CASE 01
紅の葡萄酒
WEBチーム graphic designer | わいじょりーな
スタジオジブリとのコラボレーションも話題のルー・デュモン。
今回は、数あるラインナップの中から、定番シリーズである「ルー・デュモン シリーズ」をご紹介します。
こちらは、厳選されたブドウを農家から買い入れ、醸造されたシリーズ。
「天・地・人」という文字をあしらった目を引くラベルデザインは、「人は天と地によって生かされている」というお考えの下、採用されたとのこと。
ルー・デュモンを初めて試す人は、こちらのシリーズがおすすめだそうです。
崖っぷちの越冬
寒い寒い寒い。
身体が自家発熱してくれると良いのですが、もう冷えたら冷えたっきり。 いかに温めるか、いかに栄養を摂るか・・・専らの関心事です。
仲田さん作のピノ・ノワールを前に、はちみつレモン湯で一服。マヌカ超えとも噂される、このジャラハニー。越冬アイテムとして、今もっとも期待しています。
ニッポンのヴィニュロン
細部まで徹底的にこだわる仕事ぶりから「日本人的」「職人的」と評される、ルー・デュモンのワイン達。 こちらのワインも思い浮かべた通りのピノ・ノワールらしさを存分に味わえました。
ぴののわーる
この日の夜のお菓子は、ドライ白イチジクでした。発酵チャーンバターと胡桃を乗っけて。
この「Bourgogne Rouge」は、仲田さんご自身も日常的に飲んではるそうです。
そうそう。時々、オンラインストアで「ルー・デュモン コンプリートセット」が販売されるんですよ。ぜひお狙いください!
この記事を書いた人
わいじょりーな
WEBチーム
graphic designer
- 好きなワイン:アイ村のシャンパーニュ
- 最近美味しかったワイン:平川ワイナリー セレーヌ テール・ド・ヨイチ 2019
- 好きな自社商品:RMシャンパーニュセット 、ブルゴーニュ バリューパック
- 行ってみたいワイナリー:ボデガス・プロトス
- 好きなもの:韓国ドラマ
CASE 02
ブルゴーニュピノ・ノワールといえば!そう、鶏肉です
統括マネージャー | 人見
日本ワインをずっと紹介してきましたが、今回は日本人がつくる、フランス・ブルゴーニュの赤ワインです。恒例のグラス選びですが、ピノ・ノワールグラスのシリーズ違いを2つ用意しました。どちらもリーデルから、手軽なOシリーズと最高峰のソムリエシリーズの2種類です。
わりと濃いめの色調は、肉料理を想像しやすいです。今日は合わせやすい鶏肉料理をご紹介します。
用意していただくものはすごくシンプルです。岩〇の新生姜、鶏肉、以上です。
あとは鶏ガラスープの素(粒状)と塩分を足す調味料があればできます。これテレビでみたレシピなので、知っている方も多いかと思いますが、絶品からあげをこれから作ります。
作り方はとても簡単、材料全部いれて置いておくだけ
この毒々しいピンクの液体がいろいろな調味料を省いてくれる、まるで魔法の液体だとは知る由もありませんでした。もも肉は柔らかいのでそのままでよいのですが、むね肉はラップを上から載せてワインのボトルで叩いて繊維を壊しておきましょう。その方が柔らかく仕上がります。
勇気を出して試してみてください
〇下の新生姜の液だけを、袋にいれた鶏肉に一緒にいれて、鶏ガラスープの素と、今回はむね肉には塩、もも肉には醤油をいれて、30分置くだけです。
漬け込む時間が少なくて済むのもよいですよね。そのときは冷蔵庫から出して、常温で漬け込んだほうが揚げたときに中まで火が通りやすいのでおすすめです。
いよいよワインと共に実食です
肝心のワインとからあげの相性ですが、しっかり味付けしてある鶏肉と、ジューシーな果実味のあるこのルー・デュモンのワインは時間をわすれてずっと食べれる&飲めますね。からあげ以外もうずらの卵で作ったスコッチエッグ、ゴボウの唐揚げなんかとも無理なくマッチ。
懐が深く、使い勝手の良いブルゴーニュでした!
この記事を書いた人
人見
統括マネージャー
- 好きなワイン:普段は飲み疲れない優しいワイン、たまに飲むなら華やかで魅惑的なワイン
- 最近美味しかったワイン:日本の冷涼系ワイン、結構どれも美味しいです
- 行ってみたい場所:タスマニア島、ワイナリーも含めて自然を満喫したい
- 好きなこと:料理、旅行
CASE 03
テロワールって?
the cellar online store ストアマネージャー | 本名
テロワールとはよく言ったものの、そのぶどうの畑であったり、土壌、天候、日照条件、降水量、風、などなど数えきれないものを組み合わせたものをいいます。
しかし、ワインラヴァーの最終目的地ブルゴーニュは「造り手」の影響も非常によくでるテロワールでもあります。
日本出身の仲田氏が造る「天地人」
日本人で最も有名なワイン生産者といえば、仲田氏は外せません。
ワインの神様・故アンリ・ジャイエ氏から「自分自身のアイデンティティをワインに表現せよ」との薫陶を受け、「日本人であるということ」「自然と人間に対する真摯な尊敬の念」の象徴として、「天・地・人」のラベルが生まれたといいます。
日本人であること。
ルー・デュモンのワインはブルゴーニュのワインでありながら、きめ細やかさや奥ゆかしさ、そして何より優しさがあります。 2018年には六本木店でセミナーをしていただきました。
そこでの人柄は、「優しさ」これに尽きました。
日本人らしさを表現するブルゴーニュワインには、フランス人が造るものよりも日本らしい食事が合うのではないか。 私らしく、私のテロワールと試してみました。
冬といえばおでん、おでんといえば丸忠
私のテロワールは、東京下町。
個人的には、冬といえばおでん、おでんといえば丸忠なんですが、このソウルフードと合うのか。
たぶんめちゃくちゃ無理やりな繋げ方なのは自覚しているのですが、自己満で成り立つ私のブログ、もう少しだけ付き合ってください。笑
ブシの効いた出汁
連休を利用して、地元に帰ってきましたがやはり落ち着きます。
もはや身バレレベルですが、この哀愁漂う商店街は地元を語るうえで外せない場所です。
色々買ってみました。
定番の大根、がんもどき、たまごなどに加えて、ここのイチオシ中華揚。もやしとニラとピリッとした辛さが後を引くネタ。
このネタと魚が効いた出汁に果たしてルー・デュモンは合うのだろうか。
ルー・デュモンは、緊張感のあるブルゴーニュらしさもありますが、口に含み味わうと柔らかさや、旨味、しなやかさをしっかりと感じることができます。
このおでんネタと合わせても違和感がなく、どちらともなく寄り添い調和します。
もの凄くマリアージュしているかというとそういう訳でもないのですが、同郷で集ったような懐かしい気持ちと、仲田さんのような優しい砕けた笑顔になるような心の奥底がほっこりした気持ちにさせてくれるほっとする組み合わせです。
ぜひ、気軽に100%のマリアージュなど考えずに、
この雰囲気を和ませるような心穏やかになるワインをぜひお試しください。
この記事を書いた人
本名
the cellar online store
ストアマネージャー
- 好きなワイン:立体的なワイン
- 最近の趣味:キャンプ、サウナイキタイ、ハイボール飲み比べ
- 好きな食べ物:麻婆豆腐、カレー、アジア料理全般
- 出身地:東トウキョウ
- 休肝日:月1あるかないか
CASE 04
原木しいたけ×ルーデュモン=
Cave de Relax 虎ノ門本店スタッフ | 小山田
夕暮れ時、今晩開けるボトルの写真を撮っていると・・・
しいたけが届きました。
奥さんの実家がある群馬の原木しいたけです。最近は店頭に並ぶのはほとんど菌床しいたけで、それはそれで美味しく食べているのですが、やっぱり原木しいたけは香り味わいともひと味違います。
しかも大きい!
大きいだけではなくて、ギュッとひきしまったしいたけ。ボトルと並べてみると、こんな感じです。(ハーフボトルではありません。)美味しそうな原木しいたけとルーデュモンと来たら、晩御飯は・・・
すき焼きできまりです
黒毛和牛と原木しいたけですき焼き、そしてルー デュモン・・・贅沢です。
ルー デュモン ブルゴーニュ ルージュ。バラとバニラと野生の胡椒、グラスからふわりと立ち上るクラスを超えた魅惑的な香りに期待が高まります。
目の詰まった味わいを楽しみつつ、まずはシンプルに素焼きのしいたけと。この香り、たまりません。
しいたけの旨味と相まって、ワインの隠れたニュアンスもときほぐれてくる感じです。
そして、すき焼きと
ルーデュモンのエスプリが凝縮された感のあるブルゴーニュ ルージュ。渋み、甘み、酸味、苦み、旨味・・・厚みのある果実味の中に重層的に凝縮された味わいがすき焼きのおいしさをこれでもかと引き立てます。グラスを重ねるごとに表情を変える若さと不思議な老練さが兼ね備わったピノノワール…すき焼きとの相性、堪能しました。
ルー デュモン、さすがですね。
この記事を書いた人
小山田
Cave de Relax 虎ノ門本店スタッフ
- 好きなワイン:一日の終わりにほっと一息ついて飲むワイン
- 最近印象に残ったワイン:ドメーヌ ブシャール ペール エ フィス ボーヌ グレーヴ ヴィーニュ ド ランファン ジェズュ 1999
- 行ってみたいワイナリー:シャトー コスデストゥルネル
- 趣味:旅行、山登り
- 好きなこと:献立をあれこれ考えながらの買い物と晩ご飯をつくること
CASE 05
絵本でふり返る「チーズ」のこと。右手にワインにて。
web designer | ITO
忙しい日も、そうでない日も、
暮らしの中に、小休止は必要と思っていて、
難しいこと考えずに、
没入できる「読書の時間」はその小休止のひとつ。
特に絵本。
読んでるんだか、読んでないんだか、ぼーっと眺めて気がつけば
気持ちがほっこりして、なんとも満たされた気持ちになります。
先月、素敵な絵本に出会って、ワイン片手に癒されたハナシ。
ABOUT CHEESE | チーズの絵本
思い起こせば幼少期、冷蔵庫には大抵キャンディーみたいなチーズボールや、父のおつまみチーズがありました。 でも今は少し違う。 けして、マウントのテッペン取りに行っているわけではなくて。
この絵本にも書いてあるけれど、
紅茶やコーヒーをおいしく淹れられるようになったり、大人になるにつれて、少しずつ「おいしいもの」との出会いを重ねるうちに、次第にチーズのおもしろさにも、引き込まれていったわけです。そしてワインも少し。
好きなものとの距離感。――― 私にはこの絵本がちょうど良き。
「映え狙いで買ったでしょ」と言われても仕方ないくらい、可愛いすぎるこの絵本。映え狙い上等!表紙だけじゃなくて中身も可愛いんですもん。
そして可愛いだけじゃなくて、読みやすいし、解かりやすい。
――― 好きなものとの距離感
本気でのめり込んで深堀りを始めると、
ワインと同じく奥の深~いチーズの世界。分厚い本を読み漁る程の覚悟はない私には、この絵本がちょうど良い距離感で心地よかった。
天・地・人 | ルー・デュモン ブルゴーニュ ルージュとチーズ
さて、ワイン。
日本人醸造家 仲田晃司さんが造るこのワインを頂くのは久しぶり。漫画「神の雫」に登場したり、NHK プロフェッショナル 仕事の流儀に取り上げられるなど、その名声は相変わらず現在進行形ですね。
「これこれ~」と頷ける安定の味わいなので、どんなチーズとも仲良くできる汎用性の高い1本。 2019とまだ若いので、チーズも軽いタイプを合わせるのが私好みです。
例えば、カマンベールチーズを割って黒胡椒など
この ブルゴーニュ ルージュのようにキレイで穏やかな酸味のワインには、クセのない手に入りやすい白カビ系と相性が良かったです。 好みで黒胡椒や、山椒をパラパラかけて、ひと口食べて、ワインをひと口。
山椒とか言って、なんだかツウぶって聞こえるかもしれないけれど、NHKでやっていたので試したら本当においしくて、私のレパートリーになったわけです。
ワインと同じように、
チーズも「暮らし」に馴染んでるなあと思った
#winetime でした。
この記事を書いた人
いとう
web designer
- 好きなワイン:好きな人と飲むワイン
- 最近美味しかったワイン:DuMOL/Lia,Pisoni
- 行ってみたいワイナリー:アルゼンチン/Zuccardi
- 好きなもの:旅
CASE 06
ワインと山と地図と
the cellar online store スタッフ | YOSHINAGA
「ワインのつまみは地図でいい」というのは誰が言ったのかその言葉を聞いた時世の中には色んな人がいるのだと思いました。
山を趣味にする者として地図読みは重要なスキルですが私自身地図を眺めるのが好きなので分からんでもないかなぁと思いつつブルゴーニュの地図を調べていました。
どうせ登るなら眺望の良い場所へ
この日訪れたのは山梨県に位置する三つ峠という山。日本二百名山、山梨百名山などに名を刻みその標高は1,786mほど。三つ峠駅からしばらくは舗装された道が続きますが2月上旬に降った雪が解けずに凍っており油断はできません。
山道に入ってからはチェーンスパイクを装備。高度が上がっていくにつれ雪の多い箇所も増え、登りがキツくなってきました…。
雪道を歩くということ
スタートしてから3時間ほどで山頂に到着です。どこもトレースがついていたので比較的楽でしたが途中靴擦れを起こしてややペースダウン。つくづく雪の残るなか最初にトレースをつけた人は凄いものだと思います。体力もですが道が見えない中進むというのはルートを見失うリスクもあるわけです。
登山から考える気候条件の違い
ブルゴーニュといえば気候・土壌によって細かく区分けされた畑というのが特徴にあがりますが、山を歩いていると斜面の向きや僅かな日照量の違い、風の吹く向きなどありとあらゆる自然条件が存在していることに気づかされます。
インターネットで気軽にバーチャル旅行?
今やGoogle mapのおかげでストリートビューを使えば現地を旅している気分になれる時代。平面と立体を見比べながら「ここはあの区画かな」とか「この畑ってこんな小さいの!?」など発見できるのが醍醐味です。
流石にブルゴーニュは簡単に行ける土地ではないですが地図で見たものを現地で答え合わせするというのも楽しみの一つです。
「ワインのつまみは地図でいい」。妙なセリフだけど深く納得しました。
この記事を書いた人
吉永
the cellar online store スタッフ
- 好きなワイン:ピノ・ノワール
- 記憶に残る1本:イタリアのパオロ・ヴォドピーヴェッツのヴィトフスカ 2011
- 好きなもの:カメラ、散歩
- 最近ハマっているもの:登山 山を下りた後の温泉とビールが最高です。
CASE 07
ブルゴーニュの良年ヴィンテージはまずACブルから
代表取締役 社長 | 笠原
昔から続くブルゴーニュの魔法、それは”9”ヴィンテージ。弊社スタッフ山崎さんが先日ワインセット企画をしていましたが、やはり良年ヴィンテージで尚且つ実力派生産者が造るACブルゴーニュはボトムラインが一気に上がってきます。
逞しい骨格、黒系果実の香り、レジヨナルとは思えない力強いワイン
さて、もう我が家にはこのブログ用のネタ?もなくこのワインを携えて、近所の焼き鳥屋さんへ。早めに抜栓して頂いたものの、果実味が開くのには少し時間がかかりそうな印象です。
ACブル?なの?と感じる程しっかりとした味わい。ニュイの村名のデクラスマンなのでしょうか、などと少しワイン屋っぽい思考をした後はしっかりと焼き鳥を楽しみました。
ブルゴーニュで活躍する日本人生産者の先駆け的存在
仲田さんがブルゴーニュでドメーヌを設立されて早20年近くが経つのでしょうか。今ではブルゴーニュでワインの栽培や醸造に携わる日本人で活躍されている方も多いですが、まさにその先駆けのような存在なんでしょうね。
そして継続は力なり、をワインで示されているのだと感じます。
やはり焼き鳥とのマリアージュはキュヴェ・タガミに軍配か?!
味わいの骨格がしっかりとしている分、脂身の少ない部位はワインの味わいに押されてしまいそうでした。やはり焼き鳥専用「キュヴェ・タガミ」の方が優しい果実味と綺麗な酸があるので幅広く焼き鳥の種類にも合わせやすいのかもな、とも感じます。
ただこのブルゴーニュ・ルージュ、ワインとして飲む満足感は間違えなく高いので、色々なシーンで活躍しそうですね!
この記事を書いた人
笠原
代表取締役社長
- 好きなお酒:風の森、VOTANO WINE
- 最近美味しかったワイン:メゾン・ルロワ ムルソー・ペリエ―ル2012
- 行ってみたいワイナリー:農楽蔵
- 好きな事:スニーカー探し
- ※ ATMOSが400億円でフットロッカーに買収されてビックリしました!
CASE 08
鯖、きのこ、天地人。
スタッフ | 吉川
皆さんパスタ好きですか。好きですよね。僕も好きです。
前世はイタリア人だったのではないか説が浮上するくらい好きです。(顔は縄文人)
パスタにもいろいろありますが、僕は個人的に「リングイネ」が優勝。 ツルっとしたのど越しと食感がいいんですよね。
リングイネを発明した人に感謝状をつらつら書いて贈りたくなるくらい好きです。
ピノノワールにはあのパスタを。
今回はそんな推しパスタ「リングイネ」を使って、鯖ときのこのパスタを作ります。というのも、ルー・デュモンのピノノワールを一口飲んだ瞬間、「あ、鯖ときのこを使いたい」と思ったからです。
昔祖母が「直感を信じるとうまくいくわよ」と言ってくれたことを思い出し、おもむろに鯖缶としめじを手に取りました。
これは間違いない。
粗みじん切りしたニンニクと玉ねぎをオリーブオイルで炒めて、しめじと鯖缶、トマト缶を入れて煮詰めます。 仕上げに黒胡椒とパルメザンチーズをぱらり。
ピノノワール×鯖缶のトマトパスタis so good
ルー・デュモンの詳しい説明は他の方にお任せするとして、ピノノワールと鯖缶の組み合わせ、すこぶるいいです。 青魚と赤ワイン......!? と思われるかもしれませんが、ぜひ一度試してみてくださいね。
根菜や醤油、味噌系にも良き。
パスタですでに満足していたのですが、昔祖母が「正解はひとつじゃない、人の数だけある」と言っていたのを思い出し、せっかくなので蓮根のはさみ焼と豚ロースのみそ焼きとも合わせてみました。
これもまたばっちりで、「おいおい、最高かよ!」と独り言を言っていたら妻に「は?」とキレられました。
こちらもぜひお試しください。
この記事を書いた人
吉川
スタッフ
- 好きなワイン:胃にやさしい淡い色味のワイン
- 好きなウイスキー:ラフロイグ、アードベッグ
- 好きなビール:BREW DOG PANK IPA
- 趣味:飲み歩き、チェアリング、読書
CASE 09
魅惑的な飲み物には。
スタッフ | 山本
たまぁに気合を入れて星付きレストランに行くのも素敵ですが、やはり肩肘張らないビストロが好きだし落ち着きます。カトラリーとお皿が擦れる音、ワイングラスが重なる音、ギャルソンのバリトン声、お客さんのヒソヒソ話、笑い声や泣き声、生演奏がある時も…色んな音で活気が出て、ご飯とワインが更に美味しくなる。
今回のワインは、そんなビストロで飲みたい!と思わせる魅惑的な飲み物です。
最初から決まってた。
日本人の造り手によるブルゴーニュのピノ・ノワール。エチケットの「天地人」という文字がさらっと入っていておしゃれ。気分はビストロ、口の中はブフ・ブルギニョン。これ以外考えられない…
こうなれば、手間なんて何のその。フレッシュハーブでブーケガルニを作って、肉と野菜を用意して。本当はカッコよくブルゴーニュ・ルージュを使ったと言いたいところですが、お財布事情を考慮して、飲んで美味しい赤ワイン1本を投入。オーブンで2時間ほど煮込み、スープを濾して、追加の野菜をグラッセしてお鍋に投入。グツグツその時を待ちます。
Et, Voilà!
グラスにワイン注いで、まずはその色にうっとり。透明感のあるガーネット。香りはスミレのようなお花、赤スグリや黒スグリ、ラズベリー、ブラックベリーといった果実の香りとバニラやクローブといった樽からのスパイスも感じて。
口に含むと、果実の凝縮感と酸味が本当にいいバランス。滑らかでシルキーなタンニンがワインのエレガントさを演出します。 これは、絶対、ブフ・ブルギニョンに合う…確信を持って一口パクリ。「ほらね」と一人満足して、お皿を平らげました。
色を揃える。
本当は洋ナシで作ろうと思っていたのですが、手元にあったリンゴにシナモンと蜂蜜を加えて、赤ワイン煮に。赤ワインで煮たフルーツとブルゴーニュのピノ・ノワールは合うと思うのです。ちょっと大人なデザート。タイムリーに義姉から届いたマカロンを添えて。
赤い飲み物に、赤い食べ物。色を揃えると、何となく合う気がするのは私だけでしょうか…笑
何もなくったって。
こちらのワイン、飲み進めていくと、果実味と酸味、タンニン、アルコール度数といった要素のバランスがいいなぁとしみじみ思うのです。食べ物がなくてもずっと飲んでいられる、と。危険なんですが。苦笑
一人でも、誰かとでも、夜な夜な飲むのにもいいなぁ、と妄想を膨らませております。
この記事を書いた人
山本
スタッフ
- 好きなワイン:骨格がありつつ線が細い赤と白&華やかで余韻の長いシャンパーニュ
- 最近美味しかったワイン:Evening Land, Hirsch
- 行ってみたいワイナリー:シャンパーニュ地方をしっかり周ってみたい
- 好きなもの:旅行、飲んだり食べたり、読書、映画、わんこ
CASE 10
いつでも会えて、大好きなもの
スタッフ | 菅原
おおぴっらに人に言うほどでもないけれど、時々無性に食べたくなるもの。ありませんか?わたしはあります。なかでも好きなのは油揚げ。パリッと焼いてツマミに善し、甘辛く煮含めて善し、中に色々詰めて善し。いつでも気軽に買えて安くて美味しい。そんなお揚げを美味しく食べたい。
定番と旬菜
いつでも買える油揚げですが、旬の野菜をあわせるとにわかにごちそう感が出てきます!焼き目をつけた油揚げと菜の花の煮浸しに、出汁と醤油で煮た新ごぼう。菜の花と新ごぼうの爽やかでしみじみと癒やされる香り、噛むとお出汁がじゅわっと染み出す油揚げ。
小さなキッチンで春を満喫できる幸せです。
心強い味方
さて、ここでようやく本日のワインが登場。ルー・デュモンのブルゴーニュ・ルージュです!鮮やかな天地人のエチケットが目を引きますね。決してレアなワインではありませんが、比較的入手しやすく、まだ手の届く価格で、しかも美味しい。油揚げと並べるのもなんですが、とてつもない安心感を与えてくれます。
お出汁がしみこむまでしばし休憩
料理の間のミニ休憩タイム。
今日は小泉八雲集を読んでいます。ルー・デュモンの醸造家の仲田晃司さんのように、母国ではない場所で活動する方を見かけるとき、つい八雲を思い浮かべてしまいます。活動のかげにある様々なストーリーに思いを馳せている間に、煮浸しが完成です。
よくばり春御膳
本日のメニューは、カツオと春菊と新玉ねぎのサラダ、油揚げと菜の花の煮浸し、新ごぼうの煮物、アスパラガスに温泉卵をのせたもの。それから写っていないけれど生わかめの混ぜごはんです。和洋ごちゃまぜ、よくばり春御膳です。
さあ、ワインをあけて乾杯だ〜!
穏やかで滋味豊か
ジュヴレ・シャンベルタン等の村名ワインをブレンドした豪華なブルゴーニュ・ルージュ。透明感のある色合いと香りです。ギュっとつまった果実味がありながら、しみじみとなめらかな飲み心地。春の食材の香りやほろ苦さに、強すぎない上品な風味がよくあいますね。
心のなかは春らんまん
今年も皆でお花見は出来ないかも…と、少し寂しく思っておりましたが、こんな風にテーブルで春を満喫するのも良いですね!近所の梅の花がようやく満開になったので、心の中でひっそりとお花を愛でつつ、ほろ酔いはお家で楽しみたいと思います。
2019年のブルゴーニュルージュ、皆様も心のお花見のお供にいかがですか?
この記事を書いた人
菅原
スタッフ
- 好きなワイン:ドゥーツ ブランドブラン ブリュットヴィンテージ
- 最近美味しかったワイン:キザン スパークリング トラディショナル ブリュット
- 行ってみたいワイナリー:ニュージーランドのワイナリーをめぐりたい
- 好きなもの:ラグビー(2019RWC スタジアムで観戦しました!)
CASE11
フレンチにも和食にも
スタッフ | 稲岡
ルー・デュモンは、日本人醸造家の仲田晃司氏がフランス・ブルゴーニュ、ニュイ・サン・ジョルジュで設立したネゴシアンです。彼が造るワインは、ブルゴーニュワインでありながら、やはりどこか日本人らしさが表現されているような気がします。
まずはテイスティングから
外観は深いラズベリーレッド。香りは、ラズベリーやブルーベリーのフレッシュなベリー系の香りとともに、土っぽい少しアーシーなニュアンスもあります。味わいは、みずみずしさのあるピュアな果実味が楽しめるワインです。
グラスはRiedelのピノ・ノワール用グラスを使用しました。
ブルゴーニュチーズの定番、エポワスと
まず合わせたのは、ブルゴーニュ地方のウォッシュチーズ、エポワス。クセの強い刺激的な香から、フランスでは「神のおみあし」と例えられているとか(笑)同郷のブルゴーニュの赤ワインとは鉄板の組み合わせです。
和風ハンバーグと
本日のメインはハンバーグ。繊細さのあるルー・デュモン ブルゴーニュ・ルージュにはデミグラスソースでもなくトマトソースでもなく、青じそと大根おろしとポン酢の和風ハンバーグと決めていました。
春の味覚、蚕豆と
最近ようやく気温も上がってきて、蚕豆が出回り始めましたね。蚕豆をみると、春が近づいてきていると嬉しくなります。こちらは網焼きで頂きました。
ルー・デュモンのワインはいつも繊細さ、軽やかさがあって、食材のおいしさを引き立ててくれます。和食にもぴったりなワインです。
この記事を書いた人
稲岡
スタッフ
- 好きなワイン:果実味と酸のバランスがとれたワイン
- 最近美味しかったワイン:オー・ボン・クリマ シャルドネ ツバキ・ラベル
- 行ってみたいワイナリー:マルケス・デ・リスカル
- 好きなもの:旅行、食べ歩き
CASE 12
イカ墨とルー・デュモン
Cave de Relax 管理部 兼 オンラインストアリーダー | 幡野
こんにちは、旅好きスタッフの幡野です。
最初にお伝えしておきます。今回はどこにも行っておりません。近頃寒いですし、雪もバンバン降りますので、どこかに行きたい衝動を抑えに抑えて、来たる門出の日までエネルギーを温存し、今は家で大人しくワインライフを楽しんでおります。さて今夜の家飲みは・・・。
あのルーデュモンです。
今回のワインはルー・デュモン ブルゴーニュ・ルージュ 2019。
ワインの説明はどなたかがしてくださっていると思いますので割愛しますが、私の中で印象に残っているのは、某TV番組で仲田さんが取り上げられた後の反響でした。「ルーデュモンありますか?」コールの嵐。メディアの影響は凄まじいものです。
グラスって大切・・。
いつもはリーデル オーシリーズ(脚のないグラス)を愛用しているのですが、今日はここぞとばかりに良いグラスを引っ張り出してきました。(緊張する~!)
開けたてはイチゴやラズベリーといった赤い果実の香り。一口含むと「うん、まだ固いのかな」と感じつつも、果実味やしっかりとした酸が広がります。
合わなくはないかも?
さあ、何を合わせるか。
正直迷っていましたが、この日は父がイカ墨のパスタを作りたいと言っていたので、合わせてみることに。 トマトを少し多めに入れたようで、それがかえって良かったのでしょうか。思っていたよりワインと合っているかも。
今後も応援し続けたいワイン
ルー・デュモンの仲田さんを筆頭に、海外でワイン造りを始める日本人の方は多くいらっしゃいます。また日本国内でもどんどん新しいワイナリーが誕生しています。どこのワインであっても、同じ日本人としてその魅力をお客様に伝え続けていきたいなと感じた1本でした。
この記事を書いた人
幡野
Cave de Relax 管理部 兼 オンラインストアリーダー
- 好きなワイン:旨味を感じるロゼワイン
- 最近美味しかったワイン:カンティーナ・ライナ ラ・ペスキエラ・ディ・パチーノ IGT ロザート 2020(イタリア・ウンブリア州のロゼ)
- 行ってみたいワイナリー:ドメーヌ テッタ(岡山)、オーストラリアのマーガレットリヴァー
- 好きなもの:飛行機、一人旅、天気の良い日に昼から飲む泡もの