CASE 01
何気ない旅の楽しみ
Cave de Relax 管理部 兼 オンラインストアリーダー | 幡野
こんにちは、旅好きスタッフの幡野です。このブログをご愛読いただいている皆様の中には実際にワイン産地を訪問された方、もしくは「いつかは行ってみたい」と思われている方がいらっしゃるはず。私もコロナ前は海外旅行に行くと、ほぼ毎回ワイン産地を訪問していました。今回はその中でもおすすめのシャンパーニュ地方の街、ランスをご紹介します。
シャルルドゴール空港から電車で約1時間で行けるワイン産地
この時(2019年5月)は知人とリヨンに滞在し、その後私は一人アルザス地方のストラスブールを経由してシャンパーニュ地方のランスへ電車で向かいました。ランスを選んだ理由は、3日後に帰国するため、なるべくシャルルドゴール空港近くまで移動しておきたかったから。車窓からは、黄色い花(菜の花?)の景色が広がります。
大きすぎず小さすぎず、ちょうどいい街♪
ランスを街歩きしているとシャンパーニュメーカーのマムがあり、その向かいには日本人画家のレオナール・フジタさんが設計した教会もあり、ゆっくり見て回るにはいいサイズ感の街です。そしてこの街の目玉といえばノートルダム大聖堂。街を歩いていると突如と現れるランスを代表するゴシック様式の傑作です。
歴史を肌で感じる
外観の荘厳さもさることながら、一歩中に入るとまずその天井の高さに驚きます。そして振り返ると頭上にはなんとも美しいバラ窓。時間がすぎるのも忘れて、ただただ見とれていました。
小さな夢が一つ叶いました。
大聖堂の近くにワインショップを発見。
「あ、見慣れたアンリオもある・・」なんて思いながら、お店の方に相談してシャンパーニュを1本買い(もちろん後日自分へのお土産用に数本購入しましたよ)、帰りがけに美味しそうなバケットとお惣菜を買って、借りているアパートのテラスでランチをすることにしました。
ふふ、こういうのをずっとやってみたかった!
そんな思い出に浸りながら・・・
さあ、時を2022年に戻しましょう。あの時ランスのワインショップで見かけたアンリオももちろん日本で楽しむことができます。いつでも安心しておすすめできるブランドです。ただ今のご時世、避けて通れないのは「値上げ」です。このアンリオも例外ではありません。それでも特別な時にはぜひおすすめしたいシャンパーニュです。
この記事を書いた人
幡野
Cave de Relax 管理部 兼 オンラインストアリーダー
- 好きなワイン:旨味を感じるロゼワイン
- 最近美味しかったワイン:カンティーナ・ライナ ラ・ペスキエラ・ディ・パチーノ IGT ロザート 2020(イタリア・ウンブリア州のロゼ)
- 行ってみたいワイナリー:ドメーヌ テッタ(岡山)、オーストラリアのマーガレットリヴァー
- 好きなもの:飛行機、一人旅、天気の良い日に昼から飲む泡もの
CASE 02
Oh!アンリオ様
WEBチーム graphic designer | わいじょりーな
日々ガソリン価格をチェックすることで世情を把握したような気でいるわけですが、そんな薄っぺらい生き方をしているせいでしょうか。知りませんでした、シャンパーニュまでもが値上がりするやなんて。
『ブルータスお前もか』的なね。←いやいや。 もはや神々しいです、アンリオ様。さらなる高みへ ――― 。
夏っぽデザート
ハーフって、だいたい3杯くらい。
ふたりで飲んで、残りはデザートに使いました。 キウイ・ミント・マイヤーレモン・ジャラハニー、そこにHenrioを加えてグラニテに。
シャリシャリのフルーツやカクテルはなんでも美味しいですが、シャンパーニュのそれは贅沢さも相まって、美味しさ2倍2倍!
お早めに
"さて、こちらはメゾンカイザーの木村社長プロデュースのあんぱん。あまりに美味しかったので、今度パン好きの吉永君に食べさせてあげようと思います。
そのあんぱんを食べながら選んでいるのは、ベッドリネンやクッションの生地。夏仕様にと選び始めましたが、夏を目前に頓挫しました。生地を取り寄せた後、すぐにオーダーすれば手に入ったでしょうに、ゆっくりゆっくりしてたんですよ。ようやく選んだ生地は品切れになっていました。後回しは、あきませんね。
値上がり目前のシャンパーニュも品切れしてしまうかも。心が決まっておられるなら、お早めに。私も急ぐ所存。"
この記事を書いた人
わいじょりーな
WEBチーム
graphic designer
- 好きなワイン:アイ村のシャンパーニュ
- 最近美味しかったワイン:平川ワイナリー セレーヌ テール・ド・ヨイチ 2019
- 好きな自社商品:RMシャンパーニュセット 、ブルゴーニュ バリューパック
- 行ってみたいワイナリー:ボデガス・プロトス
- 好きなもの:韓国ドラマ
CASE 03
ハーフのシャンパーニュって
統括マネージャー | 人見
2022年の夏現在、世界的な需要の増、天候不良による収穫減、さまざまなトラブルによる輸送の不具合、ボトルの供給不足など様々な理由でシャンパーニュの在庫が日本で枯渇しています。そこへ追い打ちをかけるような為替の変動により、価格はこの秋から値上げラッシュがはじまります。。。
それでも飲みたいシャンパーニュ
高い高いと言いながらも、それでも不動の人気を誇るのがシャンパーニュ。お祝いにはもちろんですが、たまには飲みたい!そんなあなたへの提案です。ハーフボトルというチョイス。自宅で飲むなら量も丁度よいし、価格も手が届きやすいです。
今回の最適解は?
シャンパーニュグラス、シャルドネグラス、大吟醸グラスの対決でした。大吟醸はアルコール感が強く出てしまい、残念な結果に。これで飲んでいたら美味しくない、という結論になってしまいそうで勿体ないです。今回は普通にシャンパーニュグラスだろうと思いましたが、僅差でシャルドネグラスが優勝でした!
家庭料理との相性もGOOD!!
シャブリには牡蠣!これはなんとなく誰もが知っている定番の組み合わせですが、実は昔から言われているシャンパーニュにも合わせるべきものがあります。それは「イカ」。本当に?迷信では?ということで検証しました。
まあまあでしたね
イカの肝も入れて野菜炒めにしましたが、結果はそれなりに良かった、くらいでした。おそらく肝を入れたのがこの組み合わせにズレを生じさせたと思われます。それを入れずに炒めたらしっかり合わせられたかと思います!
誰ですか?ハーフで丁度良いって言ったのは
ほろ酔い気分で終われば良いものの、やっぱりちょっとだけ飲み足りないかったので、カーヴ・ド・リラックスの定番のあの赤ワインにソーダを足してシャンパーニュグラスでのみました。複数種類のワインが自宅で楽しめるのは、ハーフをチョイスしたからこそ!
でも飲み過ぎ注意です。
この記事を書いた人
人見
統括マネージャー
- 好きなワイン:普段は飲み疲れない優しいワイン、たまに飲むなら華やかで魅惑的なワイン
- 最近美味しかったワイン:日本の冷涼系ワイン、結構どれも美味しいです
- 行ってみたい場所:タスマニア島、ワイナリーも含めて自然を満喫したい
- 好きなこと:料理、旅行
CASE 04
激シブの屋上で楽しむシャンパーニュ
the cellar online store ストアマネージャー | 本名
夜景を見ながら外で楽しむシャンパーニュって最高じゃないですか?(夜景がしょぼいのはご愛敬) 「さて、楽しむぞ」と重い腰を上げてネタ撮りを始めました。 しかし、数分後にどしゃぶりの雨。 なんだか、ボトルにも雫があたっていい感じね。 とはいかず、風で屋上に雨が押し寄せる事態。 これはあかん。 せっかく苦労しながら外を用意しましたが、断念します。
現在の住まいは宝の宝庫
"現在訳あってとっても古い一軒家に住んでおります。 ここの3階は広いベランダもそうですが、めちゃくちゃ渋いものが眠っております。 平成生まれですが、昔懐かしレコードのターンテーブル!
なんと、Deep Purple「BURN」を発掘!!!
このアートラベル最高にカッコいいですよね。
さて、BURNでも流すか!と思ったのですが、レコードプレイヤーの使いかたが全くわからずこれも断念。"
主がいそうな木の椅子でもパシャリ
"外でも飲めないし、レコードも聞けないのでなんとなく激シブな木の椅子の上で記念撮影してみました。 せっかくなのでDeep Purpleは、You Tubeで流します。
苦労せずに聞けてしまうって、なんかこのレコードたちをみると哀しくなってしまいますね。 私はMDなんかに必死に好きな音楽を入れて、好きなアルバムを自作していました。 いまやサブスクですもんね。ついていけません。"
ついていけないのは、価格も?
"さて、ここでワイン好きの皆様に悲報がございます。 この夏~秋にかけてワインの値上げラッシュが始まります。 今回ご紹介するアンリオも例によって値上げでございます。 気軽に飲めるハーフボトルですが、これで5,000円です。 こんなシチュエ―ションで楽しんでよかったのだろうか。 でも、今回は昭和から令和へ一気に飛んだような素晴らしいひと時をアンリオと過ごさせていただきました。
まるでヴィンテージシャンパーニュを飲んだかのような充実感。ご馳走様でした。"
この記事を書いた人
本名
the cellar online store
ストアマネージャー
- 好きなワイン:立体的なワイン
- 最近の趣味:キャンプ、サウナイキタイ、ハイボール飲み比べ
- 好きな食べ物:麻婆豆腐、カレー、アジア料理全般
- 出身地:東トウキョウ
- 休肝日:月1あるかないか
CASE 05
シャンパーニュを愉しむ日には、いくつかパターンがあって。
web designer | ITO
決して奇を衒わない(「尖ってない」の方が伝わりやすいでしょうか)のに、ひとたび美味しさを識ってしまったら、常に頭の片隅に存在し続けているシャンパーニュ。
良い意味で中毒性ありません?
一見、大人しく控えめな個性の中に、他のスパークリングワイン達が抗えないほどの、ポテンシャル。もう長年思っていることがあるのですが、1滴媚薬を垂らしているんじゃないかと。笑
シャンパーニュを飲む理由
美味しい泡は他にも沢山。クレマンやフランチャコルタ、ニューワールドのスパークリング達、日本の泡も。最近では、ペットナットや、フリッツァンテあたりも美味しいものが多数。
なのに「今日はシャンパーニュじゃなきゃダメなんだ」という日がある、謎。(私の場合)
映画からの刷り込み?だとしたら作家達は、なぜシャンパーニュを選んだのか…なんてことを考えたり、考えなかったり。
理由その1|気分が良いから、シャンパーニュ
お正月、誕生日、記念日などのお祝いのときは勿論、日々の暮らしの中でも、一仕事終えたときや、よく頑張った日には気分が良いので、シャンパーニュを愉しみたくなります。何よりもシンプルなお料理のレベルが一気にあがるので、こんな日はシャンパーニュ一択です。
理由その2|
心の声が出ちゃう前に、シャンパーニュ。笑
少し毒づきたい日、ありませんか?笑
私の場合、二十代は、もしかしたら単純にシャンパーニュを飲んでるという自分が好きだったのかもしれないけれど、三十路を過ぎてからはシャンパーニュに癒しや、体力(精神力)回復ドリンク的な要素を求めることもしばしば。
息するのを忘れてるんじゃないかと思うくらい忙しなく働いていた時代、少し毒づきたい日もありまして。
そんな日は「心の声が出ちゃう前に」,
「お腹の底にたまったものがドス黒くなる前に」シャンパーニュと一緒に流しましょっ♪という、ただシャンパーニュを飲みたいだけのマイルールが、いつの間にかできました。
理由その3|T-シャツ、ノーメイクな日に、のんびりシャンパーニュ。
いつの頃からか、なんでもない日に、 T-シャツ、ノーメイクで「のんびりシャンパンタイム」に至福を感じています。なんだかんだ、これが一番の贅沢なんじゃないかと。
ファンション誌の見出し風に言わせて頂くなら「シャンパーニュ使いに、こなれ感」という感じでしょうかね。笑
そういう日に、ハーフボトルのサイズ感はちょうど良いですね。アンリオ ブラン・ド・ブラン NV ハーフは、ハーフボトルにもかかわらず、スケールを感じ、且つ親しみやすさもあって、優秀シャンパーニュです。
結局、シャンパーニュがあればシアワセ
ココ・シャネルも、ナポレオンも、いつでもシャンパン!みたいな名言(独自解釈)を残していることだし、私のこのルールもあながち間違ってはいないと思っているのですが、どうでしょう。
要するに、昔から
兜の緒を締めるときも緩めるときも
楽しいときも悲しいときも
ノーマルな日も、いつも傍にシャンパーニュ。(え ?)
#ワインのある暮らし #シャンパーニュのある暮らし でした。
この記事を書いた人
いとう
web designer
- 好きなワイン:好きな人と飲むワイン
- 最近美味しかったワイン:DuMOL/Lia,Pisoni
- 行ってみたいワイナリー:アルゼンチン/Zuccardi
- 好きなもの:旅
CASE 06
贅沢な一日の終わりには
Cave de Relax 虎ノ門本店スタッフ | 小山田
あわただしく過ぎ去ってゆく日々にふと深呼吸がしたくなり、休日の早朝に浅草から特急に乗って、
バスを乗り継ぎ、奥日光へ行ってきました。
バスを降りてまず深呼吸。
ブラインドで奥日光と分かりそうな(?)気持ちの良い空気。気持ちのよい青空。 この日の東京は猛暑日。奥日光は気温差10度、心地よさが別世界、贅沢です。
気持ちのよい空気の中をトレッキングして、湖のほとりでコーヒーを淹れたり
ちょうど見頃を迎えていた九輪草をながめたり
自分の巣穴から出ようとしたらぴったりはまってしまって身動きとれなくなっていたクワガタを助けてあげたり
マイナスイオンを贅沢に堪能してきました。
日が暮れるころ家に帰って、奥日光の余韻にひたりつつ晩ご飯。ワインは・・・
冷蔵庫に冷やしておいたアンリオのブランドブランです。クリーミーな泡立ちの一粒一粒から弾け出てくるようなふわりと香る奥行きのある芳香に、昼間感じた奥日光の心地よさがよぎります。贅沢な一日の終わりに、味わうほどに満たされてゆく贅沢なシャンパーニュ。9月からアンリオも値上げになってしまいますが、この一日の終わりの満たされ感、プライスレスです…。
そんなアンリオのお供に、オリーブや生ハムはてっぱんですが、今回の発見は・・・
スライスしたゴーダチーズに枝豆をのせて、
こんがり焼いて、アンリオ ブランドブランを一口。
いつもの枝豆が贅沢な一品に・・・おすすめです。
この記事を書いた人
小山田
Cave de Relax 虎ノ門本店スタッフ
- 好きなワイン:一日の終わりにほっと一息ついて飲むワイン
- 最近印象に残ったワイン:ドメーヌ ブシャール ペール エ フィス ボーヌ グレーヴ ヴィーニュ ド ランファン ジェズュ 1999
- 行ってみたいワイナリー:シャトー コスデストゥルネル
- 趣味:旅行、山登り
- 好きなこと:献立をあれこれ考えながらの買い物と晩ご飯をつくること
CASE 07
じゃがいもの収穫と「大人とは?」を考える一日
スタッフ | 吉川
市内の市民農園を借りて、猫の額ほどのスペースで、なんちゃって農業をしております。じゃがいもがいい感じになってきたので収穫。土寄せや追肥などのお世話をあまりしていなかったのでちょっと小ぶりです。
いやはや、でも土の養分と水やりでここまで大きくなるんだから、やっぱりじゃがいもは、というか土、いや、水、いや生きとし生けるもの、というか地球ってすげーなと思います。
収穫の祝いに、アンリオ。
収穫祭にふさわしいのはやはりシャンパーニュ。畑を耕して自分で野菜を作って自らシャンパーニュで祝うという、なんだか変に大人ぶった大人になってしまいました。。
とはいえ、大人って一体なんなんでしょう。じゃがいもを一丁前に育てられたら大人でしょうか。
小さなよろこびに、最大限の幸せを見い出す。
じゃがいものほか、枝豆や小松菜、サンチュもやってます。土いじりって癒されます。緑を眺めたり、虫の一挙手一投足を観察したり。(少年?)
今年も去年に引き続き、いろいろな事件があって大変な年ではありますが、どんな時でも「いつも通り」のこころがけを忘れずにいたいものです。
なにがあっても自分の生活を楽しむという強い心をもったとき、人は大人になったといえるのでしょうか。
庭先のローズマリーをチキンになじませて。
チキンを焼いてほくほくのポテト、にんじんのローストを添えます。肉でも野菜でもシンプルが美味い。そしてうまく寄り添うアンリオ、美味い。シンプルが一番です。
下手に足さない調理法がおいしいと感じるのは、大人になった証拠でしょうか。
とれたてじゃがいもとタコのアヒージョも
タコを買ってきて、収穫したジャガイモとともにアヒージョもしちゃいました。大人になったなぁ。スキレットなんか使っちゃって。ガリシア風に仕上げちゃったりして。大人になったなぁ。
ん?スキレットを使ってアヒージョを作ったら、大人になった証拠でしょうか。
大人になるってどういうこと?
シャンパンと合わせる本は、きっとこれがいい。吉本ばななさんの「大人になるってどんなこと?」
シャンパンを美味しいと感じられるのは、大人になった第一歩なのかもしれません。仕事終わりのビールのおいしさ、休日の朝のホットコーヒーの美味しさに気づいた時のこと、思い出せますか?自分が「大人になった」と感じた時のことを思い出してみると面白いかもしれません。
あ、ちなみにこちら、9/1からの値上げするようです。どうせ飲むならはやいうちにストックを!!
この記事を書いた人
吉川
スタッフ
- 好きなワイン:胃にやさしい淡い色味のワイン
- 好きなウイスキー:ラフロイグ、アードベッグ
- 好きなビール:BREW DOG PANK IPA
- 趣味:飲み歩き、チェアリング、読書
CASE 08
シャルドネ系老舗メゾン「アンリオ」の代表作!やっぱりブラン・ド・ブランでしょ!
代表取締役 社長 | 笠原
最近はシャンパーニュでも世代交代や若手生産者も多くなり、RM人気も再び熱を帯びてきていますよね。その中でアンリオの立ち位置とは?やはりこのブラン・ド・ブランに代表されるシャンパーニュらしいシャルドネの酸と果実味でしょう。
世界的な需給逼迫によるアロケーション減、ブドウ調達価格の上昇、為替(円安)による値上げ…
話は少し逸れて、、、。さてシャンパーニュ好きの方はひしひしと感じている事。それはコロナ禍が世界的に落ち着いた20年から始まった、世界的な需要増による、有名銘柄の出荷制限や値上げの波。そこに本年は急速な円安の進行により、更なる値上げ。アペリティフで飲んで、ディナーはまた別のワインをなんてしていたら、お財布がスッカラカンになってしまいそう…
食事とも一緒に楽しめる、グルマン向けのシャンパーニュがこれ。
さてこのブラン・ド・ブラン、冒頭もお話した通り、シャンパーニュらしい酸と程よい熟成感と優しい果実味のバランスが特徴。デキャンタ―ジュして泡を少し円やかにして飲む、などの変化球も有り。食事にも合わせてディナーを通して活躍出来る、リベロ的なワインです。これ1本でハレの日は十分に楽しめますね!
ついでにシャンパーニュ・ネタ、KRUG STUDIOに行ってみました
同じくネゴシアン・マニュピュラン(NM)の最高峰ブランド、クリュッグが六本木ヒルズでポップアップストアをやると聞いて、試しに訪問。
提供されたのは現行キュヴェである、EDITION 170、アンリオ同様、これまた綺麗な酸に、芳香さ、複雑味が楽しめました。こちらは印象いつもより果実感が低く、酸が印象的。STUDIO内ではこのEDITION 170のイメージを持って造られたサウンドを楽しむ事が出来ます。ブランド変われば、楽しみ方も色々。シャンパーニュは他のワインに無い華やかさと楽しさを持っているのが人を惹きつけて止まない理由なのかもしれません…
この記事を書いた人
笠原
代表取締役社長
- 好きなお酒:風の森、VOTANO WINE
- 最近美味しかったワイン:メゾン・ルロワ ムルソー・ペリエ―ル2012
- 行ってみたいワイナリー:農楽蔵
- 好きな事:スニーカー探し
- ※ ATMOSが400億円でフットロッカーに買収されてビックリしました!
CASE 09
よく晴れた朝に。
スタッフ | 菅原
シャンパーニュ。響きからしてサラサラ、キラキラとした素敵な言葉です。毎日気軽に開けられる訳ではありません。お家ではなおさらグラスで注文できませんし。そうなるとせっかく入手してもなんとなくセラーにいれっぱなし、なんてこともしばしばあります。
はじまりの…
お食事のはじまりに楽しむことが多いシャンパーニュですから、じゃあ一日のはじまりにあけてもいいのでは?ということで決行しました。朝シャン(朝からシャンパーニュ飲んじゃう)です。本日の泡は、アンリオのブラン・ド・ブラン。エレガントさを身上とするアンリオの、シャルドネ100%の贅沢な一本。
早起きのたのしみ
お天気の良い休日の朝です!
早起きをして犬を散歩に連れていき、朝シャン(シャンプーの方)を済ませてさっぱりしたら、皮付きのまま切ったジャガイモとベーコンをオーブンに放り込みます。思えばこのブログ、何かしら焼いてますね。焼き加減を見つつ、小川洋子さんの『薬指の標本』を読みます。「泡」が共通のキーワードの、仄明るい不思議な物語。
朝食のお支度ができました
ベイクドポテトが出来上がる頃にあわせて、オムレツとクロックムッシュも作ります。その正体はミックスベジタブルとアボカドを挟んだ薄焼き卵に、なんちゃってホワイトソースとハムとチーズを挟んだ食パンなんですが、いいんですいいんです。それっぽくて楽しければ。
朝がベストタイミングかも…
さて、お待ちかねの乾杯です!その日初めて口にするのがシャンパーニュという贅沢…これは癖になりそうな非日常感です。感覚がクリアなのか、アンリオの身上とするシャルドネの繊細な味わいがより一層心地よく感じます。朝からシャンパーニュ、あまりの爽やかさに感動です。
軽さがぴったり♪
シャンパーニュに合わせるお食事としても、朝食メニューは案外相性が良いかもしれません。フレッシュな野菜や卵の淡い優しい味、くっきりと塩気や旨味がききつつも重すぎないハムとチーズ、ホワイトソース。ブラン・ド・ブランのきめ細やかで軽やかな口当たりを邪魔することがありません。
パワーチャージ!
罪な味を楽しもうと思ったら、思いの外爽やかなパワーブレックファストになった今回。早起きしてしっかり食べたおかげで、その後も充実の休日を過ごしました。ハーフボトルはグラス三杯分程と、さらりと楽しむのにぴったりの量でもあります。実はこちらのワイン、インポーターさんよりまもなく値上げとのお知らせが……。その前に朝シャン、どうでしょう?仲間募集中です!
この記事を書いた人
菅原
スタッフ
- 好きなワイン:ドゥーツ ブランドブラン ブリュットヴィンテージ
- 最近美味しかったワイン:キザン スパークリング トラディショナル ブリュット
- 行ってみたいワイナリー:ニュージーランドのワイナリーをめぐりたい
- 好きなもの:ラグビー(2019RWC スタジアムで観戦しました!)
CASE 10
夏野菜がこんもり。。。
スタッフ | 山本
春先、家の庭と近くで借りてる畑に旦那さんが植えた夏野菜たち。雑草にも負けず、虫とも戦いつつ、成長を遂げております。
こちら、ある日の収穫。他の農家さんからの頂きものも含まれてはいるのですが、こんもり~!
東京にいる時は、旬を追い求めていたのですが、島に来てからは季節に追いかけられている感じがします。苦笑
シュワシュワしたい。
なんてったって泡が大好きで。一口飲むだけで、えも言えぬ高揚感に包まれます。
その中でもシャンパーニュはやっぱり特別。お値段が張るというのもそうなのですが、フワっと立ち上がる香り、味わい深さ、泡のきめ細やかさ…どれもが魅力的なのです。
冬の乾いた空気で飲むシャンパーニュも格別ですが、夏にうんと冷やして飲むシャンパーニュも大好き。せっかくなので、夏野菜と一緒に軽やかに楽しみたいと思います。
きゅうりも。
大量のきゅうりが毎日ポコポコとおもしろいくらい急成長しています。自家製ぬか漬け、キュウリのQちゃん、干してみたり、、、色々とするのですが、今回はピクルス!庭のディルも入れて、軽やかな風味に仕上げて。
じゃがいもも。
じゃがいもも大量にできていて、山本家は6月以降、絶賛ジャガイモ月間が続いております。泡ものは揚げ物との相性がいいなぁと思うのですが、ポテトフリットと一緒にパクリ。トリュフ塩をかけて食べると、シャンパーニュの芳香とも合う気がします。
他の野菜たちとも。
おつまみセットとして、トマトカプレーゼ、ズッキーニのぬか漬け、夏野菜の揚げ浸しを用意しました。ズッキーニのぬか漬けはオススメです~。ぽりぽり美味しい。
今回はハーフだから、大事に飲まないとと思いつつ、食事と一緒にグラスがどんどん空いてしまう。
やはり、シャンパーニュは食事との相性がいいですよね。何と合わせても応えてくれる、そういう懐の深さが素晴らしい!
手羽中には届かず。。。
手羽中をじわじわ焼いたのですが、シャンパーニュは野菜で終わってしまいました。涙
ハーフではなく、フルでいきたい!
9月にシャンパーニュが値上がりしちゃうみたいなので、今のうちにフルを買っておこうかなぁなんて画策しております。
この記事を書いた人
山本
スタッフ
- 好きなワイン:骨格がありつつ線が細い赤と白&華やかで余韻の長いシャンパーニュ
- 最近美味しかったワイン:Evening Land, Hirsch
- 行ってみたいワイナリー:シャンパーニュ地方をしっかり周ってみたい
- 好きなもの:旅行、飲んだり食べたり、読書、映画、わんこ
CASE 11
シャンパーニュという特別感
the cellar online store スタッフ | YOSHINAGA
暑くなってくると必然的に冷えた飲み物を欲するのが人というもの。その中でもシャンパーニュは特別感もあっていつも以上に美味しく感じます。
今回はアンリオからブラン・ド・ブランのご紹介です。
何を書いたらいいのか分からない。そうだ、山に行こう。というのは嘘ですが今月も山に行っていました。
百名山にも数えられる甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)は山梨・埼玉・長野の三県にまたがり標高は2,475mほど。この日も朝から快晴で暑くなりそうな1日。焦らず行きましょう。
序盤からまあまあ角度のある急登ですが進んでいくほど山の雰囲気が自分好みな気がしてとても気持ちが良い!登った山が増えていくとそういう発見があるので飽きることもなく楽しい限りです。
と、このまま快調に行きたかった所ですが後半は思うように足が動かずペースダウン…。一筋縄ではいかないあたりが百名山。休み休み、進みます。
前半が早かった分、何だかんだで標準ペースよりもだいぶ早めに登頂。雲がなければ富士山まで見えるそうですがそれでも大満足な見晴らしです。これだけ高い所にいると気温も涼しくめちゃくちゃ気持ち良い! 途中苦しかったですが登り切った甲斐がありました。ご飯を食べて休憩して下山です。
欲を言えば山頂でビールでも飲みたかったですが今日は車なので帰って家で飲みましょう!
そんなわけでアンリオ ブラン・ド・ブランの登場です。運動後の1杯にしては贅沢すぎるような気もしますがたまには…と自分を甘やかして得る背徳感も相まって抜群の美味しさ笑。例のごとくYouTubeで見たレシピに桃とミントの冷製パスタがあったのでパパっと作ってペアリング。思わずガッツポーズを決めたくなるほどの組み合わせでただただ至福です。
同じ瓶内二次製法のスパークリングでもどうしてかシャンパーニュとは違う。シャンパーニュも例に漏れず値上がりの波に飲まれ特別感から今後はさらに増して行くかも…?
この記事を書いた人
吉永
the cellar online store スタッフ
- 好きなワイン:ピノ・ノワール
- 記憶に残る1本:イタリアのパオロ・ヴォドピーヴェッツのヴィトフスカ 2011
- 好きなもの:カメラ、散歩
- 最近ハマっているもの:登山 山を下りた後の温泉とビールが最高です。
CASE12
気楽にシャンパーニュ
スタッフ | 松沢
シャンパーニュに対して皆さんどのようなイメージをお持ちでしょうか。
「英国王室、貴族、結婚式」
僕はこのような格式高いイメージを持っています。
そういったイメージから、シャンパーニュを飲むシーンは記念日や仕事を頑張った日など、非日常なタイミングを見計らっている所があります。
しかし、何も特別な事がなくてもシャンパーニュは飲みたいので、今回は「気楽に楽しむ」をテーマにペアリングを試してみました。
贅沢な楽しみ方
今回はコンビニやスーパーでも手に入るおつまみと、シャンパーニュのペアリングです!
シャンパーニュと言えば、フードペアリングの幅広さに定評があるワインだと思いますので、お手軽おつまみとのペアリングも好相性が期待できます。
高級フレンチとシャンパーニュのペアリングも、もちろん素晴らしいのですが、疲れて帰ってきた日に家事を放棄して楽しめるような、こんなペアリングも贅沢かと思います。
用意したおつまみ
ブラン・ド・ブランの特徴としては、柑橘系果物、ミネラル、白い花、ナッツ、ブリオッシュなどの要素が感じられるかと思います。味わい的にはクリーンできれいな酸と旨味というイメージです。
シャンパーニュに含まれている要素をもった物、酸が同調する物が合うのではないかと考え、選んできたおつまみがこちらです。クリームチーズ、ナッツ、ドライフルーツ、エイヒレ。
写真右側の黒い物体は「シークワーサーもずく」です。
結果発表!
結論としては、下記のような結果になりました。
- ナッツ 〇
- クリームチーズ 〇
- ドライフルーツ 〇
- エイヒレ △
- シークワーサーもずく △
なんだか予想通りの結果になってしまいました。
シンプルで素材の味を楽しめるおつまみが相性良いですね。
意外性のない結果だったので、もう一品
以前にロゼ・シャンパーニュにイチゴのシャーベットを合わせた時に非常にいいペアリングだったので、今回はブラン・ド・ブランに合わせてレモンのシャーベットを用意してみました。
結論としては、今回一番良いペアリングになりました。レモンの酸とシャンパーニュの酸が同調し、シロップ漬けレモンの甘みはしっかりと感じられ、非常に美味しかったです。
こちらも意外性はないのですが…。
是非お試しあれ!!
値上げ
気軽に楽しむをテーマでしたが、9月から値上げです。すべての物が値上げしている今シャンパーニュも例外ではなかったようです。
値上げしても、もちろんシャンパーニュは飲み続けると思いますので、今のうちにストックしておくのがお勧めです!
この記事を書いた人
松沢
スタッフ
- 好きなワイン:きれいな酸がありつつ果実味も共存したワイン
- 最近美味しかったワイン:ハインリッヒ ブラウフレンキッシュ
- 行ってみたいワイン産地:ボルドー、トスカーナ
- 好きなもの:知らない道を歩くこと