北風がやけに冷たいなぁ、と思っていたら木枯らし一号だそうです。
散歩をしてすっかり冷えてしまったので晩ご飯はあったかお鍋にしようということで、選んだワインはシャトー・フォングラーヴ ルージュです。
メルロ主体の瑞々しい果実味にちょっと小梅のアクセント。
重すぎずクリスピーな飲み口の奥に「ダシ」を感じさせる滋味深い旨みが凝縮しています。
きめ細やかなタンニンと心地よい酸の伸びのあるアフターが、鶏肉とごぼうとキノコたっぷりお鍋の旨みをどんぴしゃ引き立てます。
ほっこり癒し系にして中身充実、1,500円でお釣りがくる懐へのやさしさぶりもありがたいこの1本、おすすめです。
（2017年10月）