CASE 01
鰻、初詣、時々ワイン
Cave de Relax 管理部 兼 オンラインストアリーダー| 幡野
お正月とは。
朝から鰻を食べ、箱根駅伝を見ながら彼らの青春に目を潤ませ、そして朝から美酒を楽しめる一年に一度の特別な数日。
何時間待っても食べたい、成田のうなぎ。
我が家のお正月は鰻から始まります。と言っても、元日は家でおせちをいただきながらチビチビ飲んでいるので、初詣は1月2日の朝イチで成田山へ行くことが恒例となっています。
朝7時に出発し、成田山に到着したらまず真っ先にお目当ての鰻屋さんへ!このお店の整理券60番台をゲットすることが2022年最初の目標でした。
まさかの150番。
朝7時50分で150番目。目標としていた60番台を取るには一体何時に来ればいいのでしょうか。朝5時起きで挑むべきか?
とにもかくにもお店に入るまでには時間があるので、その時間を使って初詣をします。
境内の急な石段を上ると、立派な本堂が!
朝早い時間では、入場規制がかかっていないのでゆっくり参拝することができるのでおすすめです。
参拝後は、その広い敷地内にある書道美術館を見学したり公園を散策して新年早々清々しい気分になりました。
人を幸せにする究極の一品。
さあ、本日のメインイベントです。
(初詣ももちろんメインイベントですよ・・)1時間でも2時間でも待つ価値があるここの鰻。思い出すだけでも腹の虫が騒ぎ出しそうです。
和食に合うワイン。セミヨンとソーヴィニヨン・ブランのブレンド。
あっという間に過ぎたお正月休み。
今年最初の白ワインは、お正月らしく日本ワインを開けました。楠ワイナリー 日滝原2020。
グラスに注ぐと、鮮やかな黄色に目が留まります。
近所のスーパーで6個入りで598円で売っていた牡蠣。
そよ風を感じるようなさわやかな香りに、一切の雑味を感じないピュアでクリーンな味わい。
たまたま食卓に上った蒸し牡蠣を合わせてみたら、牡蠣の旨味をそっと引き立ててくれる良いワインでした。
この記事を書いた人
幡野
Cave de Relax 管理部 兼 オンラインストアリーダー
- 好きなワイン:旨味を感じるロゼワイン
- 最近美味しかったワイン:カンティーナ・ライナ ラ・ペスキエラ・ディ・パチーノ IGT ロザート 2020(イタリア・ウンブリア州のロゼ)
- 行ってみたいワイナリー:ドメーヌ テッタ(岡山)、オーストラリアのマーガレットリヴァー
- 好きなもの:飛行機、一人旅、天気の良い日に昼から飲む泡もの
CASE 02
なんでもない休日
WEBチーム graphic designer | わいじょりーな
思えば、初めて飲んだ日本ワインは長野のものでした。
12年ほど前、結婚祝いにと頂いたのが長野のピノ・ノワールでした。
(12年前も、昨日も、今日も、変わらず新婚気分で生活していますが、ワインだったら完全に熟成ワインコーナーに並べられますね~。)
あの時のものとは違うけれど、私の長野ワインの印象は、大変に佳いものであります。
SUSHI、SASHIMI・・・
この日は、あまりにすることが無かったので、キーボードを洗ってもらいました。
乾くまで、お菓子を食べながら、ワインを飲んでお喋りすることに。
しかし、裏ラベルを読んでみると、「合わせるのはクッキーじゃない」ことに気付かされます。
黒地に黒字
真っ黒なキーボードを使っているので、元のポジションに戻すのに神経を使わせてしまったようです。。。
集合体恐怖症ゆえ、キーボードにびっしり表記されている文字が怖くって。なるべく文字が見えないものを使っているのですが、この時ばかりは不便そうですね。
夕飯は、お刺身に
「合わせるのは、お菓子では無かった。」
というわけで、セミヨン、ソーヴィニヨン・ブランのワインを日本料理と。
ほんのり苦みを感じるワインは、お刺身と合わせて正解でした! お醤油につけるより、お塩の方が、セミヨンの華やかさをより強く感じられました。
ステンレスタンクで醸されているワインなので、木樽で醸造されたお醤油を用いるよりは、お塩の方が相性が良かったのかもしれません。もしかしたら。
相性の良いお醤油もありそうですよね。金沢のサクラしょうゆとか良いんじゃないかなと妄想してみたり・・・。
この記事を書いた人
わいじょりーな
WEBチーム
graphic designer
- 好きなワイン:アイ村のシャンパーニュ
- 最近美味しかったワイン:平川ワイナリー セレーヌ テール・ド・ヨイチ 2019
- 好きな自社商品:RMシャンパーニュセット 、ブルゴーニュ バリューパック
- 行ってみたいワイナリー:ボデガス・プロトス
- 好きなもの:韓国ドラマ
CASE 03
極寒の日の白ワインってどうでしょうか
統括マネージャー | 人見
この日、東京都心でも10㎝の積雪があり、大雪警報が4年ぶりにでた、とてもとても寒い日でした。
寒いのに白ワインってどうなのかと思いますが、別に部屋は暖房付ければ暖かいですから関係ないですね。
恒例のグラス選びからスタート
右からリーデルのシャンパーニュ、シャルドネ、ボルドーというラインナップ。
何故白なのにボルドーなのか?それはこのワインがボルドーの白のブレンドだからという無理な理由でした。
ソーヴィニヨンブラン、セミヨンという品種構成です。
和食に合うという触れ込みです
グラスはシャンパーニュグラスが香りも引き立ち一番でした。この日のワインのお供は、鶏の照り焼き、豆苗とベーコンの炒めもの、昆布の佃煮、生姜の漬物、タラのつみれ、モツァレラのサラダ、豆腐の味噌汁、もろきゅう味噌というザ・和食なラインナップ。
結構チャレンジメニューと思われる佃煮、生姜の漬物あたりともワインが負けずに、優しく包み込んでくれました。
〆の梅カツオごはん
梅カツオというと、ピノノワールの味わいでそういうものがいくつかイメージがわきますが、白ワインであるこの日滝原が合うわけないよなぁ、と思いつつも試してみるとびっくりなマリアージュ。
これは目からウロコ!
雪とヒタキハラと私
部屋とワイシャツと、、、というフレーズを思い浮かべたアナタは私と同世代ですね。
味わいの深い、重心の低い、しっかりとしたボディ感もありながらアルコールは11%と低めのこの日滝原は、寒い日でも全然違和感なく飲めました。
あまり冷やしすぎないほうが香りが立って美味しく飲めるかと思います。
この記事を書いた人
人見
統括マネージャー
- 好きなワイン:普段は飲み疲れない優しいワイン、たまに飲むなら華やかで魅惑的なワイン
- 最近美味しかったワイン:日本の冷涼系ワイン、結構どれも美味しいです
- 行ってみたい場所:タスマニア島、ワイナリーも含めて自然を満喫したい
- 好きなこと:料理、旅行
CASE 04
雪国で迎える新年に。
the cellar online store ストアマネージャー | 本名
2年近くぶりに雪国な義実家へ行きました。 東京でデパ地下でどれ買おう!なに食べような都会での年始の過ごし方ももちろん大好きですが、結構憧れていた田舎での新年はどんなものなのでしょうか。
日滝原を持参します。
シンプルに天然の冷蔵庫に感動!
新幹線で一山越えると一面の雪景色が広がりました。これは外国に来たみたいだ~。と、雪国で過ごす真冬に興奮を隠せませんでした!(東京で雪が降ってしまったのもあってネタ的に少し残念ですが。。。笑)
夕食の前は、甥っ子姪っ子の協力のもと、インスタ映え間違いなし(?)の虎っぽい雪だるまを作りました。
すべての食材が美味しすぎる
30歳男子が雪遊びをする中、着々と夕食の準備が進められます。
16時半ごろにはなんと食卓に並びましたが、不思議とお腹が減っております。。。 さて今日の夕飯はなんだろう・・・。
サーモンに、いかに甘えび。美味しそう・・・。
ビール、日本酒、そして日滝原と3つのグラスを用意し、「待て!」をされた犬の如くよだれを拭いながら「よし!」を待ちます。
目にも止まらぬ手つきで脱がされたサザエたち
色はあまり映えてはおりませんが、サザエとイカの煮物!!なんですかこれは。
100人に聞いたら100人が日本酒と合わせると答えそうな酒の肴ですが、日滝原に合わせても抜群に美味しい。
日滝原の飲みやすい水のような軽やかさの中に、重心の低い旨味や果実感が詰まっているからでしょうか。
肝とも化学反応を起こさず、気づかぬうちにグラスが空いてしまいます。
牡蠣と真鱈の鍋の破壊力。
ぷるっぷるの牡蠣、白子、そしてふわっふわの身。なんだこれ、お酒を忘れて無心で食べてしまう。
もう語彙力がありません。
グラスは日滝原のラベルに合わせて、RIEDEL Happy O のイエローでいただきます。
郷土料理ののっぺもまた美味い。
この他にも、根菜や柚子胡椒であえた鶏肉、ポテトサラダ、春巻きすべてに馴染みました。
味わい的にはそれほど目立ちませんが、縁の下の力持ちのような存在。
良い意味で何も考える必要がない、食卓に溶け込むワインです。
この記事を書いた人
本名
the cellar online store
ストアマネージャー
- 好きなワイン:立体的なワイン
- 最近の趣味:キャンプ、サウナイキタイ、ハイボール飲み比べ
- 好きな食べ物:麻婆豆腐、カレー、アジア料理全般
- 出身地:東トウキョウ
- 休肝日:月1あるかないか
CASE 05
のんびり、温かく、和やかな年始に
web designer | ITO
年末は驚くほど寒い日続きだったのに、年始はぽかぽかと温かい陽射しが差し込んで、なんとも縁起の良いお正月休みになりましたね。
2021年、stay homeは、これまで気づかなかった発見や楽しみに出会うきっかけを作ってくれたように思います。2022年元旦も、新たな日本ワインとの出会いがありました。
1年のはじまりに「日本ワイン~楠ワイナリー」
今年のおせち料理には「日本ワイン」を添えようと決めていました。
というのも、これまで「お祝い事→ちょっと良いワイン→フランスワイン」というワンパターンでした。
ですが、昨年魅力な日本ワインに次から次と出会えたこともあって
「おせち✕日本ワイン」
で年始をスタートすることにしました。
和食がより味わい深くなる「日滝原」の魅力
日滝原というのは、楠ワイナリーがある、長野県須坂市北東部と高山村の西部に広がる扇状地のことだそうです。
まさに、この日本の原風景を思わせる、爽やかな香りに癒されました。
とてもシンプルですが、ほんのり柑橘の皮の香りや苦みがあって、少し甘めに仕上げたおせち料理にしっくりフィットしました。
飲んでみてわかった、ブレンドの良さ。
「日滝原2020」はセミヨンとソーヴィニョンブランのブレンドです。
これまでシャルドネや甲州を中心に、ついつい好みのものばかり選んでしまいがちな自分を少し反省。
日滝原に出会わなかったら、今後私は、造り手によって生み出される豊富なブレンドのバリエーションに出会う機会を逃すところでした。
あぶない、あぶない。
1日で飲めなくても大丈夫。翌日も美味しく頂きました!
元旦翌日に、おせちの残りをツマミながら、のんびり過ごす時間にも馴染むワインでした。
日本の新春に、日本のワイン。
そりゃそうか。
合わないわけないですよね。
今年も、メイドインニッポンを応援すべく「日本ワイン」に注目していくことにします!
この記事を書いた人
いとう
web designer
- 好きなワイン:好きな人と飲むワイン
- 最近美味しかったワイン:DuMOL/Lia,Pisoni
- 行ってみたいワイナリー:アルゼンチン/Zuccardi
- 好きなもの:旅
CASE 06
おでんとの相性は…
Cave de Relax 虎ノ門本店スタッフ | 小山田
楠ワイナリーのラインナップの中でも特に個性的な一本、日滝原。
和のテイスト、海の幸や鍋料理を意識したセミヨンとソーヴィニヨンブランのボルドーブレンドです。
艶やかなレモンイエローの色調が食欲をそそります。
特に新鮮な海産物を意識したという日滝原。まずはお刺し身との相性を楽しみます。
滑らかな果実味と引き締まった柑橘の酸の絶妙なバランスがお刺し身の旨味をこれでもかと引き立てます。鯛が、イカが…甘み、旨味、いつもの1.5倍感は気のせいではなく日滝原とのマリアージュですね。
さて本日のメインは、贅沢におだしをきかせた
おでんです。
おでんにはついつい日本酒の熱燗あたりをイメージしがちですが、さてこの日滝原、吟醸酒を思わせる滑らかでいて凛とした味わいがおでんに見事に寄り添います。
ちくわにも
ヴィジュアル的にはいまいちですが…
とろけるように甘い大根にも
さらにはこんにゃくにも…
和のテイストのいつもの晩御飯を引き立てるその個性は予想以上。
日滝原の地に敢えて選んだセミヨンとソーヴィニヨンブランは伊達ではありませんね。
さて、次はどんな和テイストと合わせてみようか…
この記事を書いた人
小山田
Cave de Relax 虎ノ門本店スタッフ
- 好きなワイン:一日の終わりにほっと一息ついて飲むワイン
- 最近印象に残ったワイン:ドメーヌ ブシャール ペール エ フィス ボーヌ グレーヴ ヴィーニュ ド ランファン ジェズュ 1999
- 行ってみたいワイナリー:シャトー コスデストゥルネル
- 趣味:旅行、山登り
- 好きなこと:献立をあれこれ考えながらの買い物と晩ご飯をつくること
CASE 07
日本食に合うワインを目指して
the cellar online store スタッフ | YOSHINAGA
日本でワイン造りが始まって○年。日本固有の品種である甲州やマスカット・ベーリーA、当然同じ土地のものであるから相性はいいのだろうけど国際品種を使ったワインでどこまで日常の食卓に寄り添えるのか。
元商社マンという肩書をもつ楠正茂さんのワイン造りに着目してみました。
脱サラ後、ワイン造りの道へ
東北大学工学部を卒業後、20年間に及ぶ商社勤めを経て次に向かったのはオーストラリア。
ワイン醸造においてもトップクラスの教育レベルを誇るアデレード大学にて研鑽を積みました。
海外ですから当然英語が出来なきゃ始まらないと考えるとその時点でかなりのハードルですよね。
品種選びベースは「自分が飲みたいものを造る」
日滝原は日本には珍しいセミヨンとソーヴィニヨン・ブランのボルドーブレンドの白ワイン。
ボルドーも日本も海に近く、海産物を多く食べる土地であるからそういった食事との相性はいいのではないかという思いがあったそう。
ボルドーと日本。赤ワインのイメージが強いですが意外と共通項はあるんだなと気づかされました。
飲む前にしっかりと冷蔵庫で冷やしてから温度変化を楽しみつつテイスティング。
第一印象はパッと広がる華やかなアロマ。意識しなかったら疑問もなくボルドーかなぁなんて考えてしまいそうなくらい飲み口も抜群。
どこまで料理と寄り添ってくれるのか
この日は鴨セリ鍋でした。
鴨だしとセリの土っぽさ、青っぽさとどうなのかどきどきでしたが思った以上に料理に寄り添ってくれました。冷えているのもいいですがある程度温度が高くなると香りも立っていい塩梅でした。
この記事を書いた人
吉永
the cellar online store スタッフ
- 好きなワイン:ピノ・ノワール
- 記憶に残る1本:イタリアのパオロ・ヴォドピーヴェッツのヴィトフスカ 2011
- 好きなもの:カメラ、散歩
- 最近ハマっているもの:登山 山を下りた後の温泉とビールが最高です。
CASE 08
和食に合うようにデザインされたワイン、
しかし!和食専用ではございません。
代表取締役 社長 | 笠原
ボルドー・ブランでもおなじみの組み合わせで、品種はセミヨンとソーヴィニヨン・ブランから造られています。味合いは超本格派!グレープフルーツのような柑橘系の甘さの後にくる優しいほろ苦さ、
うーん、和食に限らずいろいろと食卓で活躍出来そうです。
時は年末年始…食卓に並ぶ沢山の和食
さて、このワイン、
冒頭タイトルにもある通り、楠ワイナリー代表の楠さんが「和食に合うワイン」として造られた1品。
そりゃぁその通り和食に合わせて頂こうと思いました、そして一旦お正月の3日目の我が家の食卓にまずはボトルを置いたものの、
直前で思いとどまり…
フレンチと合わせてみると、ボルドー・ブランよりも活躍?!
最近自由が丘に出来たフレンチに2か月連続で訪問する機会がひょんなことから転がりこんできました。
未だ若手のシェフが織りなす料理は心地よい味わいで、フレンチだからと言って斜に構える必要もない。
という事でここで登場してもらいました。
ワイン単体でも十分に楽しめますが、
火の通った白身肉(お魚)とは特に相性良かったです。
この日のお魚のメイン、スズキまで一通り合わせて飲んでみましたが、ばっちり食事の相棒をつとめています。
個人的には山崎ワイナリーのピノ・グリを飲んだ時以来、輸入ワインと比較しても遜色無い飲みごたえもあったので驚き&発見な一日となりました。
この記事を書いた人
笠原
代表取締役社長
- 好きなお酒:風の森、VOTANO WINE
- 最近美味しかったワイン:メゾン・ルロワ ムルソー・ペリエ―ル2012
- 行ってみたいワイナリー:農楽蔵
- 好きな事:スニーカー探し
- ※ ATMOSが400億円でフットロッカーに買収されてビックリしました!
CASE09
和食を引き立ててくれるワイン
スタッフ | 稲岡
楠ワイナリー 日滝原2020は長野県須坂市の自社栽培のセミヨンとソーヴィニョン・ブランで造られています。
HPを見ると、「和食に合うワイン」がコンセプトと書かれているので早速試してみました。
あけましておめでとうございます
2022年記念すべき一本目のワインは楠ワイナリー日滝原2020で始めました。
レモンやグレープフルーツなどの柑橘やミネラルのアロマ。フレッシュな酸とじんわりと旨みが感じられるワインです。
和風お節vs洋風お節
日滝原を和洋のお節に合わせてみました。全体的にやはり和のお節の方に合います。
海老や鮑のうま煮などとの相性抜群です。そしてびっくりしたのがワインの天敵である魚卵「数の子」との組み合わせ。毎年数の子とワインを実験で試してみて大事故になるのですが、日滝原は全く問題なく美味しく頂けました。
カニ登場
お正月なので豪華に毛ガニも頂きました。カニっておいしいですよね。ただ下準備が大変だし、食べる時に手がベトベトになるのがちょっと・・・
でもやっぱり食べたくなります。
カニと日滝原
格闘の末、ようやく準備が整いました。カニを食べると無口になるというのは本当ですね。
そして日滝原は決して主張しすぎることなく、合わせるものに寄り添って素材のおいしさを引き立ててくれます。
話し上手といういうより、聞き上手というイメージのワインです。
ぜひいろいろな和食に合わせて楽しんでください!
この記事を書いた人
稲岡
スタッフ
- 好きなワイン:果実味と酸のバランスがとれたワイン
- 最近美味しかったワイン:オー・ボン・クリマ シャルドネ ツバキ・ラベル
- 行ってみたいワイナリー:マルケス・デ・リスカル
- 好きなもの:旅行、食べ歩き
CASE 10
今年1本目の日本ワインは…
スタッフ | 土屋
年末にちょっと高級な枕を買い良い初夢を狙った結果、全身黒タイツの男に追い掛け回される夢で新年を迎えました。土屋です。
さて新年1本目のワインは
楠ワイナリー 日滝原 2020 です。 サラリーマンとして20年働かれた楠さんが一から立ち上げ、2016年に軽井沢で開催されたG7交通大臣会議の歓迎レセプションに「シャルドネ2014樽熟成」が採用されるなどでも有名なワイナリー。
期待が高まります。
今夜のお供は
この日滝原 2020 はソーヴィニヨンブランとセミヨンのブレンド。どうやら日本食の中でも海産物にとても合うとのこと。
というわけで冷蔵庫にあった〆鯖でペアリングスタート。
醤油とワサビをつけてパクり。日滝原をグビり。しめ鯖の油の旨味と争うことなく、香草の香りを残してするりと流れていくのでクイクイいっちゃいます。
夕飯は豚キムチ鍋。
今夜の夕飯は豚キムチ鍋。市販のキムチ鍋出汁に野菜と豚肉を入れグツグツやって完成。
簡単で早い、旨い、あったかい。やはり冬に鍋は欠かせませんね。
ワインとは豚肉より出汁に浸した白菜などの野菜が相性がいい印象でした。
いろいろな和食と合わせたくなりました!
ソーヴィニヨンブランの香草の香りとセミヨンのしっかりとしたボディの絶妙なバランスの良さを味わえる1本でした。口に含んだ後舌先で感じるうす甘さと、そのあとのしっかりとしたのどごしで軽すぎず重すぎず飲み続けられる味わいで、より繊細な味付けの日本料理にもペアリングしてみたいという気にさせられました。
この記事を書いた人
土屋
スタッフ
- 好きなワイン:華やかで果実味が凝縮したワイン
- 最近飲んで美味しかったワイン:サン・マルツァーノ コレッツィオーネ・チンクアンタ +4 NV
- ワインと合わせて食べたいもの:ダークチョコ 燻製もの
- 最近ハマっていること:行ったことがない街の散策、コーヒー巡り
CASE 11
理性と感性が揃うってすごい。
スタッフ | 山本
頭でっかちになって行動が伴わなかったり、これだーっと決めつけて無駄足を重ねたり…こんなことを繰り返してばかり。今年こそは理性と感性のバランスが取れた大人になりたいと思うばかりです。
そんな中、今回ご紹介するのは、その両方が絶妙なバランスで表現されている白ワイン。
楠ワイナリーのHPや弊社のコラムを読んで頂くと、生産者が確固とした理論の上に静かな情熱を傾けて、ぶどうの製造や醸造に尽力されているのがよく分かります。
誰かと語らいながら、または 一人でじっくりと、アートを鑑賞する様にこのワインを堪能してみては如何でしょうか。
職場のお仲間LADIESを招いて。
今回はワイン通と一緒に愉しみたいと思い、職場のお仲間をお招きしました。
1人は最近日本ワインをよく飲むようになったというUさん。もう1人は自然派な造りが好きなAさん。
多少の好みの差はあれ、みんなワイン大好き&呑んべいという心強いゲストです。
こちらのワインをお見せしたところ、さすがUさん、「このワイン知ってます。美味しいと聞いていて、飲みたいと思ってました!」というお言葉が。
期待値がぐいっと上がります。
なにはともあれ、まずは乾杯。
最初に合わせたのは、ホタテのカルパッチョにキウイ&グレープフルーツを添えて(有元葉子さんのレシピ参照)。
こちらのワイン、日本食に一番合うように考え抜き造られたそうで、やはりお刺身感覚のカルパッチョとの相性も抜群です。
色は濃いめのイエロー。柑橘やハーブのような香りがフワーっと顔まわりに広がります。口に含むと、程よい酸味と塩水のようなピリッとした苦味が少しありボディを感じますが、フィニッシュはとても軽やか。スーッと抜けていきます。
香りの広がり方やすっきりとした後味が「日本酒っぽい」というのが、満場一致の感想です。乾杯のワインがどんどん進みます。
野菜もしっかり食べて。
メインの前にサラダやキノコのソテーなど、野菜もしっかり頂きます。グリーンサラダは、クレソンとルッコラを合わせたもの。苦味のあるグリーンがワインの苦味とマッチします。
ワイングラスを片手に会話の弾むこと!色んなところに話が飛びながら、口は言葉を発したり、飲んだり、噛んだりとフル稼働です。
クリーム系もどんとこい。
メニューのご希望が「牡蠣グラタン!」とのことだったので、がっつりサイズで。
しっかり目のボディを感じるこちらのワイン、クリーム系にも負けません。特に、牡蠣のミネラル感が塩味を感じるこのワインにぴったり寄り添います。
ペースの早いわれわれ。あっという間にボトルが空いてしまい、名残惜しく次のボトル達にそのバトンをタッチしましたが、やっぱり、最初の1本は大事。
記憶が定かということもありますが(笑)、何より会話が弾むし、次のワインへのエンジンにもなる!
理性と感性が産み出したワイン、その威力を感じてみませんか?
この記事を書いた人
山本
スタッフ
- 好きなワイン:骨格がありつつ線が細い赤と白&華やかで余韻の長いシャンパーニュ
- 最近美味しかったワイン:Evening Land, Hirsch
- 行ってみたいワイナリー:シャンパーニュ地方をしっかり周ってみたい
- 好きなもの:旅行、飲んだり食べたり、読書、映画、わんこ
CASE 12
ブドウとワイン、お米と日本酒、お米とワイン
スタッフ | 菅原
突然ですが、ワインと干しブドウって合いますよね。原材料が同じブドウですもの。それでいうと個人的に日本酒の一番のお友達は「塩にぎり」だし、お米に一番合うお酒は日本酒だと思っています。いや、思っていました。
今日までは。
初日の出も無事に拝み。今年初の日本ワインは?
楠ワイナリーの日滝原です!
セミヨンとソーヴィニヨン・ブランのブレンドという日本ではちょっと変わったブレンドかもしれませんが、オーナーの楠さんが日本食に合う、食事と楽しむワインとして仕立てたとのこと。
年末年始だし、牡蠣が美味しい季節だし…
なるほど、海の幸に恵まれたボルドーの白と似たブレンドは日本食にも合いそう!と、納得したところで本日のオツマミを決めていきます。牡蠣をバター醤油でソテーして、きのこソースをたっぷり添えることにしました。他には春菊コンソメゼリー寄せ、照り焼きおろしハンバーグ、サラダ等。
まずは日滝原を味わって
楽しみにしていた日滝原!早速開けてみましょう。しっかりめに冷やしておきました。
すっきりと綺麗な味わい、口の中にじんわり広がる旨味…美味しい!穏やかでしみじみとした味わいながら、しっかりとしたボディや酸があり、癒やされつつもどんどんグラスが進んでしまいそう。
牡蠣との相性は…
それでは、張り切って用意した本日のオツマミ、牡蠣と合わせてみます。
うーん、あれれ。合わないことはないし美味しいけれど、牡蠣とバターの風味が強すぎて、せっかくの日滝原の香りと旨味が押され気味です。
意外な組み合わせが美味しい!
意外にも一番のマリアージュを見せたのはなんとこちら。〆のリゾットでした。
お米の甘み、昆布出汁とイカの旨味に、日滝原の穏やかなコクと酸味と旨味がとても合います。 ワインを飲んでリゾットを食べてワインを飲んで…ちっとも〆られない!(笑)
日本ワインって、楽しい!
お米には日本酒が一番なのだと信じてやまない私でしたが、この日滝原はお米に合う!思えば日本のワインは出汁っぽさ等、和の食材を思わせる風味を感じることが多いです。今までのマリアージュの固定概念先入観は捨てて、もっと気軽に自由に試すのが良いのかもしれません。あなたもワインとお米、試してみませんか?
この記事を書いた人
菅原
スタッフ
- 好きなワイン:ドゥーツ ブランドブラン ブリュットヴィンテージ
- 最近美味しかったワイン:キザン スパークリング トラディショナル ブリュット
- 行ってみたいワイナリー:ニュージーランドのワイナリーをめぐりたい
- 好きなもの:ラグビー(2019RWC スタジアムで観戦しました!)