メゾン・アン・ベル・リー ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ 2020

2023.07.26
時田 わいじょりーな 人見 本名 いとう 小山田 吉川 社長 菅原 吉永 山本 松沢

CASE 01

秋の食材を、自然派ワインとともに。

Cave de Relax 虎ノ門本店スタッフ | 時田

▲ なかなか、腰にくるものです。。。汗。。。

こんにちは!筋トレサウナ銭湯好きの時田です。
先月引っ越しをしまして、不慣れな生活から、少し落ち着いてきました。そんな中で、地域貢献を兼ねて自然公園の街のクリーン活動に参加してまいりました。

2020年を思い起こす。

近年のブルゴーニュに限らず、ワイン業界 世界全体で地球温暖化 水不足が懸念されていますね。2年前私は、まだ学生でした。街のレストランや飲食店は閉鎖。飲食店で働いていた私は、がらんとした店内の寂しい記憶が残っています。そんな中での2020年のブルゴーニュ、早熟であったもの、例年に比べて暖かく中長期で待ってみるとよいとのことでした。

18年に近い質感に感じられました。寂しい思い出をも吹き飛ばす、そんなブルゴーニュワインが飲みたい!

▲ Coolなラベル。陳列されるとすぐ気が付きます。

ブルゴーニュ自然派ピノに合う、秋の食材を仕入れに。

▲ 街の雰囲気を掴むには、街の商店と銭湯に限りますな。

近所に昔ながらの八百屋さんがあるんです。昔、母に連れられ八百屋に行くことが好きでした。(お菓子付き玩具を買ってもらえるから。。。)そして、八百屋さんの、いらっしゃいませ~今日の特価は○○だよ~!なんて聞くと、徐々にテンションも上がっていきます!そんな僕は、秋鮭と人参、エリンギ、舞茸を購入。

秋を存分に楽しむ。今回は、
かぼちゃの煮物×エリンギバター×炊き込みご飯の鮭バターチャーハン!!

秋を満喫するために、実家から送ってもらった山梨県河口湖産の採れたてかぼちゃと、炊き込みご飯鮭チャーハン。もし、炊き込み鮭チャーハンの味が足らないと思ったら、醤油を数滴入れるとおいしいと思います。そして、鮭で、タンパク質も同時に摂取!かぼちゃは、9種類のアミノ酸からなる必須アミノ酸が全て含まれているそうですよ:)

ワインに合わせてみます!

▲ さあ、完成!!!!!

思ったよりも、ワインに果実味感と程よい酸とタンニン。かぼちゃの煮物は残念ながら撃沈。。。チャーハンとの相性は少しバターと醤油を加えるといいかも。。。。といったところでした。そして、エリンギバターが最も合いました。食感が欲しくなったので、ソーセージとエリンギバター合わせてみると尚更グレイト!!

もしよかったら、是非皆さんも試してみてください!

この記事を書いた人

時田

時田

Cave de Relax 虎ノ門本店スタッフ

  • 好きなワイン:程よい酸と、凝縮感のあるワイン
  • 思い出の一本:Domaine de la Bongran
  • 最近の趣味:サウナ・街の銭湯巡り・筋トレ
  • 好きなこと:ワインの抜栓。友人と一緒に、おいしいお酒を楽しく囲むこと。食事とワインのマリアージュを探すこと。アメリカのストリートカルチャーが大好きです
  • 行ってみたい所:アイスランド 南アフリカ チリ 自然のあるところ
  • 好きな食べ物:麻婆豆腐 鶏のむね肉 竜田揚げ

CASE 02

2020年生まれのアン・ベル・リー

WEBチーム graphic designer | わいじょりーな

「時代は、サン・トーバン!」と言い切った本名MGR。また別の日には「2020年のブルゴーニュは、太陽のヴィンテージ!」と熱めに語り、当オンラインストアでは其々を推しに推したワインセットを売り出しました。やっぱりこれだけ熱くなれるのは価値あるワインだから。

今回は、そんなHOTスポット”サン・トーバン村”の畑からやってきた、HOTな”2020VTのブルゴーニュワイン”を紹介します。

パンデミックのさなか

2020年は、世界のあちこちでステイホームが実施されていたこともあってか、生産者さん達がこぞってインスタライブを配信していましたね。4月~5月にはブドウの新芽を映してくれたり、芽搔きの様子を見せてくれたり。
ヴィニュロンだけでなく、「店が営業できないから、ワイナリーを手伝いに来た。」というシェフやフローリスト達のアカウントからも配信があり、彼らの視点からワイン造りを見せてもらえたりもしました。
その時に育てられたブドウがワインとなり、今ここに。ブルゴーニュらしい超正統派のワインが出来上がったそうです。

自然派ワイン

2020VTは、赤も白も長期熟成向きの偉大なヴィンテージと予想されています。

またアン・ベル・リーのワインは、すべて野生酵母が用られ、SO2の添加もなし。
まずは1本、お試しになってみてください。

この記事を書いた人

わいじょりーな

わいじょりーな

WEBチーム
graphic designer

  • 好きなワイン:アイ村のシャンパーニュ
  • 最近美味しかったワイン:平川ワイナリー セレーヌ テール・ド・ヨイチ 2019
  • 好きな自社商品:RMシャンパーニュセット 、ブルゴーニュ バリューパック
  • 行ってみたいワイナリー:ボデガス・プロトス
  • 好きなもの:韓国ドラマ

CASE 03

2020年ブルゴーニュ

統括マネージャー | 人見

▲ 今回のグラスはどちらもピノノワールグラス

基本的に単一品種で仕上げるブルゴーニュのワインは、その年の天候の影響を色濃く受けやすい産地です。なので、その年によって味わいの特徴がかなり変わってきます。いま2020年のブルゴーニュが色々な生産者からリリースし始めていますが、その特徴はどうでしょうか?

夕飯の前のおやつ

▲ 形は不揃いですが、味はハイカロリーで美味しかったです

子供の夏休みの宿題で、クッキーをつくりました。バターとチョコレートと小麦粉ってことは、脂質、糖質、炭水化物なのでそりゃ美味しいのは間違いないのですが、、、
これくらいの味わいのボリュームだと、ワインにも合いそうです。

さて、2020年のブルゴーニュはどんな味?

▲ アルコール度数も11.5%と低めで優しい味わい

2種類のピノノワールグラスで楽しみましたが、結果はどっちらも美味しかったです。このアンベルリーの2020年は、果実味が濃く、赤と黒の果実が口いっぱいに広がります。タンニンもわりとのっており、酸味もフルーツの優しい酸味があり、全体的なバランスは濃いめよりですが、とてもGOOD!!

中華よりの家庭料理との相性は?

イカとタケノコの炒め物、レバニラ、砂肝の漬け、アボカドごま油風味、キュウリの浅漬けなど全体的に中華よりの食事でしたが、タンニンの濃さと果実味の豊富さにより懐の深いこのワインはどの料理もしっかりと受け止めてくれて、使い勝手の良さという特徴を感じました。(イカだけはちょっと合わなかったかな。。)

▲ イカだけはちょっと難しかった。。。

想像ですが

▲ 初めて食べましたが、美味しかったぁ

普段食べる機会があまりないですが、先日旅行でいったときに食べた、名古屋名物「味噌かつ」なんてこのワインとの相性は抜群じゃないかとおもいます。味噌の甘い風味とこのワインの果実の風味は同じベクトルを向いていると思います。機会があれば是非ともお試しを!

この記事を書いた人

人見

人見

統括マネージャー

  • 好きなワイン:普段は飲み疲れない優しいワイン、たまに飲むなら華やかで魅惑的なワイン
  • 最近美味しかったワイン:日本の冷涼系ワイン、結構どれも美味しいです
  • 行ってみたい場所:タスマニア島、ワイナリーも含めて自然を満喫したい
  • 好きなこと:料理、旅行

CASE 04

お祝い事に思い出の1本

the cellar online store ストアマネージャー | 本名

本日は、実家にてお祝い事がありましたので、昔からお世話になっているお寿司屋さんの出前を取りました。
今回は7月の出張で行ったときに、すっかりファンとなってしまった「メゾン・アン・ベル・リー」が今回のテーマとなりましたので、せっかくなので寿司と合わせてみましょう。

まずは、思い出から・・・。

7月に運よくブルゴーニュを訪れまして、14ドメーヌ訪れたうちの一番最初に訪問したドメーヌがこちらのアン・ベル・リー。当主のフナルさんは、ブルゴーニュの生産者としては”異例”の経歴。
まさに脱サラの星。マイナーアペラシオンがメインですが、味わいは一貫して柔らかく旨味が詰まったワイン。

日本にまだ入ってないキュヴェはたくさんありまして、現地のワインリストでも良く見かけたアン・ベル・リーのワイン。価格も味わいも親しみやすく、最近現地ではやっている”軽め”のフレンチに非常によく合います。

2020年ヴィンテージはどうなの?

フナルさん曰く「(2019年と比べて)2020も同様で、酸がしっかりしておりここ最近で一番良いかもしれない。」と高評価するヴィンテージ。
黒系果実でボリュームはあるけれど、タンニンと酸の質が非常に高く、ここ近年の中では熟成のポテンシャルを感じるのがこの20年ヴィンテージというのが今のところの認識です。 2018年に近いけれど、果実の”質感”が違う気がします。

実際にお食事と合わせてみると・・・

絶対にマグロに合うと確信して臨みましたが、意外にもあまり相性が良くない・・・。 黒系果実が醤油と、若い青さがワサビや海苔と、合うと思いましたが、タンニンがしっかりしていたのと、思いのほか酸があるので難しいマリアージュに。

意外や意外に

予想を上回るマリアージュを見せたのは、生ハムと紫玉ねぎ、レモン、ニンジンを酢で和えたもの。ピンクペッパーもアクセントとなり、ワインの奥行きを広げてくれる味わいでした。

なんやかんやで・・・

近年の経験もあり、寿司と赤ワイン(ブルゴーニュ)はあっさり合うものと思っておりましたが、ヴィンテージによって明らかに合うものが違うというのが経験になった今回。 近年だと14や17年など軽やかなヴィンテージは合わせやすいですが果実のボリューム感のあるヴィンテージは難しいですね・・・。

特に20年は濃さもありながら酸もあるヴィンテージ。これは研究し甲斐のある感じですね。毎年のことながらリリースの多い秋はわくわくします。

すっかり酔っぱらってしまったので安定の日本酒にどっぷり漬かってしまったのでした。

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ホンナ

本名

the cellar online store
ストアマネージャー

  • 好きなワイン:立体的なワイン
  • 最近の趣味:キャンプ、サウナイキタイ、ハイボール飲み比べ
  • 好きな食べ物:麻婆豆腐、カレー、アジア料理全般
  • 出身地:東トウキョウ
  • 休肝日:月1あるかないか

CASE 05

知らないを識る、ワインの愉しみ方

web designer | ITO

あっという間に蝉の声が聞こえなって、
一雨ごとに涼しくなり、
草木の緑にベージュのレイヤーがうっすらかかり始めて、
なんとも過ごしやすい季節になりました。秋の気配ですね。
2022夏、今年もありがとう。

さて突然ですが、初めて飲むワインとは、どう向き合いますか?

はじめましてメゾン・アン・ベル・リー

段ボールを開けて、届いたワインを確認。メゾン・アン・ベル・リー ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ 2020 ▲ 段ボールを開けて、届いたワインを確認。メゾン・アン・ベル・リー ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ 2020

失礼ながら、このワインを飲むのは初めてでして。

初めて飲むワインは、皆さんはどのように向き合っているんだろう…
なんて、そんな仰々しい話でもないけれど、私は大体ソワソワします。(ワクワクかな?)
SNSやメディアのおかげで、情報に不自由はしませんが、1口でも自分で飲まないことには、 おつまみも定まらないのでソワソワしてしまうのかもしれません。

…となんだかんだ飲みたいだけの口実をつけ、ニヤニヤしながら抜栓するのでした。
そして、オート・コート・ド・ボーヌ。これまた久しく飲んでない産地のワイン。

お久しぶりです。オート・コート・ド・ボーヌ

▲ 昨今、我が家で増加中のグリーン越しのアン・ベル・リー ▲ 昨今、我が家で増加中のグリーン越しのアン・ベル・リー

ここ数年は、ついつい好みのものや、自分の引き出しにあるタイプのワインばかりを手に取ってしまう。 更に言えば、SNSをはじめとした様々なコンテンツから、自分が好きな情報、興味のある情報だけを
キャッチアップしていく、または知らないうちに “(AIに)見せられていく” ので、
ななめ45度あたりから来た、久しぶりのオート・コート・ド・ボーヌは本当に新鮮でした。

一口飲んではスマホをつつき、
「場所はどのあたりだっけ?」「どんな生産者がいたっけ?」などなど生産地、生産者を「識る」のもまた楽しい“ #ワインのある暮らし ” のカタチ。

温かいヴィンテージとは思えないフレッシュな酸だったので

2020年のブルゴーニュは暑くて乾燥したヴィンテージだったようですね。平均気温は平年より高く、気候変動の影響は否めません。
SNSやメディアでそのような情報を目にしていたので、もっと果実味が前に来る味わいと思っていたら意外にも、疲れた身体に染み入るような、フレッシュな酸。
SNSやメディアの情報も大切ではありますが、結局のところ「ほら、飲んでみないとね」という飲みたいだけの口実を正当化できた!(・・・というオチ。)


ナチュラルで、こっくりとした旨味や、 スパイスの香味も感じられるメゾン・アン・ベル・リー ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ 2020。
アーモンドや松の実のオイル漬けを、冷奴にノッけてチビチビと愉しんだ午後なのでした。

この記事を書いた人

ito

いとう

web designer

  • 好きなワイン:好きな人と飲むワイン
  • 最近美味しかったワイン:DuMOL/Lia,Pisoni
  • 行ってみたいワイナリー:アルゼンチン/Zuccardi
  • 好きなもの:旅

CASE 06

無性に焼き鳥が食べたくなって

Cave de Relax 虎ノ門本店スタッフ | 小山田

夕暮れ時、晩ご飯、何にしよう…とあれこれ考えていたら、
無性に焼き鳥が食べたくなってしまい、

自転車で隣町の焼き鳥屋さんに向かいました。 夕刻、いつも行列が途切れない焼き鳥屋さん。営業開始からほどなくして売り切れのねたもあり、並んでいる先で5本、10本、15本…と売れてゆく焼き鳥たちにどきどきしながらも食べたかったねたを無事ゲットしてホクホクで帰路に着きました。

備長炭で焼き上げたなんとなく昔ながら、と言った感じの焼き鳥、行列が絶えない人気がなっとくのおいしさです。

食べる前にちょっと焼き網であぶるとまた風味ひとしお、滋味あふれるおいしさが引き立ちます。

そんな滋味あふれる焼き鳥にあわせてるのはこの1本。

メゾン・アン・ベル・リー のオート・コート・ド・ボーヌ 2020です。ドライフルーツを感じさせる甘やかで凝縮された果実の香りとはうらはらに、繊細な果実の奥に一本筋の通った心地よい酸と重層的なミネラルの旨味。思わず「古典的」という表現を持ち出したくなる、ブルゴーニュに期待する様々な美質が高次元で調和した味わいは2020年らしさが見事に表現された1本と言えます。

塩にもよし。タレにもよし。滋味溢れる焼き鳥との相性は、至福のおいしさ。無性に焼き鳥食べたい感が十二分に満たされました。熟成もまた楽しみな2020年のブルゴーニュ、店頭で見つけたら要チェックですね。

追伸。ベランダ栽培、今年のサンジョベーゼは、

こんな感じでした。

この記事を書いた人

小山田

小山田

Cave de Relax 虎ノ門本店スタッフ

  • 好きなワイン:一日の終わりにほっと一息ついて飲むワイン
  • 最近印象に残ったワイン:ドメーヌ ブシャール ペール エ フィス ボーヌ グレーヴ ヴィーニュ ド ランファン ジェズュ 1999
  • 行ってみたいワイナリー:シャトー コスデストゥルネル
  • 趣味:旅行、山登り
  • 好きなこと:献立をあれこれ考えながらの買い物と晩ご飯をつくること

CASE 07

和食でとことんせめてみた

スタッフ | 吉川

実は好きな食べ物ベスト3に入るうなぎさん ▲ 実は好きな食べ物ベスト3に入るうなぎさん

あっというまに9月になってしまいました。こうしていつのまにか年末を迎え、来年が始まり、そして気づいたら50年くらいたって死を迎えているのでしょう。(え?) 人生は本当に儚いものです。
今回はブルゴーニュ、メゾン・アン・ベル・リー オート・コート・ド・ボーヌ。2020年ヴィンテージです。2020年は天候がよく素晴らしい年だったとのこと。コロナの真っ只中という混沌の中、忘れられない年になりそうです。
僕がおじいさんになった時「2020年、あの頃はオリンピックが〜でブルゴーニュは〜で…」と後世に伝えていくためにもおぼえておきたいです。 そんなのんきなことを考えていると突然「いいピノには、いいうなぎを」という天の声が聞こえたので、うなぎを用意しました。

ウナギをおいしく食べたい

さて、では早速あわせてみます。うなぎとピノノワール、なかなかいいです。むしろ白米はいらなかったような。スーパーで買ったうなぎ(15%オフ)は、タレに臭みが残っているので熱湯をかけてついているタレを流して、新たにタレをつけるのがポイントと誰かが言っていました。

「これ買ってきたうなぎを米に乗っけただけだろ」と思われるかもしれませんが、きちんと熱湯でうなぎを洗い、醤油みりん酒砂糖を煮詰めて自家製のタレを作ったという手間がかかっています! たしかに、うまいです。

鉄火巻きはどうだろう

海苔と酢飯が邪魔になっている気がしました... ▲ 海苔と酢飯が邪魔になっている気がしました...

マグロと赤ワインも有名なペアリングですが、こちらはイマイチ。いっそ刺身とかの方がよかったかもしれません。 まぁでもわるくはないのでイマニ、イマサンくらいでしょうか。 私はわさびを割と多めにつけがちなので、ペアリングは△でした。やっぱり鉄火巻きには、熱い緑茶ですよ。

山芋たっぷりのお好み焼きはどうだろう

では山芋たっぷりのお好み焼きはどうでしょうか。ソースとマヨネーズのコクがちょっと強すぎて、うーむ。やはりこれは濃厚なミディアムボディくらいが良さそう。 この後、2枚目はポン酢と紅しょうがを加えていただきましたが、こちらもうーん…でした。 和食でいろいろためしてみたものの、やはり最終的には「鴨肉のロティ食いてぇ」と思う吉川でした。

東京生まれ東京育ちだけどソウルフードです ▲ 東京生まれ東京育ちだけどソウルフードです

最後はしいたけのグリルで〆

しいたけ×バターが正解! ▲ しいたけ×バターが正解!

最後、うーんしっくりくるペアリングを何とかみつけたい!と思って冷蔵庫をあさると、しいたけを発見しました。しいたけをバターでソテーして合わせてみると、「これや!!」と思わずしゃべれない関西弁が出てしまいました。今回はしいたけのバターソテーが優勝です。

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吉川

吉川

スタッフ

  • 好きなワイン:胃にやさしい淡い色味のワイン
  • 好きなウイスキー:ラフロイグ、アードベッグ
  • 好きなビール:BREW DOG PANK IPA
  • 趣味:飲み歩き、チェアリング、読書

CASE 08

「太陽の年」2020年のブルゴーニュがやって来る!
酸と凝縮感を兼ね備えた長熟ヴィンテージ

代表取締役 社長 | 笠原

最近は太陽に恵まれた年が続いている、ブルゴーニュのヴィンテージ。今流通し始めている2020年ヴィンテージは如何に?いくつかのドメーヌのワインを試飲しましたが、共通するのは18年同様の黒い果実の香りと凝縮感、そして最近のヴィンテージには少なかった酸が綺麗に残っています!このアン・ベル・リーのオーナー、フナル氏も最近では一番の年だったと太鼓判。

さてどう楽しもう??

ワイン好きが集う町中華「水新菜館」、さぁお手を拝借

駅前直ぐ、赤色の看板が特徴的! ▲ 駅前直ぐ、赤色の看板が特徴的!

浅草線で向かったのは浅草橋駅。目的地は水新菜館。業界の人は皆知っているワイン好き、中華好きの聖地。ワイン飲んでワイワイしたい時は間違いなくここがオススメ。さぁ今日も名物マスターこと、寺田さんの「さぁ、お手を拝借」という掛け声と一緒に行われる恒例のアルコール消毒でスタート!

軽妙な言い回しと、変わらないホスピタリティ、
マスターのパーソナリティ

名物小籠包の食べ方レクチャー中 ▲ 名物小籠包の食べ方レクチャー中

ここでの注文はやはり肉巻きや小籠包は外せません!また小籠包の食べ方のレクチャーは是非、受けて下さい。「子猫ちゃんは30秒」で終わる一連のマスター劇場はいつも楽し気ですよ。

自然とワインも進むのですが、今日はなかなか本題のアンベルリーまで辿り着けず…

本日のマスターオススメ ▲ 本日のマスターオススメ

さて、結局どうしたか?結局後日フレンチにてリベンジ!

ドメーヌ・アンベルリーにて、ピエール・フナルさん本人 ▲ ドメーヌ・アンベルリーにて、ピエール・フナルさん本人

本題に戻りまして、このアンベルリー、どんな方が造っているかといいますと、脱サラして念願のワイナリーを持った、ピエール・フナルさん。現地でお会いした際にはマリオ風髭にPOPな柄シャツ。お話するととても優しい方でした。

ワインは脱サラ系ワイナリーだけあり、有名なアペラシオンはほとんど無いのですが味わいは滋味深く、喉をスルスルと通っていきます。

2021年ヴィンテージはドメーヌで試飲。本当に良い品質で来るのが楽しみ! ▲ 2021年ヴィンテージはドメーヌで試飲。本当に良い品質で来るのが楽しみ!

華やかな香り、綺麗な酸、やさしい果実味

結局ピノノワールとラム、という定番な組み合わせで着地 ▲ 結局ピノノワールとラム、という定番な組み合わせで着地

ユニークなラベルもあまり、伝統的なブルゴーニュの雰囲気にしたくなかったとの理由のよう。フレンチのメインとなった子羊と合わせてゆっくりと楽しみました。

この記事を書いた人

笠原

笠原

代表取締役社長

  • 好きなお酒:風の森、VOTANO WINE
  • 最近美味しかったワイン:メゾン・ルロワ ムルソー・ペリエ―ル2012
  • 行ってみたいワイナリー:農楽蔵
  • 好きな事:スニーカー探し
  • ※ ATMOSが400億円でフットロッカーに買収されてビックリしました!

CASE 09

やさしい、おいしい

Cave de Relax 虎ノ門本店スタッフ | 菅原

▲ おまけ 同じくバテバテの犬です

お買い物に行くとどのお店もすっかり秋の装いですが、まだまだ残暑が厳しい日もある季節。今年の猛暑で疲れ果てた暑がりさんも多いのではないでしょうか。はい、私もそのひとりです。
そんなときこそ、しっかり食べて元気になりたいけれど、ステーキ1ポンドはちょっとキツイので、今日は弱った体を労わるべく「薬膳」を参考にごはんを作っていきたいと思います。

いつもより少しだけ頑張るレシピ

薬膳といっても特別な食材やスパイスは使いません。毎度「なんちゃって」で申し訳ないのですが、最寄りのスーパーで買った食材でなんとかします。今日は熟れた無花果があったので思わず購入。お腹の調子を整えて潤いを与えてくれるそうです。余分な熱を冷ます冬瓜の煮物と、栄養満点で元気になる長芋・タコ・オクラの和え物も添えます。

じわ~っと温まるパワーフード

丸鶏を扱うのはちょっと大変なので、手羽先・もも・むね肉を使って作った参鶏湯(風)スープ。クコや松の実が入ると一気に薬膳感がでますね!滋養強壮!
にんにくは控えめに、旨味たっぷりスープを味見してみたら、「体にやさしい~」という感想とともに「お酒にあいそう~!」という気持ちがほわほわと……。

自然のおいしさを堪能

こういうときに飲みたいのはやっぱり、染み渡るようなナチュラルな旨みのワイン。今日の1本はメゾン・アン・ベル・リーのオート・コート・ド・ボーヌ 2020です。幸運にも7月に渡仏させていただけまして、最初に訪れた思い出深いドメーヌです。
なお各ドメーヌの訪問記は弊社SNSにアップされております!ぜひご覧ください!青々と美しい畑、生産者の笑顔、美味しい食事の写真が盛りだくさんです。

脱サラの星(弊社社長語録より)

▲ 思い入れのあるキュヴェは?と質問すると、"全部!"と即答。そしてにっこり

愉快なTシャツのこちらの男性がオーナーのフナルさん。実は元化学者&ビジネスマンで、ビオディナミに傾倒し脱サラしてドメーヌを立ち上げたというユニークな経歴の持ち主です。 終始穏やかに、かつ情熱的に醸造やワインについて語っておられました。別れ際に「さようならマドモワゼル!」とウインクを飛ばすお茶目な一面も。

2020年はとても良い出来!とのこと

極力自然にまかせた造りを行っており、どの銘柄も柔らかく広がる果実味が心地良い。マイナーアペラシオンが中心、脱サラのビオディナミストというと構えてしまうかもしれませんが均整のとれた味わいはぜひお試しいただきたいです。2019年同様とても暑かった2020年ですが、凝縮感がありつつも十分な酸がありフナルさんとしては良い出来だったそう。
ちなみに訪問したいくつかのドメーヌでも同じ意見を聞きました。

▲ 現地の自然派レストランで飲んだフナルさんのロゼ。素材を活かした軽やかなお料理にぴったりでした。日本でも売りたい!

思い出話に夢中で食べるのを忘れていましたが、今日の優しいおつまみに、柔らかくも旨みがしっかりのったワインはなかなかの相性でした。
特に無花果のサラダは甘酸っぱさ、ルッコラの苦みと生ハムの塩味も手伝って果実の味わいが際立ち、ただでさえ飲み心地の良いワインがするすると飲めてしまう……。
でも、せっかくの薬膳おつまみ、今日のところはほどほどの量でストップ。お酒は美味しく適量を!

この記事を書いた人

菅原

菅原

スタッフ

  • 好きなワイン:ドゥーツ ブランドブラン ブリュットヴィンテージ
  • 最近美味しかったワイン:キザン スパークリング トラディショナル ブリュット
  • 行ってみたいワイナリー:ニュージーランドのワイナリーをめぐりたい
  • 好きなもの:ラグビー(2019RWC スタジアムで観戦しました!)

CASE 10

ワインと振り返る2020年

the cellar online store スタッフ | YOSHINAGA

自然派ワイン”も”好きな吉永です。それはブルゴーニュにおいても変わらずで今回ご紹介するメゾン・アン・ベルリーもスタイルはそちら寄り。脱サラ醸造家というブルゴーニュでは異例の造り手。
ブルゴーニュも2020年ヴィンテージが少しずつ入ってきましたが出来はどうだったのでしょうか。

2020年を思い出すと

2020年の元日は新国立競技場にいました。お目当てはサッカーの天皇杯。
オリンピック観戦の予定はなかったものの1回くらい中に入って建物の様子を見てみたいという気持ちはあったので友人を誘って観に行きました。

▲ ズームが足りずに試合を撮るのを諦めた模様…

スタジアムの中は、……書こうと思いましたが着地点が見えなくなるのでやめておきましょう。
元日の記憶はばっちり残っていますが2年前となると出来事は思い出せるけどそれがいつだったのか、というのが結びつかなくなってきます。恐ろしいです…。

話をブルゴーニュの2020年に戻しましょう。
細かいことは別のスタッフが現地まで行って聞いてきたことを書いているので省きますがざっくりまとめると「果実の熟度は高いけど酸もある程度残っている」ようなイメージです。
長期熟成でも持つポテンシャルがあるようなので私は甥っ子のバースデーヴィンテージという名目で買えるものは買っておこうかと目論んでいます…。

結局パスタを作る

いつもパスタの写真を上げていますがパスタは大好きなので心配不要です。(何の?)
今回のピノは酸もしっかり、果実味・凝縮感もあるのでベタにトマトソースのパスタです。ホール缶でソースを作ったりフレッシュのトマトを使うにしても皮を湯剥きしたりと美味しく作れるレシピはたくさんあります。とはいえ自分1人で食べる分なのでくし切りにしてフライパンの中でつぶせばOKです。

普段よりも早めに麵をあげてフライパンの中でソースと絡ませながら火を入れるというやり方を試してみたら結構いい感じにできました。 もちろんワインとも文句なし!

数は少なめですが2020年ヴィンテージぜひお試しください。

この記事を書いた人

吉永

吉永

the cellar online store スタッフ

  • 好きなワイン:ピノ・ノワール
  • 記憶に残る1本:イタリアのパオロ・ヴォドピーヴェッツのヴィトフスカ 2011
  • 好きなもの:カメラ、散歩
  • 最近ハマっているもの:登山 山を下りた後の温泉とビールが最高です。

CASE 11

久しぶりの実家でぬくぬくと。

writer / スタッフ | 山本

久しぶりに長めに実家に帰省しました。大三島に移住する前から、「家にムカデが出たら、『探さないで下さい』というメモと共にお暇を頂く!」と言っていたくらい虫が苦手なのですが、この夏、なんとそのムカデに刺されるという一生のトラウマになりそうな出来事がありまして(大袈裟)。

ムカデが理由ではないのですが(笑)、ワインを持って久しぶりに大阪の実家へ。英気を養ってきました~。

秋の収穫を持参して。

旦那さんの畑も秋の装いです。大量のサツマイモが取れたので、サツマイモやら日本カボチャやらをお土産にしました。ピーマンも時間と共に赤く色付いて・・・夏とは違う雰囲気の野菜達です。サツマイモは収穫してから3週間くらい置いた方が甘くなるとのことなので、すぐに食べずにぐっと我慢・・・

秋の食材を横目に・・・

秋の収穫で合わせましたーと言いたいところだったのですが、サツマイモがお預けなので、常に手に入る鶏もも肉のソテーをお供にして。
楽しみにしていたオート・コート・ド・ボーヌの自然派ピノ!秋の足音が聞こえると、とたんにピノが飲みたくなるのは私だけでしょうか。ヴィンテージは2020。2020年のブルゴーニュは過去数年同様日照量は申し分なし。その中で酸味もしっかり残る長期熟成向きの仕上がりという情報も。
ベリー系を中心としたアロマに樽の香りもふんわりと。口に含むと鰹節のようなお出汁っぽさも。全体的に優しい口当たりですが、果実の熟成感とそれを支える酸味も感じられて、グイグイいけちゃいます。もちろん、鶏ソテーとの相性も〇!

まったり過ごす。

秋の夜長も手伝って、グラスから手が離れない!

ほろ酔い気分で、母親と一緒になって実家のワンコと戯れて。。。ワンコもワインの香りに興味津々。クンクン香りを嗅いでおりました。犬の嗅覚があれば、どんな香りが取れるのか・・・ものすごいプロファイリングができそうだなぁなんて思いませんか?

最初はモデル犬をしてくれてましたが、最後の方は「つきおーてられへんわー」とふて寝されてしまいました。。。

この記事を書いた人

山本

writer / スタッフ

  • 好きなワイン:骨格がありつつ線が細い赤と白&華やかで余韻の長いシャンパーニュ
  • 最近美味しかったワイン:Evening Land, Hirsch
  • 行ってみたいワイナリー:シャンパーニュ地方をしっかり周ってみたい
  • 好きなもの:旅行、飲んだり食べたり、読書、映画、わんこ

CASE12

2020年ブルゴーニュと和食

スタッフ | 松沢

今回のテーマとなるワインは、フランスはブルゴーニュから「メゾン アン ベル リー」の「ブルゴーニュ オート コート ド ボーヌ 2020」です。
2020年と言えば、激動の1年でしたね。 ニューノーマル元年なんて言われたりもしていますが、在宅ワークや新しい生活様式に馴染めず日々大変だったように思います。ワインも全然売れませんでした。

そんな大変な年に、ワインを作ってくれたことにまずは感謝をしたいです。

2020年ヴィンテージ

2020年のブルゴーニュは温暖なヴィンテージです。ブドウの実は勿論、茎まで熟したヴィンテージのため、全房醗酵をする生産者が多くなったそうです。
(今回、ご紹介するワインも全房発酵を用いて造られています。)

味わいは、凝縮感がありつつ、酸もしっかりとある傾向にあり、長期熟成が可能なグレートヴィンテージと言えるようです。

味わい

外観は濃いルビーレッドといった感じで、香りは赤系果実主体ですが、温度が上がると黒系果実まで感じられます。梅やスミレ等の酸を連想させる香りのニュアンスもありました。樽由来のスイートスパイスのニュアンスも少し感じられます。全体的に見ると凝縮感がありながらも綺麗な感じです。 口に含むとしっかりとした果実感がありながらも、酸がしっかりとありバランスをとっていました。美味しーです!(ちょっと梅カツオ感ありました。)

ちなみに、こちら最初はコラヴァンでグラスに注ぎましたが、香りが閉じこもってしまっていた為、抜栓してみると一気に香りが華やかになりました。

合わせたお料理

アナゴが食べたいと思い、デパートでアナゴ巻を買ってきました。
そして、その時に、隣にあった焼き鳥屋さんすごく美味しそうで、、、焼き鳥も買ってしまいました。
ペアリングの結果ですが、アナゴとワインの相性は悪くはなかったのですが、良くもなかったです。もう少し酸が控えめで果実味が強いワインがよさそうです。

焼き鳥の圧勝

ついでに買った焼き鳥はすごく相性が良かったです。
今回のピノは綺麗めスタイルでしたので、塩の方が良かったです。 全房由来の青っぽさも若干ある為、野菜を使った串との相性も良かったです。

この記事を書いた人

スタッフ松沢

松沢

スタッフ

  • 好きなワイン:きれいな酸がありつつ果実味も共存したワイン
  • 最近美味しかったワイン:ハインリッヒ ブラウフレンキッシュ
  • 行ってみたいワイン産地:ボルドー、トスカーナ
  • 好きなもの:知らない道を歩くこと