イタリア エミリア・ロマーニャ州 ロゼ 発泡 辛口
品種:ランブルスコ・マラーニ100%
13世紀初頭フィレンツェ郊外の土地をほぼ所有していた大地主、メディチ家は、貴族出身者が国家の中枢を担うイタリアにおいて、初めての平民出身の成功者として国民に愛され、18世紀中頃まで権力をふるいました。4〜5世紀に亘るメディチ家の歴史の中で、トスカーナ州のメディチ大公国から、系列ファミリーの人々がフィレンツェを離れて、イタリアの各地に移り住みました。一人はイタリア中南部のサルノ地方、一人はミラノ領主エスフォルツァ家、一人はワイン造りを志し、メディチ・エルメーテがあるエミーリア・ロマーニャ州へ移り200年以上の時が流れました。メディチ・エルメーテは幸運にもフィレンツェの正統なメディチ家の流れを汲み、何代かに渡りいくつかの結婚を通じて、エミーリア・ロマーニャ州の領主の一人となり、現代ではワイン造りに携わっています。
ウニークは、メディチ・エルメーテが造る最高級のランブルスコ、コンチェルトが造られるランパータの畑のブドウを使用し、メトド・クラッシコで醸造、瓶内熟成24ヶ月。鮮やかなロゼ色。泡立ちもきめ細やか。チャーミングな赤果実系のアロマが豊かで、切れ味も良くフレッシュな口当たりが印象深いスプマンテです。
(アルコール度数:12%)
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あのメディチ家の末裔で、多産・低品質というランブルスコのイメージを払拭させた立役者がメディチ・エルメーテ。
代表ワインであるコンチェルトはガンベロ・ロッソ誌において2017年で8回目のトレ・ビッキエーリ(最高評価)を獲得しています。
ウニークは、そんなコンチェルトが造られるランパータの畑のブドウを使用した数量限定のアイテム。
チャーミングな果実味とメトド・クラッシコ(瓶内二次)製法による奥深い味わいが魅力です。
「侮れじ、ランブルスコ」と思うこと間違いなしです!
かち割りのパルミジャーノ・レッジャーノや生ハムなどと一緒に気軽に楽しんでください。
(2019年1月)