都農ワイン プレステージ シャルドネ 都農 2022

都農ワイン プレステージ シャルドネ 都農 2022

Tsuno Wine Prestige Chardonnay Tsuno 2022

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味わいの特徴

味わい ミディアム

ライトボディミディアムボディ フルボディ
都農ワイン最高峰のシャルドネにチャレンジ!
果実味
淡い 豊か
酸味
弱い 強い
旨味
弱い 強い

都農ワイン プレステージ シャルドネ 都農 2022

都農ワイン プレステージ シャルドネ 都農 2022

Tsuno Wine Prestige Chardonnay Tsuno 2022

都農ワイン最高峰のシャルドネにチャレンジ!

通常価格 6,600 (税込)
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白ワイン

750ml / シャルドネ

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2022年は、天候に恵まれたものの、生育がバラつき、成熟期までムラがでました。8月26日のナイトハーベスト。裏年のような作柄になりましたが、例年並みの品質で仕込むことができました。

低温でスキンコンタクト後、良質な果汁のみをフレンチオーク樽で発酵させました。新樽比率75%と1年樽を組み合わせて、13~15度で3週間程度発酵させました。アルコール発酵後は、味わいに複雑さを持たせる為に、乳酸発酵もしました。8ヶ月間樽熟成とシュールリーを行い、瓶詰後はセラー内で約1年間、瓶内熟成をさせました。果実味豊かで深い味わいが楽しめるように醸造しました。

ゴールドのニュアンスを感じる、輝きのあるイエロー。
黄色い花の香に加え、桃や杏子の華やかな甘い香りが心地よく香ります。さらに、樽やバニラの香りがアクセントになって骨格を形成しています。グラスを回すと甘い香りが立ちのぼり、白檀やハーブ伴う香りも感じられ、複雑で上品な香りを演出しています。
心地よい果実味とミネラル感にドライな印象を感じながらも、ドライフルーツや熟した果実のような優しい甘さが味わいをまとめ、重厚感のある味わいを構成しています。また、塩味や旨みを伴う苦みが樽の風味と重なり合い、長い余韻に繋がっていきます。
飲み頃の温度は10~14℃の冷やしすぎないくらいです。牡蠣のグラタンや白身魚のムニエルなど魚介の旨みが感じられるお料理との相性は抜群です。さらに、脂ののった魚の炙り、チキン香草焼きなど香ばしい味わいの料理とも合いそうです。

商品データ

商品番号 4562186190587
種類 白ワイン
生産地 日本宮崎県・児湯郡
ヴィンテージ 2022年
品種 シャルドネ
容量 750ml
この地域のワインを見る

ワイナリー情報

都農ワイン

都農ワイン

都農はワイン産地として決して恵まれているとは言えない。雨が多く、台風が頻発するこの地域は、「日本一不適地」と赤尾さんが評するほど、ブドウ栽培に不向きな土地だ。そんな場所であっても、海外メディアで高評価を受け、国内外の品評会でも数多くの賞を受賞している。

「ライフワークだ」と楽しそうに話す赤尾さん。この朗らかさは簡単に真似できない。 ▲ 「ライフワークだ」と楽しそうに話す赤尾さん。この朗らかさは簡単に真似できない。

そもそも、なぜ、この地でワインが造られるようになったのか?
戦後間もない1953年前後まで時は遡る。尾鈴山から流れる名貫川付近には、ゴロタ石という丸い石が広がり、その上に火山灰土壌が堆積した畑が広がる。地が浅く水漏れが頻繁に起こる場所で稲作が行われていたこともあり、水を巡る争いも多かった。そんな中、永友百二という一人の農家が争いを抑えるべく、稲作に頼らない農業を目指し、19歳で梨の栽培を始めた。雨の多い都農で果樹栽培は不可能と言われ、「田んぼに木を植えるなんて」と周囲から非難もあったそうだが、研鑽を積み、全国梨品評会で一等を受賞するほどの実績を上げる。そして、終戦後はブドウ栽培にも着手。当時の文献に「ぶどう酒仕込み」の文字もあり、ワインも造られていたようだ。

1500万年前尾鈴火山から噴出してできた溶岩の塊(溶結凝灰岩)。牧内大地の土壌基盤が良く分かる場所だ。この基盤上部に火山灰土壌を始めとする地層が重なる。 ▲ 1500万年前尾鈴火山から噴出してできた溶岩の塊(溶結凝灰岩)。牧内大地の土壌基盤が良く分かる場所だ。この基盤上部に火山灰土壌を始めとする地層が重なる。

牧内台地の基盤は約1500万年前に尾鈴山が噴火した際の溶岩が固まってできたもので、溶結凝灰岩と呼ばれる。その上に火山灰が積もっている場所だ。土壌は火山灰土壌(黒ボク土)で、雨の多いこの地域にとってありがたい排水性に優れている一方、ブドウを育てる上で必要となるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が乏しいというマイナス面がある。特にカルシウムは、ヨーロッパの銘醸地の1/10の量しかないそうだ。赤尾さんは言う。

「カルシウムが少ない大地は、謂わば『水より軽い土』。だから水はけがいい。フランスのカルシウム豊富な大地は『水より重く』保水性があるので、排水性を高めるためにブドウを斜面に植える傾向がある。では、カルシウムがワインに与える影響が何かというと、ブドウの色や渋み。同じシラーでもフランスのシラーは色も濃くタンニンもあるフルボディタイプ。日本のシラーは色が淡く、渋みも少ないライトボディに仕上がる。」と。

都農ワインの土はフカフカだ。生憎の雨模様だったが、排水性のよい土壌でぬかるみもあまりない。 ▲ 都農ワインの土はフカフカだ。生憎の雨模様だったが、排水性のよい土壌でぬかるみもあまりない。

これはブドウだけに当てはまるものではない。赤尾さんは続けた。

「カルシウムたっぷりのフランスの大地で育ったトマトは驚くほど味が濃く、トマトで出汁が取れるほど。同じようにその大地で育った草を食べた牛からできる牛乳やチーズも濃厚に仕上がる。そういうチーズと合うのはフランスのワイン。逆に言うと、日本のしょうゆやポン酢、味噌と合うのは日本のワイン。日本の大地で育ったタケノコに合うのは日本のワインであるべき。僕たちは、宮崎の大地で育った鶏を使ったチキン南蛮に合うワインを造っているのです。」

チキン南蛮に合うワイン達!ワイナリーでは試飲も楽しめるので、是非楽しんで頂きたい。 ▲ チキン南蛮に合うワイン達!ワイナリーでは試飲も楽しめるので、是非楽しんで頂きたい。

雨の多い都農で農薬を減らし、有機肥料で栽培を行う。さらりと仰ったが、相当な困難と試行錯誤があって今のスタイルに落ち着いたのだろう。

しかも、南国にも関わらず、海風の影響で真夏でも35℃程度までしか上がらず、昼間は山梨よりも涼しいそうだ。海から4km程度離れていることもあり、塩害はない。
また、牧内台地には3つの滝があり、尾鈴山からの冷涼水脈がある。都農ワインの圃場♯6(6区)は、高品質のブドウを実らせることで有名だ。実はこの圃場近くには水が沸く湿原がある。確かに育成期前半は高い湿度から病気の心配が尽きないが、冷涼水脈によって夜間の気温がグンと下がることから、特に後半の成長期にブドウの風味が増す。

受賞多数の高品質ワインはこの地区のブドウが使われている。まさに自然の恵みだ。

普段の食卓で気軽に楽しめるもの。親しみやすさと同時に都農のテロワールを感じられるもの。こういうワインを表現したいと考えできたのがアンベラシー・シリーズだ。
都農で育った複数のブドウ品種をアッサンブラージュ(組み合わせ)したもので、品種を組み合わせたからこそ表現できる味わいとなっている。ちなみに「アンベラシー」は「いい塩梅」という意味の都農の言葉だ。

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味わいの特徴

味わい ミディアム

ライトボディミディアムボディ フルボディ
都農ワイン最高峰のシャルドネにチャレンジ!
果実味
淡い 豊か
酸味
弱い 強い
旨味
弱い 強い

商品データ

商品番号 4562186190587
種類 白ワイン
生産地 日本宮崎県・児湯郡
ヴィンテージ 2022年
品種 シャルドネ
容量 750ml
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ワイナリー情報

都農ワイン

都農ワイン

都農はワイン産地として決して恵まれているとは言えない。雨が多く、台風が頻発するこの地域は、「日本一不適地」と赤尾さんが評するほど、ブドウ栽培に不向きな土地だ。そんな場所であっても、海外メディアで高評価を受け、国内外の品評会でも数多くの賞を受賞している。

「ライフワークだ」と楽しそうに話す赤尾さん。この朗らかさは簡単に真似できない。 ▲ 「ライフワークだ」と楽しそうに話す赤尾さん。この朗らかさは簡単に真似できない。

そもそも、なぜ、この地でワインが造られるようになったのか?
戦後間もない1953年前後まで時は遡る。尾鈴山から流れる名貫川付近には、ゴロタ石という丸い石が広がり、その上に火山灰土壌が堆積した畑が広がる。地が浅く水漏れが頻繁に起こる場所で稲作が行われていたこともあり、水を巡る争いも多かった。そんな中、永友百二という一人の農家が争いを抑えるべく、稲作に頼らない農業を目指し、19歳で梨の栽培を始めた。雨の多い都農で果樹栽培は不可能と言われ、「田んぼに木を植えるなんて」と周囲から非難もあったそうだが、研鑽を積み、全国梨品評会で一等を受賞するほどの実績を上げる。そして、終戦後はブドウ栽培にも着手。当時の文献に「ぶどう酒仕込み」の文字もあり、ワインも造られていたようだ。

1500万年前尾鈴火山から噴出してできた溶岩の塊(溶結凝灰岩)。牧内大地の土壌基盤が良く分かる場所だ。この基盤上部に火山灰土壌を始めとする地層が重なる。 ▲ 1500万年前尾鈴火山から噴出してできた溶岩の塊(溶結凝灰岩)。牧内大地の土壌基盤が良く分かる場所だ。この基盤上部に火山灰土壌を始めとする地層が重なる。

牧内台地の基盤は約1500万年前に尾鈴山が噴火した際の溶岩が固まってできたもので、溶結凝灰岩と呼ばれる。その上に火山灰が積もっている場所だ。土壌は火山灰土壌(黒ボク土)で、雨の多いこの地域にとってありがたい排水性に優れている一方、ブドウを育てる上で必要となるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が乏しいというマイナス面がある。特にカルシウムは、ヨーロッパの銘醸地の1/10の量しかないそうだ。赤尾さんは言う。

「カルシウムが少ない大地は、謂わば『水より軽い土』。だから水はけがいい。フランスのカルシウム豊富な大地は『水より重く』保水性があるので、排水性を高めるためにブドウを斜面に植える傾向がある。では、カルシウムがワインに与える影響が何かというと、ブドウの色や渋み。同じシラーでもフランスのシラーは色も濃くタンニンもあるフルボディタイプ。日本のシラーは色が淡く、渋みも少ないライトボディに仕上がる。」と。

都農ワインの土はフカフカだ。生憎の雨模様だったが、排水性のよい土壌でぬかるみもあまりない。 ▲ 都農ワインの土はフカフカだ。生憎の雨模様だったが、排水性のよい土壌でぬかるみもあまりない。

これはブドウだけに当てはまるものではない。赤尾さんは続けた。

「カルシウムたっぷりのフランスの大地で育ったトマトは驚くほど味が濃く、トマトで出汁が取れるほど。同じようにその大地で育った草を食べた牛からできる牛乳やチーズも濃厚に仕上がる。そういうチーズと合うのはフランスのワイン。逆に言うと、日本のしょうゆやポン酢、味噌と合うのは日本のワイン。日本の大地で育ったタケノコに合うのは日本のワインであるべき。僕たちは、宮崎の大地で育った鶏を使ったチキン南蛮に合うワインを造っているのです。」

チキン南蛮に合うワイン達!ワイナリーでは試飲も楽しめるので、是非楽しんで頂きたい。 ▲ チキン南蛮に合うワイン達!ワイナリーでは試飲も楽しめるので、是非楽しんで頂きたい。

雨の多い都農で農薬を減らし、有機肥料で栽培を行う。さらりと仰ったが、相当な困難と試行錯誤があって今のスタイルに落ち着いたのだろう。

しかも、南国にも関わらず、海風の影響で真夏でも35℃程度までしか上がらず、昼間は山梨よりも涼しいそうだ。海から4km程度離れていることもあり、塩害はない。
また、牧内台地には3つの滝があり、尾鈴山からの冷涼水脈がある。都農ワインの圃場♯6(6区)は、高品質のブドウを実らせることで有名だ。実はこの圃場近くには水が沸く湿原がある。確かに育成期前半は高い湿度から病気の心配が尽きないが、冷涼水脈によって夜間の気温がグンと下がることから、特に後半の成長期にブドウの風味が増す。

受賞多数の高品質ワインはこの地区のブドウが使われている。まさに自然の恵みだ。

普段の食卓で気軽に楽しめるもの。親しみやすさと同時に都農のテロワールを感じられるもの。こういうワインを表現したいと考えできたのがアンベラシー・シリーズだ。
都農で育った複数のブドウ品種をアッサンブラージュ(組み合わせ)したもので、品種を組み合わせたからこそ表現できる味わいとなっている。ちなみに「アンベラシー」は「いい塩梅」という意味の都農の言葉だ。

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