造ったワインですから、地元の方々が、自らの健康のために愛飲するという風習もわかる気がします。
忘れがちですが、野菜や果物が「カラダが喜ぶ農作物」であるのと同じように、ワインも農産物なんですよね。些細だけど大切なことを思い出せた#winetime でした。
缶詰めと、月山ワインと。
さて、味わい。
五感で感じる大自然と言うか、東北の田舎を身近に感じられる何か…その…
(お似合いの言葉が見つからない)
ということで「メイドイン東北」の缶詰と合わせることにしました。ついでに普通に食べたい無関係の缶詰もピットイン。 甘じょっぱい和食(缶詰)に馴染む、ワインの ” 甘苦さ ” が気に入りました。
私がワインを飲む理由の一つとして
▲ 山形県酒田市 のサカタフーズさんが作る”保存料・着色料・化学調味料”を使用しない 食べる人の幸せを願った缶バーグ。ナチュラルなワインと相性良きです言わずもがなですが、ポリフェノールが美容や健康の維持、アンチエイジング、生活習慣病の予防などが期待できるというのは有名な話。 「適量は百薬の長」という言葉がありますが、私がワインを飲む理由の1つです。 他には、
- ほろ酔っても品
- ゆっても果実
- ヒトリの夜もなんだか構図がよい
などなど、無理やり自己肯定する理由は沢山ありますが、
エイジングの加速にもう少し抗ってみたい御年頃としては、適量を守り、末永くお付き合いすることの大切さをリマインドできた#winetime になりました。
この記事を書いた人
いとう
web designer
- 好きなワイン:好きな人と飲むワイン
- 最近美味しかったワイン:DuMOL/Lia,Pisoni
- 行ってみたいワイナリー:アルゼンチン/Zuccardi
- 好きなもの:旅
CASE 06
運動の後の栄養補給
the cellar online store スタッフ | YOSHINAGA
去年は「行きたい」というばかりでなかなか行けなかった登山。今年は謎のやる気に満ちて既に複数回登頂。 ということでこの日は秩父方面を目指してまだ空の暗いうちから行ってまいりました。
今日の目玉はこの岩場
写真だと伝わりづらいのが悔しいですがめちゃくちゃ急です。その長さはおよそ50m。鎖もあるのでしっかりと三点支持の姿勢で登れば案外いけちゃいます。
とはいえ急な坂(?)ですので落ちないように神経を使うぶん疲れますね…。
山頂からは都心の景色も!
先ほどの岩場を越え5分もしないうちに今日の目標である伊豆ヶ岳山頂に到着。雲が多めですが都心の方までよく見えました。
高い所から見るとつくづく関東平野って大きい平野なんだな~と気づかされます。
このピークがかなり序盤でその後は多少のアップダウンはあるものの大した強度もなくあっさり下山…。
運動後のお肉は最高!
山から帰ってきた後は近場のスーパー銭湯でリフレッシュ。危うく寝てしまいそうですが料理に取りかかります。
個人的に肉を焼く時のポイントは”きちんと常温に戻す”こと。時間が無ければワット数弱めてレンジでチンでもありかと思います。
肉×カベルネ・ソーヴィニヨン
今回のカベルネはそこまで渋味はないのでお肉の味付けは塩のみ。モモ肉なので脂もしつこくなく、ワインとの相性もばっちり。柚子胡椒を付けるとより一層ワインのもつ清涼感とマッチして大満足。
日本でカベルネ・ソーヴィニヨンを栽培している地域はわずかですが、これにはポテンシャルを感じました。
ポテトグラタンともいい具合でした。
この記事を書いた人
吉永
the cellar online store スタッフ
- 好きなワイン:ピノ・ノワール
- 記憶に残る1本:イタリアのパオロ・ヴォドピーヴェッツのヴィトフスカ 2011
- 好きなもの:カメラ、散歩
- 最近ハマっているもの:登山 山を下りた後の温泉とビールが最高です。
CASE 07
驚くなかれ、日本トップクラスのカベルネ・ソーヴィニヨン
代表取締役 社長 | 笠原
山形県には数多くの高品質なブドウを栽培する契約農家さんが沢山存在します。
ヒトミワイナリー、國津果実酒醸造所、ファットリアアルフィオーレ、、現在人気のワイナリーがこぞって山形からブドウを購入してワインを造っています。そしてこのカベルネ、間違いなく山形で日本トップクラスのブドウが栽培されている事を改めて証明しています。
しっかりとしたカベルネ・ソーヴィニヨンの骨格に
日本らしい醤油や生姜のような香り
所謂国際品種と言われる、シャルドネ、ピノ・ノワール、メルロ、そしてこのカベルネは日本ワインの中でも販売価格のレンジが高く、だいたい4,000円~6,000円が主流。
その中でこの高品質なカベルネはなんと4千円を切る価格…。「お値段以上」月山ワイン。弊社日本ワインコラムでも取材させて頂きましたワイナリーで甲州シュール・リーでも注目されていますが、カベルネの実力も凄い。
山梨、北海道と続く人気ワイン産地になって欲しい、山形ワイン!
当社での日本ワインの産地別売上を見ると、やはり圧倒的なのは山梨県。その次を走るのが今大注目のワイナリーが犇めく北海道。ワインの品質を考えたら、もっと人気のワイン産地になってもおかしくないのが山形県。果実味が分かり易く出てフレンドリーな味わいというよりは玄人好みの味わいよりが品質の高さへの理解を難しくしているのかもしれません。
とにかく一度手に取ってお試し下さい
太陽とお月さま、童話を彷彿とさせるようなラベルに油断や変なレッテルを貼らずにまず一度手に取ってお試し下さい。
最近ボルドーワインを飲む機会が増えて、改めてその良さに気付きました。この日本のカベルネ・ソーヴィニヨン、十分にボルドーと比較しても面白い個性も有り、カベルネらしい味わいも持ち合わせています。
この記事を書いた人
笠原
代表取締役社長
- 好きなお酒:風の森、VOTANO WINE
- 最近美味しかったワイン:メゾン・ルロワ ムルソー・ペリエ―ル2012
- 行ってみたいワイナリー:農楽蔵
- 好きな事:スニーカー探し
- ※ ATMOSが400億円でフットロッカーに買収されてビックリしました!
CASE 08
真冬のペアリングマラソン
スタッフ | 吉川
突然ですが、昨年末にワインセラーを買ったんです。
本当は自宅の庭を掘って地下室をつくりワインカーヴでも......と思ったのですが、いかんせんお金がないのでとりあえず60本収容のワインセラーにするかと妥協しました。
人生は妥協の連続です。
今日の一本はこちらから。
月山ワイン。山形で造るカベルネソーヴィニヨンです。タンニンがいい感じに溶け込んでいて、どこか冷涼感を感じる後味。 抜栓直後の香りは閉じていて、まだまだ若い印象があります。
もしかしたらあと2,3年後がベストな飲み頃だったり......?
今夜は「モツ鍋」と
抜栓初日はふるさと納税でゲットしたモツ鍋と合わせてみます。モツの甘い脂とニラの香味。質の良いモツってどうしてこんなに甘いのだろう。美味しすぎる。
さて、肝心のペアリングはというと、うーむ、合わないことはないけど……ベストではないようです。
2日目は「ビーフシチュー」と
2日目。牛スネ肉が安かったので(半額シールに目がない)ビーフシチューを仕込みます。仕事がどうも進まない日は、ひたすらぐつぐつ煮込むのがいいんです。玉ねぎの甘味を存分にひきだしたビーフシチューに月山ワインを合わせてみます。
2日目は冷涼感を感じる後味がすっと後ろに隠れ、タンニンが表に出てきたようなニュアンスを感じます。
うむ。合うけど……ベストではないようです。
3日目は「ラザニア」と
3日目。以前せっせこ仕込んだ自家製ボロネーゼソースを冷凍庫から出してラザニアを。
がりっと削った荒めのブラックペッパーがいい感じです。3日目はタンニンのカドが取れてきてバランスの良い味わいに仕上がってきました。トマトベースのお肉料理との相性はなかなか良し。
ベストに近づいてきました。
〆はゆるめのエッセイと
こちらの月山ワインのエチケット、どことなくさくらももこのイラストに似ているなぁ~と思って、おもむろにさくらももこのエッセイを手に取りました。(コジコジに出てきそうな月と太陽ですよね)
本とワインのペアリングもなかなかよいです。ほろ酔い状態でワインを飲んでいると、さくらももこのゆるいエッセイが心地よく脳内に入ってきます。
さくらももこと月山ワインのペアリング、ばっちりでした。なんとなく日本ワインには小難しい海外小説よりも、日本人作家のエッセイがいいなと。
月山ワインはまた3~5年寝かせて飲んでみたいなと思いました。
この記事を書いた人
吉川
スタッフ
- 好きなワイン:胃にやさしい淡い色味のワイン
- 好きなウイスキー:ラフロイグ、アードベッグ
- 好きなビール:BREW DOG PANK IPA
- 趣味:飲み歩き、チェアリング、読書
CASE 09
背徳感をスパイスにして。
スタッフ | 山本
冬晴れの空がとても澄んでいて、太陽の暖かさを感じる午前中。窓から外を眺めて、「ランチは外で軽く一杯飲むしかないな」と。
会社員時代、たまぁに冬の晴れたランチ時間に、外でホットワインを一杯飲むのが楽しみだったのですが(時効だと思いたい)、あの少し後ろめたい感じと明るい日差しが妙にしっくりくるのです。笑
今日はまさにそんな日差し!
家の近くの公園で。
ワイン、ボデガグラス、ランチョンマットを持って、近所の公園に。
今日のワインは月山ワインのカベルネ・ソーヴィニョン!
公園でカジュアルに食べるのであれば、久しぶりにハンバーガーとフレンチフライでジャンキーにいこうと心を決め、近くのハンバーガーショップで調達して、日差しの暖かいベンチに陣取りました。
昼間に似合う赤ワイン。
ワインを一口。カシスやブラックベリーといった黒系果実に樽の香りが優しくブレンドされています。酸はしっかり感じられ、タンニンは穏やかなので、全体的にすっきりした印象。
こちらのワイン、フランス語の「朝日が昇る」という意味の「ソレイユ・ルバン」シリーズで、まさに昼間にもモッテコイです!
まずは、細めカリカリ系のフレンチフライと一緒に。穏やかなタンニンがフライを優しく受け入れてくれるので、制限なく食べてしまいそう…
がっつりお肉にも。
安直ですが、カベルネ・ソーヴィニョンという品種は、肉との相性がいいと思います。
肉汁がワインの渋みと絡んで、樽のスモーキーな香りが最後に鼻から抜ける感じは、やっぱりなーと納得せずにいられません。
こちらのワインは、優しいタンニンですっきりした味わいですので、シャキシャキ生野菜が挟まったハンバーガーとちょうどいい感じです。
思わず、つい。
ハンバーガーを買った後に、スーパーでまい泉のカツサンドが売られているのを見つけ、ピンときてしまったのです。
ちょっと甘めのソースが染み込んだカツとの相性は、予想を裏切らないものでした。
まい泉のカツサンドがデザートって、部活で汗を流す男子学生並みですが、これも昼の明るい日差しを浴びての背徳感が成せる技に違いありません。苦笑
この記事を書いた人
山本
スタッフ
- 好きなワイン:骨格がありつつ線が細い赤と白&華やかで余韻の長いシャンパーニュ
- 最近美味しかったワイン:Evening Land, Hirsch
- 行ってみたいワイナリー:シャンパーニュ地方をしっかり周ってみたい
- 好きなもの:旅行、飲んだり食べたり、読書、映画、わんこ
CASE 10
山の幸
スタッフ | 菅原
ひょんなことから、今、我が家には山盛りのきのこがあります。しめじ、エリンギ、舞茸、アワビ茸、えのき、なめこ。スーパーで一年中見かけるものの、これだけあるとなかなか壮観です。
子供の頃はあの強い風味が苦手でしたが、大人になってお酒を飲むようになってからはすっかり好きになりました。
きのこ!きのこ!きのこ!
今晩いただく分を取り分けて、残りは塩漬けにして保存します。さっと茹でて塩を混ぜるだけなんですが、きのこの食感と旨味を楽しめる、常備菜兼おかずの素として大活躍です。ポン酢や柚子胡椒をちょっぴりつけるだけでも良いオツマミに…。
良い香りがするのかな?
湯気とともにフワッと立ち昇るきのこの良い香り。数種類を一緒に食べるとより美味しいのは何故なんでしょうか?誰か教えてください!ふと、この香りとシンプルな美味しさは、まろやかな日本のワインと楽しみたいなぁと思い立ちました。
月のお山の、朝日のワイン
そこで選んだのは、月山ワイン、ソレイユ・ルバンのカベルネ・ソーヴィニヨン。ワイナリーを構える朝日村が鶴岡市に合併される際、村の名前を「soleil levant(朝日は登る)」に残したそうです。出羽三山の一つ、月読命を祀る月山の、太陽のワイン。
何だかドラマチックですね!
シンプルを味わう
メインディッシュはその名も"きのこ焼いただけ"!(笑)香ばしい焼き目がたまりません。自家製ポン酢醤油でいただきます。きのこのほっこりする香りと、ルバンの黒い果実の旨味が溶け込んだまろやかな味わい、柔らかなタンニンが引き立てあって、日本に住んでて良かった…と幸せを噛み締めます。ちょっと早めに抜栓しておいて正解でした。
しみじみ美味しく 気持ちもゆったり
春菊のオムレツ、牛すね肉とごぼうの煮込みにも相性ぴったりでした。どこか土を感じるような香りや優しいほろ苦さがワインとよく合います。だんだんと、カベルネらしい華やかな香りも増してきました。
たっぷり楽しんで、ごちそうさま!
月読命といえば五穀豊穣の神、保食神とのエピソードが有名ですね。何だか、今日の山盛りきのこと月山のワインはご縁があるような気がしてきます。
遠出ができるようになったら出羽三山巡りにチャレンジしてみるのも良いなぁ…などと考えつつ、今日のところはごちそうさまでした!
この記事を書いた人
菅原
スタッフ
- 好きなワイン:ドゥーツ ブランドブラン ブリュットヴィンテージ
- 最近美味しかったワイン:キザン スパークリング トラディショナル ブリュット
- 行ってみたいワイナリー:ニュージーランドのワイナリーをめぐりたい
- 好きなもの:ラグビー(2019RWC スタジアムで観戦しました!)
CASE11
親しみやすさのあるカベルネ・ソーヴィニョン
スタッフ | 稲岡
月山ワインは山形県鶴岡市に位置する、ヤマソーヴィニョンなどの山ブドウから造るワインで有名なワイナリー。
今回試飲するのはそんなワイナリーが造るカベルネ・ソーヴィニョン95%、メルロ5%のワインということで、貴重な機会を楽しみにしていました。
まずはテイスティングから
ブラックベリー、ブルーベリー、黒鉛などの香り。凝縮感のある果実味と親しみやすさのあるワインです。グラスはRiedel ファット・ア・マーノシリーズのカベルネ/メルロ グラスを使用しました。ステムのカラーはグリーンで、Cave de Relaxカラー。
チーズフォンデュと一緒に
1日目に合わせたのは、チーズフォンデュ。果実味がしっかりあり、タンニンが溶け込んでいてしなやかなソレイユ・ルバンによく合いました。でもやっぱりカベルネ・ソーヴィニョン主体のワインには肉料理も合わせてみたいと思ったので、翌日は・・・
下準備
次の日は仕事がお休みだったので、じっくりコトコト、ビーフシチュー作り。張り切って鍋いっぱいの大量のビーフシチューを作ってしまいました。
ビーフシチューと一緒に
ソレイユ・ルバン カベルネ・ソーヴィニョンにはじっくり煮込んだ家庭料理が合う気がします。寒い冬の夜にぴったりのほっこりメニューになりました。
この記事を書いた人
稲岡
スタッフ
- 好きなワイン:果実味と酸のバランスがとれたワイン
- 最近美味しかったワイン:オー・ボン・クリマ シャルドネ ツバキ・ラベル
- 行ってみたいワイナリー:マルケス・デ・リスカル
- 好きなもの:旅行、食べ歩き
CASE 12
お気に入りに癒される日
Cave de Relax 管理部 兼 オンラインストアリーダー | 幡野
皆さんの癒しは何ですか?
料理をすること、大切な人達との団らん、ワインを楽しむこと、もしくはひたすら寝る?など、それは十人十色ですね。今回は私の「お気に入りに癒されたとある一日」をご紹介します。
この空の広さがたまりません!
私のお気に入り、その①「飛行機」。
先日、飛行機好きには有名な撮影スポット「ひこうきの丘」に行ってきました。成田空港の滑走路は道路一本挟んだ向こう側。そう、風向きによっては着陸直前の飛行機を拝める絶好スポットなのです。
平日にも関わらず駐車場はほぼ満車状態。皆さん、立派なカメラを構えて渾身の一枚を撮ってらっしゃいます。
コロナ禍になってからは旅客機が少なくなってしまったのが残念です・・。
週末ともなるとご家族でいらっしゃる方が多いので駐車場に入ることすらできません。滑走路の反対側に「さくらの山公園」があり、春になると桜の真上を飛行機が通っていくという人気スポットです。
「飛行機大好き!」という方でなくても、その迫力に圧倒されると思います。
お気に入りのパン屋さんの BLTサンド
お気に入りその②「BLTサンド」。
私のここでの過ごし方と言えば、来る途中にあるお気に入りのパン屋さんでBLTサンドを購入し、飛行機を眺めながらランチをすることです。この日は寒かったので車の中でモグモグタイム。
フライト情報アプリを見ながら次の便が来るまでしばし待機。
お気に入りその③小説
「翼をください」。すでに1回読んでいるのですが、久しぶりに読み返しています。1930年代を舞台に、世界一周飛行に魅せられ、挑む人々の姿を書いた史実とフィクションを織り交ぜた小説です。これを読むと、無性に飛びたくなります。
お気に入りに満たされた日の〆は、お腹も満たさねばなりません。
今夜はすき焼き。
サシの入ったお高級な牛肉は苦手なので、赤身肉です。それで十分!ただ、食べることに集中しすぎて鍋の写真は取り忘れました。食いしん坊あるあるということでお許しください。
すき焼きとワインのまろやかさがマッチ!これは美味しい!
さて今日イチのお気に入りはこちら、
月山ワイン ソレイユ・ルバン カベルネ・ソーヴィニヨン 2018。月山ワインといえば山ブドウのイメージが強かったのですが、このカベルネはとてもまろやかで、青っぽさもなくびっくりしました。熟したベリーの香りに、森を連想させるような清涼感。そしてシルキーなタンニンと柔らかい果実味や酸。
うん、美味しい!
この記事を書いた人
幡野
Cave de Relax 管理部 兼 オンラインストアリーダー
- 好きなワイン:旨味を感じるロゼワイン
- 最近美味しかったワイン:カンティーナ・ライナ ラ・ペスキエラ・ディ・パチーノ IGT ロザート 2020(イタリア・ウンブリア州のロゼ)
- 行ってみたいワイナリー:ドメーヌ テッタ(岡山)、オーストラリアのマーガレットリヴァー
- 好きなもの:飛行機、一人旅、天気の良い日に昼から飲む泡もの