赤ワインを使った料理とは?
赤ワインを使った料理とは?

消費できるおすすめレシピ9選を紹介!

消費できるおすすめレシピ9選を紹介!

THE CELLAR JOURNAL --- writer : Jun Yoshinaga

赤ワインは好きだけど、飲み切れずに余ってしまったワインをどのように活用すればいいのか悩まれる方は多いのではないでしょうか。
今回は赤ワインを活用できるおすすめレシピをご紹介します。肉や魚など種類ごとに紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
赤ワインは好きだけど、飲み切れずに余ってしまったワインをどのように活用すればいいのか悩まれる方は多いのではないでしょうか。
今回は赤ワインを活用できるおすすめレシピをご紹介します。肉や魚など種類ごとに紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。

赤ワインを使った料理とは?消費できるおすすめレシピ9選を紹介!

消費できるおすすめレシピ9選を紹介!
2024.07.17

1. 赤ワインを使った肉料理のレシピ

赤ワインを使った肉料理のレシピ

まず初めに赤ワインを使った肉料理をご紹介します。

ビーフストロガノフ

このレシピでは赤ワインをたっぷり使います。もちろん赤ワインとの相性も抜群です。

[材料]4人分
牛ひれ肉:350g
マッシュルーム:8個
赤ワイン:150cc
生クリーム:50cc
コショウ:適量
じゃがいも:2個
玉ねぎ:1個
バター:30g
フォンドヴォー(だし):200㏄
塩:小さじ1~2
小麦粉:少々

[作り方]
①牛ひれ肉は一口大に切り、塩とコショウ、小麦粉をふるいにかける
②玉ねぎは薄切りにし、マッシュルームは軸を切り除く
③鍋にバター少々を入れ中火で熱し、①の牛肉を加え、両面に両面に焼き色がついたら一度取り出す
④玉ねぎを加えて薄茶色になるまでしっかりと炒める
⑤マッシュルームを加え、③で取り出した牛肉を鍋に戻し、炒め直したら赤ワインを加える
⑥煮立ったらフォンドヴォーと塩小さじ1~2を加え、3分の2の量になるまで煮詰め、生クリームを加え塩コショウで整える
⑦別の鍋にひたひたの水と塩少々を加え火をかけ、皮をむいて一口大に切ったじゃがいもを入れる
⑧じゃがいもに火がとおったら水気を切り、再度火をかけバターを加え、鍋を揺らしながら水分を飛ばす
⑨⑥をお皿に盛り、⑧で作った粉ふきいもを添える

骨付き鶏もも肉の赤ワイン煮

骨付き鶏もも肉の赤ワイン煮は、ゴージャス感があって特別な日のディナーやパーティーにもってこい。
鶏肉を濃い味わいのソースで絡めているので合わせる赤ワインはミディアム~フルボディのタイプがおすすめです。

[材料]2人分
骨付き鶏もも肉:2本(約500g)
塩:適宜
オリーブオイル:大さじ1
にんにく(皮付きのまま):3かけ

【A】
赤ワイン:1/2カップ
水:1/2カップ
ローリエ:1枚
ケチャップ:小さじ1

【付け合わせ】
クレソン:適量
じゃがいも:1個
バター:10g
牛乳:1/2カップ
塩:適量

[作り方]
①鶏肉は関節部分に包丁を入れ、2つに切り離す
②鶏肉全体に塩小さじ1/2をもみ込む
③フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、鶏肉の皮を下にして並べ、にんにくを加えて一緒に焼く
④8分ほどしたら上下を返し、さらに3分ほど焼く(途中鶏肉の脂が出てきたらペーパータオルで吸い取る)
⑤【A】を加えて混ぜ、ふたをして弱めの中火で10分ほど煮て鶏肉を取り出す
⑥にんにくをざるに取り、ゴムベラでつぶしながらこしてフライパンに入れる
⑦再びフライパンを中火にかけ、混ぜながらとろみがつくまで煮詰め、塩少々を加えてソースを作る
⑧皿にソースを敷いて鶏肉をのせる
⑨じゃがいもを洗って皮付きのままラップで包み、電子レンジ(600W)で3分加熱する
⑩耐熱ボウルにざるを重ねてじゃがいもを入れ、ゴムベラでつぶして裏ごしする(ざるに残った皮は取り除く)
⑪バターを加えて混ぜ、全体になじんだら牛乳を加え、なめらかになるまで混ぜる
⑫ラップをかけて電子レンジ(600W)で2分加熱し、じゃがいものピュレを作ったら、⑧の皿にクレソンと一緒に添える

2. 赤ワインを使った魚料理のレシピ

赤ワインを使った魚料理のレシピ

続いては赤ワインを使った魚料理のレシピのご紹介です。

うなぎの赤ワイン煮

うなぎのかば焼きを使ったアレンジレシピです。赤ワインとかば焼きのタレが好相性を見せてくれます。
薄くスライスしたフランスパンに乗せて食べるのもおすすめです。

[材料]2人分
うなぎのかば焼き:120g
赤ワイン:1/4カップ
かば焼きのたれ:大さじ2/3
バター:4g
コショウ:少々
エリンギ:1本
赤パプリカ:1/4個
アスパラガス:4本
オリーブオイル:小さじ1
塩:小さじ1/4

[作り方]
①うなぎを半分に切る
②鍋に赤ワインを入れ、半量になるまで煮詰める
③かば焼きのたれとバター、うなぎを加え、2~3分煮てコショウで味を整える
④エリンギは薄切りにし、赤パプリカは縦1cm幅に切り、アスパラガスは縦半分に切ってから5cm長さに切る
⑤フライパンにオリーブオイルを熱し、④を炒める
⑥塩とコショウで味を整え、③のうなぎと一緒に皿に盛り付ける

かつおの串揚げ

高温でサッと揚げた串揚げは見栄えもあって、ホームパーティーにもぴったり。
赤ワインソースに付けて食べるため、料理と赤ワインの相性も間違いなしです。

[材料]2人分
かつお(刺身用):1/2切れ(約250g)
アスパラガス:2本
パン粉:50g
粉チーズ:小さじ2
小麦粉:適量
溶き卵:適量
揚げ油:適量

(赤ワインソース)
└赤ワイン:大さじ2
└みそ:大さじ1
└砂糖:大さじ1/2
└バター:5g

[作り方]
①かつおは厚さ1~1.5cmに切る
②アスパラガスは根元を切り落とし、根元の皮をピーラーでむいて長さを半分に切る
③バットにパン粉と粉チーズを混ぜる
④切ったかつおとアスパラガスはそれぞれ小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつける
⑤かつお2個を竹串で刺す
⑥揚げ油を高温に熱してかつおを入れ、1分ほど揚げる
⑦アスパラガスも同様に揚げる
⑧小鍋に赤ワイン、みそ、砂糖を混ぜて中火にかける
⑨とろみが出てきたら火を止めてバターを加えて溶かす
⑩⑨のソースを小さめの皿に移し、串揚げに添える。

3. 赤ワインを使ったパスタのレシピ

赤ワインを使ったパスタのレシピ

お次はパスタのレシピのご紹介!

牛ひき肉の赤ワイン煮パスタ

赤ワインを使った大人のミートソーススパゲティです。
ひき肉にベーコンをプラスし、旨味をアップさせました。

[材料]2人分
スパゲッティ:200g
牛ひき肉:100g
ベーコン:2枚
玉ねぎ:1/4個
赤ワイン:1/2カップ
固形コンソメ:1/3個
にんにく:1かけ
オリーブオイル:大さじ2
粉チーズ:適量
塩コショウ:少々

[作り方]
①にんにくと玉ねぎはみじん切りにし、ベーコンは1cm幅に切る
②水を入れ沸騰した鍋に塩(分量外)を加え、スパゲッティを入れて茹でる
③フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて熱し、香りが出たらベーコン、玉ねぎを炒め、ひき肉を加えてさらに炒める
④赤ワインを加えて半量くらいになるまで煮詰め、固形コンソメ、スパゲッティの茹で汁を1/2カップほど加える
⑤茹で上がったスパゲッティを加え、スパゲッティの茹で汁と塩コショウで味を整え、皿に盛ったら粉チーズをかける

赤ワインミートソースのラザニア

ミートソースに赤ワインを使ったラザニアです。休日などの時間がある時にじっくりと手間をかけて作るご褒美レシピです。

[材料]4人分
水:1000ml
ラザニア:6枚
塩:小さじ1
オリーブオイル:小さじ1
バター:適量
ピザ用チーズ:100g
粉チーズ:小さじ2
パセリ:適量

【ミートソース】
└玉ねぎ:1個
└にんじん:1本
└にんにく:1かけ
└オリーブオイル:大さじ1
└牛ひき肉:200g
└塩コショウ:適量
└熱湯:250ml
└トマト缶:400g
└コンソメ顆粒:大さじ2
└砂糖:大さじ2
└しょうゆ:大さじ1.5
└赤ワイン:大さじ1
└ローリエ:1枚

【ホワイトソース】
└バター:50g
└薄力粉:50g
└牛乳:500ml
└塩コショウ:適量

[作り方]
事前準備として薄力粉をふるっておく
焼く10~15分前にオーブンを180℃に設定し予熱しておく

①鍋に水を入れ、沸騰したら塩小さじ1、オリーブオイル小さじ1を加え、ラザーニャを入れたら表示時間まで中火で茹でる
②玉ねぎ、にんじん、にんにくをみじん切りにする
③フライパンにオリーブオイルをひき、みじん切りにしたにんにくを入れ、香りが引き立つまで中火で炒める
④③に残りの野菜を入れ、軽く炒めたら牛ひき肉を入れ、塩コショウを加えて炒める
⑤④に熱湯を注いだらトマト缶、コンソメ顆粒、砂糖、しょうゆ、赤ワイン、ローリエを加え、ふたをして中火で15分ほど似たら火から下ろす
⑥別のフライパンでバターを薄くひき、薄力粉を加えたら弱火~中火で混ぜる
⑦⑥に牛乳を少しずつ加えてゆっくりかき混ぜ、とろみがついてきたら塩コショウで味を整える
⑧耐熱皿にバターを薄く塗り、⑤で完成したミートソース、⑦で完成したホワイトソース、ピザ用チーズ、ラザーニャの順に重ねる
⑨上から粉チーズを振りかけ、予熱した180℃のオーブンで20分焼く
⑩焼き終わったらパセリを振りかける

4. 赤ワインを使ったデザートのレシピ

赤ワインを使ったデザートのレシピ

最後は赤ワインを使ったデザートのレシピをご紹介します。

焼きバナナの赤ワイン風味

バナナを赤ワインでソテーした大人の焼きバナナです。手軽に作れる上にビターな味わいは赤ワインと合わせたくなります。

[材料]1人分
バナナ:1本
バター:5g
赤ワイン:大さじ1
メープルシロップ:大さじ1
シナモン:少々

[作り方]
①バナナは皮をむき、斜めに1/2等分する
②フライパンにバターを熱して弱火にし、①をフライパンの上で転がしながら全体を焼く
③赤ワインとメープルシロップを混ぜ合わせたもの入れ、バナナにからめながら加熱する
④汁気が半分くらいになりバナナの全体が紫色になったら器に盛り、シナモンをふる

りんごの赤ワイン煮

リンゴ×シナモンという王道の組み合わせに赤ワインで煮詰めることでより深みを出しました。

<材料>4人分
りんご:1個
レモン(輪切り):2枚
シナモンパウダー:少々
生クリーム:1/2カップ
砂糖:大さじ1/2
セルフィーユ:少々
赤ワイン:1/2カップ
水:1/2カップ
砂糖:40g

[作り方] ①りんごは8つ割りして皮をむき、芯を取り除く
②鍋に赤ワイン、水、砂糖を入れて熱し、砂糖が溶けたら①のりんごを重ならないように入れ、レモンを乗せる
③弱火にかけて紙ぶたをし、りんごが赤ワインの色に染まって透きとおった感じになるまで20~25分煮込む
④火を止めてシナモンパウダーを少々振り、鍋のまま冷やす
⑤生クリームに砂糖を入れて、8割程度泡立てる
⑥皿に④を盛り、⑤を添え、シナモンパウダーを少々振り、セルフィーユを飾る

ワイン風味のガトーショコラ

生地やソースに赤ワインをたっぷり使ったガトーショコラです。赤ワインで漬けたいちじくとナッツを生地に混ぜることで、スイーツにもおつまみにもぴったりです。

<材料>
【生地】
チョコレート:150g
無縁バター:150g
砂糖:60g
溶き卵:3個分
赤ワイン:50ml
薄力粉:30g
くるみ(ロースト):30g

【赤ワイン漬け】
赤ワイン:50ml
ドライいちじく:50g

【ワインベリーソース】
赤ワイン:50cc
ミックスベリー(冷凍):100g
はちみつ:大さじ2

【トッピング】
ピスタチオ(ダイス):適量

<作り方>
事前準備として、型にバター(分量外)を適量塗り、クッキングシートを敷く
薄力粉はふるい、くるみは粗く砕く
オーブンを180℃に予熱する

①ドライいちじくは4等分に切り、熱湯をまわしかけて水気を切る
②ボウルにドライいちじく、赤ワインを入れてラップで密着し、冷蔵庫で30分~1時間以上漬ける(お好みでシナモンやクローブなどのスパイスを入れて漬けるのもおすすめ)
③耐熱容器にチョコレートを割り入れ、湯せんで溶かして混ぜる
④湯せんから外したらバターを加えて予熱で溶かしながら混ぜ、さらに砂糖を加えて混ぜる
⑤溶き卵を2~3回に分けて入れて都度混ぜ、赤ワインを加えて混ぜ、ふるった薄力粉を加えてさっと混ぜる
⑥②とくるみを加えて混ぜる
⑦クッキングシートを敷いた型に⑥を流し入れ、180℃に予熱したオーブンで20分ほど焼き、粗熱が取れたら冷蔵庫で2~3時間ほど冷やす
⑧鍋に赤ワインを入れて中火で熱し、煮立ったらミックスベリーとはちみつを入れて混ぜながら煮詰め、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす
⑨皿に⑦を盛り、⑧のワインソースとピスタチオをかける

5. 料理に合うおすすめの赤ワイン3選

料理に赤ワインを使うことで赤ワインとの相性も良くなります。今回ご紹介したレシピは全て赤ワインを使っているのでぜひ赤ワインと合わせてみてください。
THE CELLAR online storeおすすめの赤ワインを3本ご紹介します。

プティット・シレーヌ 2016

プティット・シレーヌ 2016

フランス・ボルドー、メドック格付け3級のシャトー・ジスクールが手掛けるリーズナブルなボルドーワイン。
果実味、酸、タンニンが三位一体となり、バランスの良い飲み口で幅広く料理と合わせられます。程よく熟成感も感じられまさにハイ・コストパフォーマンスな1本です。

シャトー・ド・クーレーヌ シノン・ソレイユ・ド・クーレーヌ 2021

シャトー・ド・クーレーヌ シノン・ソレイユ・ド・クーレーヌ 2021

赤系果実のアロマにさまざまなスパイスが混じり合い、穏やかかつしとやかな味わいの赤ワインです。
ワインセラーや冷蔵庫から出したての低めの温度から徐々に室温に近づいていくにつれて味わいも変化していくので料理と合わせながらゆっくり味わっていただけます。
和風の煮込みや鶏の照り焼きなどタレを使った料理と好相性です。

アンドレ・ペレ サン・ジョセフ・ルージュ 2016

アンドレ・ペレ サン・ジョセフ・ルージュ 2016

フランスの北ローヌ地方で造られた赤ワイン。力強さはありますがしつこすぎない、上品な味わいにまとまっています。
スパイシーかつパワフルさを伴った果実味を感じつつ長い余韻が印象的です。
シンプルにステーキなどの肉領地に合わせて飲みたいワインです。

6. まとめ

飲むだけでなく、料理への活用法は様々な赤ワイン。ぜひ赤ワインを使った料理にチャレンジしてみてください。
ワイン選びに困ったらTHE CELLAR online storeへお越しください。

※記事中の料理の画像は全てイメージです。

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吉永淳

Cave de Relax オンラインストア担当
JSA認定 ワインエキスパート