コングスガードによれば、その畑はワイナリに隣接していながら自らの所有ではなく、ジョンはコングスガード始動の1996年からずっとこの畑に夢中になっていたと言います。
なぜなら痩せた土壌質、自然の低収量、そこから生まれる凝縮した果実と、自らのジャッジ・ヴィンヤードと重なる、幾つかの「魔法の共通項」を持っていたから。
この畑はコングスガード・ファミリーの友人により30年以上も前に植樹されたものですが、2008年にオーナーの交代を迎えます。
ただしコングスガードがこの時に購入した、というわけではなく、新たな土地所有者と長期契約を結び、自由な使用権利を有した形のようです。
栽培から収穫までの一切を自らの管理下に置く事ができれば、土地の所有権がどこにあってもワイン造りに影響はありません。
2010年のコングスガード カベルネソーヴィニヨンからこのアトラス・ピークの畑の葡萄で生産されています。
（2009年以前はデヴィット・エイヴリューの畑から）