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コレクション: ~3,000円のワイン

3,000円前後のワインとは?

ワインは低価格なものから高価なものまで幅広い価格帯で販売されているため、初心者が選ぶ際にどの価格帯のものが自分に合っているのか判断するのは難しいかもしれません。
リーズナブルなワインであれば気軽に買えますが、いざ3,000円前後のワインを買おうと思うと何を基準に選べばいいのか分からない、という方も多いのではないでしょうか。

1,000円以下のワインにももちろん美味しいものもたくさんありますが、その分外れもあるのが正直なところ。でも、3,000円代のワインになるとあまり外すことはなく、美味しいワインと巡り会える確率が上がります。一般的にも3,000円前後のワインは「ちょっと贅沢」と考えられることが多く、決して高級ワインではありませんがワイン愛好家が「お値打ち」と感じるワインが多いです。
それは生産者のこだわりと、飲み手の満足感のバランスが良いことや、有名な生産者のワインやヴィンテージワイン、熟成ワインもこの価格帯から買えることができるからです。

旧世界のワインでも一定の品質が期待でき、新世界のワインならより高品質なワインが期待できます。自分へのご褒美や大切な人へのプレゼント、ホームパーティーにお呼ばれした際の手土産などにも、3,000円前後のワインはおすすめです。

3,000円前後のワインの選び方

ワインを選ぶ際は、「種類」や「品種」「ボディ」「産地」に注目してみましょう。まず、種類は赤ワイン、白ワイン、オレンジワイン、スパークリングワイン、ロゼワインの5種類。品種は代表的なものなら、黒ブドウはカベルネ・ソーヴィニヨンやピノ・ノワール、メルロー、シラー。白ブドウならソーヴィニヨン・ブランやシャルドネ、リースリングといった品種から選んでみると良いでしょう。
ボディは、濃い色調でタンニンや酸が豊かに感じられる重厚な味わいのものが「フルボディ」、淡い色調で軽快な味わいのものが「ライトボディ」、その中間のものが「ミディアムボディ」と表現されます。

産地についてはもちろん例外もありますが、冷涼な地域のワインはシャープな味わい、温暖な産地のワインは果実味豊かな味わいなど、産地によっても大まかに特徴が表れます。
フランスのボルドーやシャンパーニュ、ブルゴーニュなどといった旧世界のワインは人気の高さから価格が高騰しやすいですが、アメリカやチリ、日本、オーストラリアといった新世界のワインはコストパフォーマンスの高さが魅力です。また、イタリアやスペイン、ドイツといったヨーロッパで生産量の多い国もリーズナブルで美味しいワインが多いので、参考にしてみてください。

~3,000円 各産地のワイン①

  • チリ
    チリが生産する主な品種はカベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネ。日照量が多く、気候条件が良好のため、果実味豊かなワインが多く生産されています。1,000円台のリーズナブルなワインも多いですが、少し予算を上げて2,000円〜3,000円クラスのチリワインはより上品な仕上がりになっていることも多く、おすすめです。
  • 日本
    日本のワインは甲州やマスカット・ベーリーAといった日本固有品種を使用しており、国際コンクール入賞や伊勢志摩サミットでの提供などを通して、近年では世界的な評価と認知度を高めています。また、寿司や天ぷら、煮物、焼き鳥といった和食との相性も良いため、自宅での晩酌など家飲みに取り入れやすい点も魅力です。
  • アルゼンチン
    アルゼンチンのワインは大規模な生産体制が特徴で、マルベックというパワフルで果実味あふれる味わい品種が有名です。アルゼンチンは牛肉の生産も盛んなので、フルボディの赤ワインとステーキを合わせるのがおすすめです。その他にもフレッシュで軽やかな味わいのワインもあり、多様で幅広いスタイルがあります。コストパフォーマンスの高さも魅力の一つで、2,000円〜3,000円クラスのものでも十分美味しいワインがたくさんあります。
  • ドイツ
    冷涼な気候ですっきりとした酸がある辛口白ワインのイメージが強いと思いますが、やはりドイツを代表する品種といえばリースリング。世界のリースリングの栽培面積の約60%を占めています。モーゼルとラインガウが主な生産地で、エレガントな味わいから重厚さと繊細さを兼ね備えたタイプまで多様なワインが造られています。ドライな辛口白ワインをお探しの場合は、まずはドイツのリースリングを選んでみてはいかがでしょうか。

~3,000円 各産地のワイン②

  • フランス
    3,000円以下のフランスワインは各地域でありますが、なかでもアルザス地方では辛口ワインが主流で、リースリングやピノ・ノワールなどを使用しており、豊かな花の香りとミネラルのニュアンスが感じられるワインや、軽快でエレガントな風味でタンニンも穏やかなワインなど、豊かな多様性が特徴です。洗練された上品な味わいを楽しみたい方におすすめです。また、広大な産地のロワール地方は甘口~辛口までさまざまなタイプのワインが造られており、ボルドー地方やブルゴーニュ地方と比べて親しみやすく、価格がお手頃なワインが多く生産されています。また、フランス南部のラングドック・ルーション地方でもカジュアルでお手頃価格のワインが多くあるので探してみてください。
  • イタリア
    フリウリは高品質な白ワインの産地としても知られていますが、近年人気のオレンジワインの聖地としても有名です。エミリア・ロマーニャ州は、微発泡の赤ワイン・ランブルスコの生産地。微発泡で飲みやすいので初心者の方にもおすすめです。また、イタリアならではの土着品種で造られるワインも多いので、予算別に複数買ってみて飲み比べをしてみるのも良いでしょう。
  • アメリカ アメリカといえばカリフォルニアのイメージが強いですが、近年ではワシントン州のカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロのワインが注目されており、カリフォルニアワインに代表される果実味とタンニンの力強さに、ボルドーワインを思わせる複雑さとエレガントさを兼ね備えています。
  • スペイン
    スペインのスパークリングワイン「CAVA(カヴァ)」をはじめとして、赤ワイン、白ワイン、ロゼワインなど多種類のワインが多様なスタイルで造られており、繊細で柔らかく、複雑な風味が魅力の赤ワインや、品質が高くコストパフォーマンスに優れた白ワインが生み出されています。食前酒やアペロとして楽しみたいならCAVA、メインディッシュと合わせたいなら果実味豊かで、シナモンなどのほのかに甘いスパイスの香りが感じられるテンプラリーニョを試してみましょう。
  • オーストラリア
    オーストラリアはスパイシーなニュアンスが感じられるフルボディの赤ワイン品種「シラーズ」や樽熟成させた黄金色の色調のシャルドネが有名ですが、近年ではグリューナー・フェルトリーナーなどの「オルタナティブ品種」を使ったワインが増加傾向にあります。また、ナチュラルワインやオレンジワインも増えてきているので、ぜひいろいろと試してみてください。

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