コルク抜きの代用におすすめのアイテム
コルク抜きがないときに活用できるアイテムは意外と多く、身近なものを使って開栓することが可能です。ここでは便利な多機能アイテムから、ご家庭にある道具まで、さまざまな代用品を紹介します。
多機能型のアイテム
複数の用途を備えた多機能アイテムは、アウトドアでも活躍する優れものです。中にはコルク抜きが付属している場合もあるため、活用できるものがないか探してみてください。
缶切り・栓抜き
缶切りや栓抜きには、折りたたみ式のコルク抜きが備わっていることが多いです。使い方は簡単で、コルク抜きを立ち上げてコルクの中央に突き立て、手で回しながらねじ込んでいきます。その後、しっかりと力を入れて引き上げれば開栓できます。テコの原理を使う専用器具に比べるとややコツが必要で力が必要ですが、代替品としては十分機能します。
多機能ナイフ
キャンプなどで活躍する多機能ナイフには、コルク抜きが付属しているものもあります。収納されているコルク抜きをT字型に立てて、コルクに突き刺します。スクリュー部分がしっかり刺さったら、あとはゆっくり回して引き抜くだけです。複数の刃物が一体になっているため、作業中は安全に十分注意してください。
ご家庭にあるアイテム
キッチンや工具箱にある道具も、コルク抜きの代用品として役立ちます。今回は身近なアイテムを使った方法を3つご紹介します。以下に紹介するのは一般家庭に常備されている場合が多いため、困った時に活用してみてください。
キッチンバサミ
小柄なキッチンバサミをコルクに刺して開封する方法があります。キッチンバサミの片方の刃をコルクに刺し込み、ハンドルを回転させながら少しずつ引き上げます。
この方法は、ハサミの刃がコルクに深く刺さるほど成功率が上がります。刃を刺し込む際は安全を確保するために、無理な力をかけないようにしてください。
フォーク
キッチンバサミがない方は、小さなサイズのフォークをコルクに深く突き刺して、くるくるとフォークを回す要領でコルクを抜くやり方をおすすめします。
ポイントはやや斜め方向に突き刺すこと。これによりフォークが抜けにくくなり、安定します。
華奢な女性やご高齢の方など、フォークをコルクに刺し込む腕力が足りない方は、次に紹介する「ネジとドライバー」を活用する方法も参考にしてください。
ネジとドライバー
工具箱にあるネジとドライバーを活用する方法も効果的です。3cm以上の長さがあるネジをコルクに刺し込み、ペンチでネジを挟んで引き上げます。
ネジ山が大きいものを選ぶと、より安定して引き抜けます。ネジとドライバーを使うこの方法は力がそこまで必要ではないので、腕力に自信がない方でも開けられる方法です。
左右からコルクに突き刺せるアイテム
鋭利な先端を持つ棒状のアイテムを左右から斜めに刺し、コルクを抜く方法もあります。ややコツが必要ですが、以下に紹介する2つのアイテムは比較的手に入りやすいので試してみてください。
竹串
竹串を2本用意してコルクの中で交差するように、左右方向から斜めにゆっくりと突き刺します。しっかりと刺さったことを確認してから、上に引き上げて開栓します。ただ竹串だと耐久性が弱く、折れてしまうこともあるので、次に紹介する「アイスピック」を試してみると良いでしょう。
アイスピック
氷を割る際に使用するアイスピックが2本あれば、コルク抜きの代わりとして使えます。コルクの中で交差するように、左右斜め方向から突き刺し、ゆっくりと上の方へ引っ張ってみてください。しっかり交差していれば、コルクからアイスピックが抜けることなく開栓できます。
鋭利な道具を扱うため、手を保護しながら怪我をしないように注意深く行いましょう。
コルク抜きとは異なる原理でワインを開ける方法
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コルク抜きがなくても、上記の道具がなかったとしても、別の方法でワインを開けることができます。以下でユニークな方法を3つ紹介しますが、いずれも実践する際は、安全面に十分配慮して取り組んでください。
空気入れを使って圧力で開ける
自転車用の空気入れを活用した、空気圧の力で開栓する方法があります。空気入れの針をコルクの中に刺し込んで、少しずつゆっくりと空気を入れます。この際、一気に空気を入れると圧が強すぎて瓶の破裂やコルクが飛び出す恐れがあるため、十分に注意しましょう。
コルクが少しずつ上がってくるのを確認しながら、コルク全体の半分ほどの長さが出たところで、空気入れの針を引き抜きます。最後にコルクを手で握って引き抜けば、ワインの栓を開けられます。
ライターを使ってコルクの根本を炙る
これは火を使う方法なので、火事や火傷には細心の注意を払って行いましょう。コルクの根本あたりをライターの火で温めることで、瓶の中の空気圧が高まり、コルクが上に押し出されて出てきます。半分以上コルクが出た時点で火を止め、厚手の軍手などを装着した状態で手を使って残りを引き抜いてください。
火で熱された瓶はかなり高温になっているので、決して素手で触れないよう気をつけてください。身の回りにライターしかなかった場合や最終手段として活用しましょう。
瓶底をタオルで包んで強く叩きつける
この方法は室内では床や壁に傷がつく恐れがあるため、アウトドアのシーンでの活用がおすすめです。
ワインの瓶底を割れないように数枚のタオルで包み込んで保護したら、瓶底を地面などに強く叩きつけ、衝撃を利用して開栓します。瓶が割れないように角の部分ではなく瓶底の面に対して垂直に叩きつけることがポイントです。
コルクが飛び出して怪我をしないように、半分ほどまで上がってきたら、残りは手で引き抜きましょう。
コルク抜きがなくても開栓できるスクリューキャップのワイン3選
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コルク抜きを使わずに、素手で簡単に開栓できるスクリューキャップ式のワインから、おすすめを3本紹介します。
ベルクール ピノ・ノワール 2022
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1,000円代とお財布にやさしいお値段ながら、上質な味わいを感じられるコスパのよい赤ワインです。豊かな果実の味わいの中に、ほどよいミネラルを感じるマイルドな口当たりが特徴で、ベリー系の赤い果実を彷彿とさせる酸味を感じられます。
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アロイス・ヘレラー グリューナー・フェルトリーナー 2022
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人の手で収穫されたブドウを用いて、ジューシーな果物味を活かした辛口タイプです。柑橘にスモーキーさが相まった香りで、適度な酸味が味全体をキュッと引き締めます。1リットルの大容量で、リーズナブルなので、日々の晩酌にはもちろん、家族や友人とのパーティシーンで活躍する一本です。
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スティムソン・エステート・セラーズ カベルネ・ソーヴィニヨン 2019
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濃厚な味わいが特徴的で、肉料理との相性が非常によい赤ワインです。ブルーベリーやチェリーの凝縮されたフレーバーに、焼き芋のようなスモーキーさが混ざり合う特徴的な香りが感じられます。味全体のバランスがよく、舌触りが柔らかいので飲みやすい仕上がりです。
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スタッフ
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おすすめ赤ワインスティムソン・エステート・セラーズ カベルネ・ソーヴィニヨン 2019
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カベルネ・ソーヴィニヨン他 カベルネ・ソーヴィニヨン他
ワシントンの豊かな日照量を思わせるはっきりした果実味と、柔らかさのバランスが取れたスタイルのワイン
まとめ
本記事ではコルク抜きがない場合の代用品や開栓方法を詳しく解説しました。
代用品を使えばコルク抜きが手元になくても安心してワインを楽しめます。また、スクリューキャップ式のワインを選べば、さらに手軽に開栓できます。スクリュータイプのキャップで簡単に開けられるワインをお探しなら、THE CELLAR online storeを参考にしてみてください。