誕生日のプレゼント選びに苦労されたことのある方も多いのではないでしょうか？ぜひ今後は、プレゼント候補にワインを含めて下さい！ワインと一口にいっても、生産国や品種などを掛け合わせると選択肢は幅広く、必ず相手にマッチするものが見つかります。

そうは言っても数ある選択肢からどう選べばいいのか悩みますよね。でも大丈夫。本記事で誕生日に贈るワインの選び方や価格別のおすすめワインを紹介しますので、素敵な誕生日プレゼント選びの参考にして下さい！

誕生日プレゼントにワインがおすすめの理由

そもそも、なぜ誕生日プレゼントにワインがおすすめなのでしょう。いくつか理由があります。

 

• ワインの産地は世界中に広がり、同じ造り手の中に種類、スタイル、品種等が異なる様々なラインナップがあります。つまり、ワインの銘柄は無数にあるので、贈る相手に合うワインが必ず存在するのです！
• お祝い、食事、親しい人との楽しい時間、リラクゼーション、文化、クラフトマンシップ、洗練、高級感…等々、ワインという言葉から連想されるイメージは、特別感もしくは幸せな時間といったポジティブなもので、まさにプレゼントにぴったりです。
• ドレスアップした高級感溢れる場面から、アウトドアで仲間とワイワイ楽しむカジュアルなシーンまで、幅広いシチュエーションで楽しめるのがワイン。価格帯も様々なので、プレゼントを贈る相手との関係性や贈るシーンに合わせた選び方ができます。
• ワインは愛好家のためだけのプレゼントにはなりません。初心者から専門家のように詳しい方まで、あらゆる層にマッチするワインがあります。
• ワインの中には長期熟成が可能なものもあるので、記念として残すという選択肢もできます。
• プレゼントを選ぶ立場にも嬉しいメリットが。これから紹介するワインを選ぶポイントさえ押さえてしまえば、今後のプレゼント選びに困らなくなるのです。ワインの種類は無限大なので、銘柄を変えれば全く同じにならないですし、ワインは飲み物なので、相手が気に入った一本であれば、全く同じものを連投しても喜んでくれます。

ワインを贈りたくなってきませんか？

誕生日に贈るワインはどれがおすすめ？選ぶポイント

実際にワインを選ぶ際に必ず検討してほしいポイントが3つあります。価格帯、ワインの種類、味の好みです。
予算は決められるけど、あとはさっぱり分からない…というケースもあるかと思います。そのような場合の選び方についてもアイディアを提示しますので、参考にしてみて下さい。

価格帯

まずは、予算です。3,000円、5,000円、1万円、もっと奮発する！といったように、大まかにイメージを設定するとワインの選択肢が絞られるので、選びやすくなります。

ワインの種類や味の好み

予算が決まったら、相手の好みを探りましょう。ここが分かるとぐんとワイン選びが楽になります。

まずはワインの種類です。相手がよく飲むものを選ぶと失敗は少ないですが、どのワインを飲むかを知らなくても、食べ物から判断することも可能ですので、参考にして下さい。

ワインの種類に加え、甘辛度、果実味、酸味、渋み、アルコール度数といった味の好みが分かると更に絞り込めます。細かく分からなくても、甘口or辛口、重めor軽め、の2項目だけでも決められれば、味わいのストライクゾーンにかなり近づくことができます。

ワインがお好きな方へのプレゼントであれば、好きな産地が把握できていると尚いいですね。また、有機野菜を好んで食べられる方やナチュラル志向の方であれば、有機栽培や減農薬のブドウで造ったワインや、亜硫酸無添加のワインを選ぶと、その方のライフスタイルにあったプレゼントとして喜ばれます。

好みが全く分からない時

相手の好みが全く分からない…ということもありますよね。
その場合、記念の年を軸に選ぶという選択肢があります。ぱっと思いつくのは生まれ年のワインでしょうか。ただ、飲酒年齢が20歳以上という点から注意が必要です。20歳の方へのプレゼントだとしても、そのワインは20年という長い熟成期間を経たものとなります。それ程の長期熟成に耐えうるワインは実はそんなに多くなく、あったとしても非常に高価です。また、いざ買ってみたものの、飲み頃を過ぎていて、期待を裏切られた…なんてショックなこともありえるので、ワインの質、熟成可能性、これまでの管理状態など、事前調査が必要になってきます。

記念の年は生まれ年だけではありません。相手と共通点のある年で選べば、結婚記念日、出会った日、〇〇へ旅行した日、仕事で一緒にプロジェクトを完成させた日、等々、心に残っているエピソードがあるはずです。

それすらもない…となっても絶望しないで下さい。その場合は、スパークリングワインがおすすめ。なんと言っても、スパークリングワインにはお祝い感があります。そして、食前、食中、食後のどのタイミングでも寄り添ってくれ、どの食事にも合わせやすいので、食事の好みに左右されません。お酒が強くない方でもアルコール度数が低めのスパークリングワインという選択肢がありますし、シュワシュワした質感は万人受けする飲み物です。困ったらスパークリングワインを選んでみて下さい！

渡すシチュエーション

プレゼントをどのように渡すのかというシチュエーションによって、選ぶべきワインも変わります。

まず、ワインを贈るだけの場合。前述の「ワインの種類や味の好み」や「好みが全く分からない時」を参照しつつ、相手の味の好みに合ったものを選びましょう。

次に、プレゼントした後に2人で楽しむ場合。お家でワインを楽しむ場合には、家庭料理や簡単なおつまみと合うカジュアルなワインがおすすめです。レストランに持ち込む場合には、レストランの食事に合う質の高いワインを選ぶと良いでしょう。ソムリエがいるようなレストランであれば、相談してみてもよいかもしれません。

最後に、ホームパーティーなどで複数人と楽しむ場合。ご自身がホストであれば、食事の内容に合わせて選ぶことができますし、ゲストとして参加する場合であれば、お祝い感もあってどんな食事にも合うスパークリングワインがおすすめです。

【予算3,000円】誕生日プレゼントにおすすめのワイン3選

ここからは、予算別で誕生日プレゼントにおすすめのワインを紹介していきます。まずは予算3,000円のワイン3本です。

ジャンニテッサーリ ピノ・ノワール 2022

イタリア ヴェネト州のピノ・ノワールで造られた赤ワインです。赤ワインの中でも軽めのミディアムボディで、チェリーやラズベリーといった赤いベリー系の果実味と酸味のバランスがよく、土っぽさといったミネラル感もあるエレガントなタイプ。お肉料理には勿論合いますし、和食とも馴染みやすい一本です。

シャトー・モン・ペラ ブラン 2020（ハーフ）

著名評論家からも高評価を受けている、フランス ボルドー産の白ワインです。トロピカルフルーツのような華やかな香りとすっきりした爽やかな飲み口が特徴で、サラダやカルパッチョといった前菜や、魚のムニエル、アクアパッツァのようなシーフードと相性◎です。
ハーフサイズと飲みきりサイズなのもプレゼントで喜ばれるポイント。ワイン以外のプレゼントがある場合にもちょうどいいサイズ感です。

ラ・ジャラ プロセッコ ロゼ・スプマンテ ミッレジマート ブリュット 2020

イタリアの辛口のロゼ・スパークリングワインです。きめ細やかな泡立ちがあり、チェリーやストロベリーといった果実の風味が立ち上がります。
ヴィヴィッドなピンク色のキャップやラベルも華やかで、グラスに注いだ際のピンクかかったシュワシュワがお祝いムードを更に高めてくれます。

【予算5,000円】誕生日プレゼントにおすすめのワイン3選

次は5,000円台の誕生日プレゼントにおすすめのワインを3本紹介します。

ザ・ヴァイス オレンジ・オブ・ゲヴュルツトラミネール ブルックリンナイト 2021

アメリカ カリフォルニア州のオレンジワイン。オレンジワインとは、白ブドウを使って赤ワインのように造ったワインのことで、最近、目にする機会が増えてきたかと思います。品種はゲヴュルツトラミネール。そもそもバラやライチ、パッションフルーツといった香り豊かな品種ですが、皮と共に果汁を発酵させているので、色素やブドウの風味がより抽出され、辛口ながら甘い芳香が際立っています。
ラベルもシンプルながらアーティスティックですし、オレンジワインということで、トレンドに敏感な方にプレゼントしたい一本です。

シャトー・ド・ラ・マルトロワ ブルゴーニュ・アリゴテ 2021

フランス ブルゴーニュ産のアリゴテを使った白ワイン。ブルゴーニュの白ワインと言えばシャルドネを思い浮かべる方が多いですが、侮ることなかれ。昔は酸っぱいという印象を持たれていましたが、昨今の温暖化の影響や栽培技術の向上により、品質の高さに注目が集まる品種です。
こちらは、レモンクリームのような香りとフレッシュな酸味があり、複雑味と力強さを感じる一本。ワイン通もおっと目を引くセレクションになるかと思います。

トカイ オレムス レイト・ハーヴェスト 2021

ハンガリー産の甘く飲みやすい貴腐ワインです。貴腐ブドウをたっぷり使った贅沢なデザートワインで、甘美な風味とシルキーでピュアなブドウの甘味が口中に広がります。
普段からお酒は甘めが好きという方にうってつけです。

【予算10,000円】誕生日プレゼントにおすすめのワイン3選

最後に、10,000円台の誕生日プレゼントにおすすめのワイン3本を紹介します。

シャトー・ル・プリューレ 2012

フランス ボルドー産の赤ワインで、品種はメルロ。ビオロジックやビオディナミといった環境に負荷をかけない農法でブドウ栽培されており、ナチュラル志向のある方にもおすすめです。
ブラックベリーやカシスなどの果実味と、しっかりとしたタンニンやスパイシーなニュアンスを感じられる芳醇な仕上がりで、ソースのかかった赤身のお肉料理に合わせたくなるワインです。

ジャン・シャルトロン サントネー・ブラン レ・ピエール・セッシュ 2020

フランス ブルゴーニュ産のシャルドネを使った白ワインです。洋梨や柑橘系のフルーツの香りに加え、白いお花や火打石のニュアンスがあります。口に含むとフレッシュな酸味と余韻に塩味も感じます。適度なボリューム感もあり、非常に上品な仕上がりのワインです。
前菜や魚介類は勿論のこと、白身のお肉や和食との相性もよいので、食事と合わせやすい一本です。

アンリオ ブラン・ド・ブラン NV（化粧箱入り）

王道、シャンパーニュです。グラン・クリュとプルミエ・クリュのブドウを2/3以上使用し、リザーヴ比率は約40％、瓶熟4年以上と非常に贅沢な造りです。
非常にきめ細やかな泡立ちで、口当たりもなめらか。白い花やレモン、ペストリーやフレッシュバターなどの複雑なアロマが立ち上がり、優美で気品溢れる風味です。食前・食中・食後のどのタイミングでも合わせられますし、食事も幅広く受け止める寛大さがあります。
化粧箱付きなので、プレゼントにまさにぴったりな一本です。

誕生日プレゼントのワインに差をつけるポイント

プレゼントするワインが決まったら、最後の一押し。ちょっとした工夫で、相手が更に喜び、笑顔が倍増するはず！ぜひ取り入れてみて下さい。

花を添える

特に女性へのプレゼントの場合、一輪でもいいので、お花を添えてみて下さい。
もちろん、その方が好きな種類や色合いのお花でもいいのですが、少し趣向を変えて、プレゼントするワインの香りがするお花なんていうのも小粋です。スミレ、バラ、ライラック、スイカズラ、ジャスミン、カモミール、ラベンダーといったお花の香りでワインを表現することが多々ありますので、ぜひプレゼントするワインの香りをリサーチしてみて下さい。ワインを飲む時に実際にお花の香りと比較してみるという楽しみが増えるはずです！

グラスを一緒に贈る

プレゼントしたワインを一緒に楽しむ予定があれば、グラスを一緒にプレゼントしてみてはどうでしょうか？プレゼントするワインに合ったグラスを使えば、ワインの香りや味わいをより楽しむことができます。
ワイングラスの世界も奥深く、ワインの種類やブドウの品種によってさまざまな形状のものが販売されていますので、ご自身がプレゼントするワインに合うものを選んで下さい。

おつまみを添える

折角の機会なので、ワインに合う簡単な食べ物と一緒にマリアージュを楽しんでもらいたいですよね。チーズやナッツ、生ハムは色んなワインと相性がいいですし、甘いものがお好きな方であれば、チーズ系のお菓子やチョコレートも相性がいいので、検討してみて下さい。

ギフト包装する

プレゼント感を出すには、ギフト包装したいですね。包装紙を開ける瞬間というのは、何歳になってもワクワクするものです。可能であれば、お相手の雰囲気にあった包装紙やリボンを選んで下さい。そして、一言メッセージが添えてあると心がこもったプレゼント感が増すかと思います。ぜひ少し時間を取って、手書きで簡単に素直な気持ちを伝えて下さい！

まとめ

大切な誰かの誕生日にワインをプレゼントする際のヒントになりましたか？
ワイン選びは難しいと思われるかもしれませんが、相手が喜ぶものを考えていくと、自ずと答えが出てくるのではないかと思います。そして何よりも、この相手を思う時間こそが最高のプレゼントなのかもしれません…
ぜひ、想いのこもったワインでお誕生日をお祝いしてみて下さい！

ザ・セラーのサイトには、今回紹介したワイン以外にもたくさん、誕生日のプレゼントにふさわしい商品を取り揃えています。店舗には知識と経験を積んだスタッフが常駐していますので、お越しの際はぜひスタッフの意見も聞きつつ、選んでみて下さい。

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