島暮らしとワイン。海で食べたい晩夏のフルーツと合うワイン5選
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1. 【メロン その1】メロンにそそぐ?!南国感を楽しめる
ノーティラス・エステート ソーヴィニヨン・ブラン 2022
まずはメロン。
猫沢エミさんのご著書「ねこしき」や彼女のインスタでも時々出てくる「ソーヴィニヨンメロン」なる魅惑的な食べ物があるのですが、夏が来たら絶対真似しようと心に決めていました。笑
メロンを半分に切って、種をくり抜いたら、その穴にソーヴィニョン・ブランを注ぎ込んで、メロンとワインをスプーンですくいながら食すというリッチでワイルドな楽しみ方。
1本目はニュージーランド・マールボロ産のソーヴィニヨン・ブランと。グラスに注いですぐに立ち上がるのは、パッションフルーツやメロンのようなトロピカルフルーツの香り。その他にもグレープフルーツのような柑橘のニュアンスもあります。その後に広がるのが、ピーマンやトマトの葉のような野菜のニュアンスやハーブっぽい香り。口に含むと柑橘っぽい苦味も感じられますね。
パッションフルーツの風味とメロンの味わいがかけ合わさって、南国感を感じるマリアージュです。ワインの酸味とメロンの甘味がナイスバランスで、野菜やハーブの清涼感も感じられて後口はスッキリ。メロンが進むと共に、ワインを入れる穴も大きくなる…本当、危険な組み合わせです。笑
▲ 豪快にワインを注いで。メロンをくり抜く瞬間の幸福感がハンパないです。
2. 【メロン その2】メロンの甘味とハーブのような清涼感あるワインで大人の味わいを
ミショー トゥーレーヌ・ソーヴィニヨン 2021
2本目もソーヴィニヨン・ブランですが、こちらはフランス・ロワール地方産のものです。
シレックス(火打石)土壌で育ったブドウで造られているので、先程のニュージーランドのものに比べると、濡れた石のようなミネラル感を強く感じます。柑橘系の香りやハーブのような清涼感にキリっとした酸味とミネラル感のバランスがいい一本です。
ワインの持つミントのような清涼感とメロンの甘味のバランスをお楽しみ頂けます。大人の落ち着きを感じさせる飽きのこない味わい。ゆっくり音楽を聴いたり景色を見ながら楽しみたい組み合わせです。
因みに、旦那さんの畑でもメロンを育てていたので、今年は豪快にソーヴィニョンメロン三昧だ~と企んでいたのですが、畑のメロンが思ったほど育たずじまい。涙
島のメロンを購入して楽しみましたが、来年こそは自家製メロンでリベンジしたいです!
3. 【スイカ その1】太陽が明るい内に塩味のあるアルバリーニョと
アンセルモ・メンデス ムロス・アンティゴス アルバリーニョ 2021
お次はスイカです。島では沢山スイカが出回っています。旦那さんも頑張ってスイカを作りましたよ~。
小ぶりですが、甘くておいしいスイカです!島産の大きなスイカもお手頃価格なので、大人数集まる時は大玉を買って皆で楽しんだり。今年の夏は本当に猛暑だったので、スイカで涼を取った方も多いのではないでしょうか。
スイカと海はイメージできるけど、スイカとワインってどうなの?と思いますよね。が、合うんですよ、これがまた。まずはこちら、ポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデと合わせてみましょう。品種はアルバリーニョ。オレンジのお花やグレープフルーツのような香りと共にソルテッド・アーモンドのような香りがあります。
口に含むとはっきりとした酸味と共に、柑橘の皮のような苦みや海水のような塩味も感じます。そうなんです、この塩味がスイカとマッチするんです。スイカに塩をかけて食べる感じに似ているのでしょうか…。溌溂とした酸味と塩味、そして柑橘系の爽やかさと皮のほろ苦さを感じさせる味わいが、喉の渇きをスイカと共に癒してくれるといった感じです。
太陽が明るい間に楽しみたいマリアージュです。
4. 【スイカ その2】夕暮れ前のアペリティフ(食前酒)にぴったりの気軽な泡
オリオル・ロッセール キュヴェ・エスペシアル NV
スイカとスパークリングの組み合わせも鉄板です。スイカと合わせる時には、シャンパーニュのようなクリーミーでリッチな泡よりも、気軽な泡の方が合うと思います。
今回はこちらのカヴァで。
カヴァはシャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で造られるスパークリングワインですが、こちらは、シャンパーニュとは異なるスペインの土着品種で造られていて、グレープフルーツのような柑橘やフレッシュハーブのようなグリーンノートや土っぽさも。このグリーンノートと泡のシュワシュワ感による清涼感がスイカとマッチするのです。
こちらは、夕暮れ前のアペリティフやハッピーアワーにしてもいいですよね!
尚、今回はカヴァを紹介しましたが、イタリアのプロセッコも相性がいいと思います!
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スパークリングワイン
オリオル・ロッセール キュヴェ・エスペシアル NV
スパークリングワインスペイン/ペネデス通常価格1,650 円 (税込)通常価格単価 あたり750ml、シャレロ他 750ml、シャレロ他
日本市場専用オリジナル・スパークリングワイン
5. 【マスカット】ジャスミンの香りのワインでオシャレに味わう
カテナ アラモス トロンテス 2021
秋の足音と共にブドウも出回りますよね。大三島にもシャインマスカットを作っておられる農家さんがいて、販売されています。
今回合わせるワインは両方とも片親にマスカット・オブ・アレキサンドリアを持つ品種なので、華やかさがあります。しかも片親がマスカットなだけあり、実際にマスカットのような香りも感じ取られるかと思います。同系統の香りでマリアージュすると纏まりがいいので、ぜひ試してみて下さい!
一つ目はアルゼンチンのトロンテスという品種のもの。柑橘や桃のようなジューシーな香りに加え、マスカットの香りもあります。ジャスミンのようなお花っぽさもあり、フルーティーで華やかな白ワインです。マスカットを口に含んだ後、ワインを飲めばフルーティーさの後に鼻からジャスミンの香りが抜けて、一気にオシャレな気分になるのは私だけでしょうか?
皆で集まる時の乾杯に使えば、気分も上がるはずです!
まとめ
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いかがでしたか?
まだまだ暑いこの季節。海に行く機会のある方はぜひ海辺で。そうでない方も、ベランダや窓辺に椅子を持ってきて、海風をイメージしながら、ぜひフルーツとワインのマリアージュを楽しんでみて下さい!